陰謀の日本中世史 / 呉座勇一

陰謀の日本中世史 (角川新書)
呉座 勇一
KADOKAWA (2018-03-09)
売り上げランキング: 26,070

★★★☆☆

ベストセラー『応仁の乱』の著者の書いた中世史。

今回は巷で陰謀と言われている事件を取り上げて解説しておられます。

それにしても従来の定説がずいぶん変わってきているのが面白い点です。

一般的な陰謀論の成り立ちのメカニズムも教えてくれます。

陰謀論の好きな人・・・「一番利益を得たヤツが陰謀の黒幕だ」という人がよくいますが、世の中の人はみんなそれぞれの願望を持っているわけで、結果が全部その人の努力のたまものであるわけはないですね。

「みんな願望を持っている⇒その中の一人がたまたま勝利する」だけなんだだと思います。

それを全部その人が仕組んだようなことを言うのは、単なる買いかぶりか世間を知らないかのどちらか(あるいはどちらも)でしょう。

宝くじは1等を当てたヤツの陰謀・・・じゃないですもんね。

###

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です