*

街道をゆく〈4〉洛北諸道ほか / 司馬 遼太郎 (2)

公開日: : 読書

街道をゆく〈4〉洛北諸道ほか (1978年) 街道をゆく〈4〉洛北諸道ほか (1978年)
司馬 遼太郎
朝日新聞社 1978-11
売り上げランキング : 1059989
Amazonで詳しく見る by G-Tools

★★★☆☆

前回の記事「街道をゆく〈4〉洛北諸道ほか / 司馬 遼太郎」の続きです。

洛北街道で上皇という制度について触れています。

天皇は数多の規制によって縛られており、御所の外に出ることもままならなかったわけで、中世以降では歴代の天皇はみな上皇になりたがったと記されています。

上皇になればなんでも好きなことができたわけですしね。

どこか他の本でも同様のことが書かれていましたが、司馬さんはさらに、日本では鳥羽上皇が悪の代表のように言われているが、せいぜい保元の乱を起こした程度で、世界の「悪王」の基準からいくと非常に可憐なものだと言われています。

保元の乱で死んだのは主に武士で、ほかには少数の貴族くらい。

数百人規模であり、確かに数万人、数十万人、数百万人殺した他国の例からすると可愛いものです。

非戦闘員は殺さないのが日本の戦では通例ですし、飢饉などのときは戦争はほとんど起きませんしね(よその国では飢饉などで流民が発生し王朝に対して反乱を起こし、何万人も死ぬ戦が何度も起こる)。

###

関連記事

忍びの滋賀: いつも京都の日陰で / 姫野カオルコ

★★★☆☆ 滋賀県出身の小説家姫野カオルコさん(現在は東京在住)の滋賀県自虐ネタ。

記事を読む

FXシステムトレード 年率200%儲ける投資術 / 池田 悟

FXシステムトレード 年率200%儲ける投資術 池田 悟 日本実業出版社 2

記事を読む

コワ~い不動産の話 / 宝島社編集部

コワ~い不動産の話 (宝島SUGOI文庫 A た 5-1) 宝島社編集部 宝

記事を読む

悪の三国志―スターリン・毛沢東・金日成 / 茅沢 勤

悪の三国志―スターリン・毛沢東・金日成 (講談社プラスアルファ新書) 茅沢 勤

記事を読む

国防音痴が、国を滅ぼす / 豊田有恒

★★★☆☆ SF作家の豊田有恒さん(宇宙戦艦ヤマトでおなじみ)の国防論。内容はしごくま

記事を読む

京都の不思議 / 黒田 正子

京都の不思議 (ランダムハウス講談社文庫)黒田 正子 ランダムハウス講談社 20

記事を読む

なぜあなたはいつもお金が足りないのか? / 小堺桂悦郎

★★★☆☆ 資金繰りコンサルタントとして有名な小堺桂悦郎さんのマネー本。 個人事業主

記事を読む

鉄の旋律 / 手塚治虫

鉄の旋律―The best 3 stories by Osamu Tezuka

記事を読む

超ジャズ入門 / 中山 康樹

超ジャズ入門 (集英社新書) 中山 康樹 集英社 2001-09 売り上げ

記事を読む

雑学科学読本 文房具のスゴい技術 (中経の文庫) / 涌井 良幸, 涌井 貞美

雑学科学読本 文房具のスゴい技術 (中経の文庫) 涌井 良幸 涌井 貞美 KAD

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

Gemini の思考モデルの違い(画像解釈編)

歌川広景の『江戸名所道戯尽 八 隅田堤の弥生』という版画をご紹介。

Google AI Pro で制限くらう

Google AI Pro という月額 2900円のコースに入っていま

幻の浮世絵師歌川広景

幕末の浮世絵界に突如現れ、わずか2年あまりで姿を消した謎の絵師 歌川広

明治時代の浮世絵

江戸時代の浮世絵は結構知られていますが、明治時代のものはあまり興味を持

久々にBOOK OFFに行ってみたら

本日は久々に BOOK OFF に行きました。 ここの店は最近の

→もっと見る

  • アクセスカウンター
PAGE TOP ↑