遠隔画像診断の起業の心得その1
ネタばれしてしまうのでテラークのメンバー以外にはあまりお教えしたくありませんが、遠隔画像診断の起業の心得として1つ挙げると、「勤務医根性を捨てろ」ということがあります。
具体的に言うと、「何時間勤務したから報酬はこれくらいもらって当然」というジョーシキを捨てろということです。
え、おかしいですか?
実はこれをこう変えなくてはいけません。
「クライアントにこれくらい目に見える貢献をしたからこれだけ頂きます」
つまり実績主義、成功報酬です。
相手にこれだけ利益をもたらしたので、その利益の中の一部分をいただきます、という考えです。
つまりこちらは努力したけれどなんの効果もなければ報酬は当然ゼロです。
「目に見える」というところも重要で、定量できる効果でなければ見返りを期待しないことです。
このあたりは「金持ち父さん貧乏父さん」の1冊目で書かれている大事なテーマですが、みなさん結構理解しないまま読み飛ばしています。
処方:「金持ち父さん貧乏父さん」、「金持ち父さん貧乏父さんのキャッシュフロー・クワドラントを読みましょう。
ほかの「金持ち父さん貧乏父さん」のシリーズは読む必要はありません。
金持ち父さん貧乏父さん ロバート キヨサキ シャロン・レクター(公認会計士) 白根 美保子 筑摩書房 2000-11-09 |
金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント ロバート キヨサキ 白根 美保子 筑摩書房 2001-06-27 |
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