万年筆の世界 (1)
公開日:
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最終更新日:2021/09/25
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最近、有隣堂(ゆうりんどう)という書店の Youtubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」にはまっていたのですが、そこでは文房具の話もよく出てきます。
これを全部観てしまったためか、それから Youtube のおすすめに 文房具関係のチャンネルがよく出るようになり、その中の万年筆にほぼ特化した「元筆記具専門店スタッフえもちゃんねる」を観るようになりました。
そこでは多数の万年筆ネタが出てきます。
日本の万年筆の市場は年間 46億円ほどしかなく、非常にマイナーな業界となっています。そのうち 2/3 がギフト用途とかで、贈られた人は万年筆には興味もないのでそのまま死蔵されてしまうとか。
このままだと万年筆というアイテムがこの世から消えてしまうということを、うぷ主さんは非常に危惧されています。
絶滅危惧種リストのようなものも出されており、近々入手困難になりそうな万年筆を教えてくれます。
買っておかないと一生入手できない・・・「全てのものは限定品」なので、限定品だからという理由ではなるべくモノを買わないようにしている私ですが、やっぱり欲しくなりますね。
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私の家では 昔の万年筆で今残っているのは 15本くらいしかありませんが、久々にメンテしようと手にとって見ると、モンブランの1本は軸が折れており修理困難。
シェーファーの1本はインクコンバーターのゴムが硬化していて押すとパリッと割れました。
他の万年筆はなんとか使えそうだったので、洗浄しておきました。
意外だったのは 未使用のインクカートリッジでも中身のインクが蒸発してなくなっていたものがあったこと。
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ということで、アマゾンでシェーファー用のインクコンバーター(96700コンバーター)とボトルインク(94211 ブルーブラック 50ml )を注文。
シェーファーは復活し、別のモンブランのコンバーターにもシェーファー用インクをあてがってやるとこちらも無事に復活しました。
めでたし、めでたし。
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問題は本日から楽天スーパーセールが始まること。
早速、ラミーのサファリの限定色を1本買ってしまいました。コクーンのチタンボディも買っちゃった。
蒔絵の入門として有名なプラチナ万年筆の「美巧 近代蒔絵双龍」がかなり割引されて 9000円弱で売っていますね。定価13000円なのに。ああ、ポチりそう。
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あ、つい手がポチっと。
この手が、この手が、勝手に~
買ってしまいましたとさ。
双龍柄は他でも安売りしているのでおそらく製造中止。
しかも「黒の中字」は1つのショップしか売ってなかった(細字は結構どこでも売っていた)んだもの。
楽天スーパーセールのおかげで定価のほぼ半額で買えました。
店頭ではこうはいかない・・・
しかし、蒔絵モノにはまると 地獄を見そうなので、自重します。
お好きな方は自重などされずに万年筆業界をどしどしバックアップしてくださいっ。
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