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[FX]時間帯理論 欧州時間の逆張りタイム

公開日: : マネー

前回の記事「東大院生が考えたスマートフォンFX / 田畑 昇人 」で紹介した時間帯理論ですが、東京時間については逆が部分的に成り立つというサンザンな結果でした。

今度は欧州(ロンドン)時間の逆張りタイムの検証です。

冬時間と夏時間の違いをみてみたいと思ったので、検証期間を分けてみました。夏時間は 2014/3/9-2014/11/2 、冬時間は 2014/11/2-2015/3/8 です。

冬時間 夏時間
EURUSD 1821 -848
USDJPY 228 -124
EURJPY 2528 303
AUDUSD -1588 -386
AUDJPY 445 294
CADJPY 2839 -1119
CHFJPY 568 -184
EURAUD 770 678
EURGPB 39 -599
GBPJPY 2476 106
NZDJPY 2623 720
NZDUSD -2355 1638
USDCAD -1588 157
USDCHF -175 -1435
GBPUSD -1303 -1750

ロンドン時間(毎日17-22時・・・冬時間の場合)のうち、21-22時は 17-21時と逆のトレンドにしかけた結果が上の表です。

EURJPY、AUDJPY、EURAUD、GPBJPY、NZDJPY などが夏時間、冬時間の両者で利益が出ています欧州、豪州、日本のペアですね。

この時間帯はアメリカの鬼どもはベッドの中なので当然な結果でしょうか。

ドルストレートの通貨には全く適用できないことに注意すれば、ロンドン時間においては時間帯理論は一応成立しそうです。

つづけて他も検証しましょう。

プログラムソース

//
// yasciiDaily03a.mq4 1時間足で動作 ロンドン市場の逆張り

//マジックナンバーの定義
#define MAGIC  44605        

//パラメーターの設定//
extern double Lots = 1.0;     //取引ロット数
extern int Slip = 10;         //許容スリッページ数
extern string Comments =  "yasciiDaily03a"; //コメント

//---- input parameters

//変数の設定//
int Ticket_L = 0; //買い注文の結果をキャッチする変数
int Ticket_S = 0; //売り注文の結果をキャッチする変数
int Exit_L = 0;   //買いポジションの決済注文の結果をキャッチする変数
int Exit_S = 0;   //売りポジションの決済注文の結果をキャッチする変数

int OS1 ;
int OS2 ;
double   OOPL;
double   OOPS;

extern int intime = 3 ;
int outtime ;

int start()
  {

   if (Volume[0]>1 || IsTradeAllowed() == false) return(0) ;

   //買いポジションのエグジット
   OS1 = OrderSelect(Ticket_L, SELECT_BY_TICKET);  
   OOPL = OrderOpenPrice();
   if(  Hour() == 15    
       && ( Ticket_L != 0 && Ticket_L != -1 ))
    {     
      Exit_L = OrderClose(Ticket_L,Lots,Bid,Slip,Blue);
      if( Exit_L ==1 ) {Ticket_L = 0;}
    }    

   //売りポジションのエグジット

   OS2 = OrderSelect(Ticket_S, SELECT_BY_TICKET); 
   OOPS = OrderOpenPrice();
   if(   Hour() == 15  
       && ( Ticket_S != 0 && Ticket_S != -1 ))
    {     
      Exit_S = OrderClose(Ticket_S,Lots,Ask,Slip,Red);
      if( Exit_S ==1 ) {Ticket_S = 0;} 
    }   

   //買いエントリー
   if(  Hour() == 14 && iMA(NULL, 60, 4, 0, 0, PRICE_CLOSE, 1) > Close[1]
       && ( Ticket_L == 0 || Ticket_L == -1 ) 
       && ( Ticket_S == 0 || Ticket_S == -1 ))
    {  
      Ticket_L = OrderSend(Symbol(),OP_BUY,Lots,Ask,Slip,0,0,Comments,MAGIC,0,Blue); 
    }

   //売りエントリー
    if(  Hour() == 14 && iMA(NULL, 60, 4, 0, 0, PRICE_CLOSE, 1) < Close[1]
       && ( Ticket_S == 0 || Ticket_S == -1 )
       && ( Ticket_L == 0 || Ticket_L == -1 ))
    {   
      Ticket_S = OrderSend(Symbol(),OP_SELL,Lots,Bid,Slip,0,0,Comments,MAGIC,0,Red); 
    } 

   return(0);
  }

###

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