マルチスピーカーの意義
公開日:
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最終更新日:2023/12/27
オーディオ
ここでのマルチスピーカーというのは、2ウェイとか3ウェイ、4ウェイとかのスピーカーシステムのことで、音域をいくつかに分けてそれぞれ別々にスピーカーを割り当てたものです。
どんだけ~(どれだけの数の)スピーカーがついていないといけないのでしょうか。
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オーディオマニアは4ウェイとかを所有して鳴らしていることが多いです。
これが絶対と信じていて、アンプ(これも複数)を替えたり帯域を調整したりしてそれはそれは大変そうです。
でも医学的には人間の耳は可聴帯域の音をおよそ 20000段階に分けている(20000個のコルチ器がある)ので、4ウェイでは全然足りないんですね。
20000ウェイをやっているのなら、「ああすごいマニアでいらっしゃいますね」と称賛してあげてもいいのですが・・・
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最近の若い人はヘッドフォンで音楽で聴くのがスタンダードとなっているので、スピーカーは1つ(左右1組)が当たり前です。
複数の口径の異なるスピーカーが必要なんて思っている人はほとんどいないのでは。
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最近私はフルレンジ(1ウェイ)のスピーカーばかり作って聴いていますが、これで十分な音が出ているよなあと感じています。クソ耳だからかも。
最近のスピーカーは磁石が強力になったのと振動板が軽くなったので、昔のものとは再生帯域が全然違います。
昨日もうちの城にお客様が来られたので、フルレンジのスピーカーを3組ほどお聴かせしました。
高齢の方ばかりでしたからか、かなり驚いておられました。
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