遠隔画像診断の起業の心得その2
「勤務医根性を捨てろ」とお話しました。
「何時間勤務したから報酬はこれくらい欲しい」という貧乏根性のことです。
灘校の同級生で、現在ある女子大の管理栄養士の養成講座を担当している江口くんは、学生の就職相談で、
「メインの仕事はお金で決めてはダメ。金額で決めていいのは副職だけ」と教えているそうです。
さすがによくわかっていますね。
「金持ち父さん貧乏父さん」の1冊目でも「無報酬で働く」ことの意義が書かれています。
もし副業でお金を稼げれば、主たる職業では無報酬でもいいのです。
そうやってスキルが学べるのですから。
現在成功している多くの起業家は、最初は有名な師匠のところに「タダでもいいから働かせてくれ」と言って押しかけています。
押しかけられたほうも、熱意があるのでついつい教えすぎてしまいます。^^;
未来のために主たる仕事は選択すべきで、多少報酬が安くても金額のことは無関心でいたほうがいいです。
授業料払わずに教えてもらえるわけですから。
その代わりその逆境(?)をバネに猛勉強するのです。
処方:「金持ち父さん貧乏父さん」を読んで意識を改革し、中谷彰宏のサービスに関する著作を読んで勉強しましょう。
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金持ち父さん貧乏父さん ロバート キヨサキ シャロン・レクター(公認会計士) 白根 美保子 筑摩書房 2000-11-09 |
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