KEF MODEL303 SERIESⅡをゲット

KEF303 series ii
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ヤフオクで専用スタンド付きを7620円でゲット。
送料が2個口になって 2948円は少し痛かった。
ま、でも定価の1割未満だからいいか。
KEF とは
KEF はイギリスの老舗スピーカーメーカーです。
コンピュータで音響を解析して設計するというそれまでなかった技術をこの業界に導入しました。
大学時代、知人がここの 105/2 というスピーカーを所有しており、その整った再生音に感心したものです。
105/2 は大きすぎて(高すぎて)買えませんでしたが。

KEF 105/2
KEF MODEL303 SERIESⅡとは
この 303 SERIESⅡは初代 303 の二代目として登場。
1982年ごろでした。当時、ペアで 124000円と KEF の中では安い分類に入るモデル。
20cmのウーファーと3.3cmのトゥイーターからなる、シンプルな構成の密閉型の2ウェイスピーカーです。
キャビネットはパーティクルボード。天板はプラスチックみたい。
前後左右の面はぐるりとネット状のクロスで巻いてあります。塗装の手間をはぶいたのでしょうか。
ぱっと見、どちらが前面なのかわかりません。
持ってみると軽!
8.1kg しかありません(容積で1/5 しかない Highland Audio Aingel 3201 が7.5kg)。
KEF MODEL303 SERIESⅡを試聴
聴いてみると左右への音場の広がりが・・・すごい。
なかなかいい。とにかく自然で、余裕もある。
レンジはそこそこなんでしょうが、とくに不足は感じません。
ウェルバランスというやつ。
低音は下の方からズズンと来る。密閉型の出方にしてはあまり締まりを感じませんが、バスレフ好きの私はこちらのほうがいいです。
鮮烈さはなく、イギリスを感じさせる落ち着きと深みがあります。
いい音が鳴っているというのではなく、まさに音楽が鳴っているという感じ。
オーディオファンより音楽ファンにお勧めです。
能率はちょっと低いです。磁気回路がそれほど強力なものがなかった時代のものですし、帯域を広げるためにネットワークでの損失が大きいのでしょうか。
KEF MODEL303 SERIESⅡの特徴
このモデルの前身の 303 は発売当時から値段の割に評論家の評価がなぜか高かったのです。
値段の安い製品はあまりメーカーから”お金”が出ていないので、提灯記事は少ないはずですが、このモデルはほとんど悪口が書かれていなかったのを覚えています。
初代の評価⇒ KEF MODEL303 評論家の寸評
二代目のこのモデルも先代譲りのとにかくクセのない音。
今の技術ならもっと小さくてこういう音のスピーカーが作れると思いますが、たぶん売れないでしょうね。
若い人には受けそうにないから。
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