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街道をゆく〈4〉洛北諸道ほか / 司馬 遼太郎 (2)

公開日: : 読書

街道をゆく〈4〉洛北諸道ほか (1978年) 街道をゆく〈4〉洛北諸道ほか (1978年)
司馬 遼太郎
朝日新聞社 1978-11
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★★★☆☆

前回の記事「街道をゆく〈4〉洛北諸道ほか / 司馬 遼太郎」の続きです。

洛北街道で上皇という制度について触れています。

天皇は数多の規制によって縛られており、御所の外に出ることもままならなかったわけで、中世以降では歴代の天皇はみな上皇になりたがったと記されています。

上皇になればなんでも好きなことができたわけですしね。

どこか他の本でも同様のことが書かれていましたが、司馬さんはさらに、日本では鳥羽上皇が悪の代表のように言われているが、せいぜい保元の乱を起こした程度で、世界の「悪王」の基準からいくと非常に可憐なものだと言われています。

保元の乱で死んだのは主に武士で、ほかには少数の貴族くらい。

数百人規模であり、確かに数万人、数十万人、数百万人殺した他国の例からすると可愛いものです。

非戦闘員は殺さないのが日本の戦では通例ですし、飢饉などのときは戦争はほとんど起きませんしね(よその国では飢饉などで流民が発生し王朝に対して反乱を起こし、何万人も死ぬ戦が何度も起こる)。

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