サムソンの凋落
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最近サムソンの不調が伝えられていますね。
一時期はバカな評論家たちがサムソンを讚美する本をたくさん書いておりました(ブックオフでよく見かけます)。
でもサムソンは結局アメリカ企業のマネをして組み立ての効率化を図っただけのことでしたので、現在の凋落はそれが現在裏目に出ているものと思われます。
- 政府がウォン安政策をとってくれた
- 財閥が強いので、従業員の切り捨て(40歳になるまでに解雇)が可能で、人件費を抑えられた
- R&D せずにその費用をうかせて販売コストに回せた
などが好調の要因だったと思いますが、
- 製品の改善はできても、工作機械は日本から買っているのでその工作機械の能力上限が改善の上限になってしまう
- 同じ手は韓国以外のどこの国でも使える・・・とくに中国などが同じことをやってきたので、コスト競争に勝てなくなってきた
- スマートフォンの普及率がそろそろ飽和に近づいた
- 政府がアホになったので、ウォン安対策がとれなくなった
- アホな政府が舞い上がって(それとも忘れていたのかも)、日韓スワップ協定を廃止した
という状況になり・・・いやー、これだけの逆風にはさすがに耐えきれないと思われます。
かつてのサムソン礼讚本の著者たちに 「こうなる予想はつかなかったのですか?」 と訊いてみたいです。
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