【FX】Fintokei のビジネスモデルについての愚考
公開日:
:
マネー
前日の記事「【FX】Fintokei チャレンジ開始」でも書きましたが、Fintokei の仕組みは結構面白いです。
あくまで私の推測ですが、
-
- トレーダー
- Fintokei 日本支社
- Fintokei 本社あるいは関連の運用会社
- FX 業者(Axiory)
の関係は、
- 2 は 建前上は 「FX の教育を行う会社」
- 2 は 1 にオンラインの教育プログラムを提供してまっとうなトレ-ドを学んでもらう
- 2 は 4 に 1 を紹介してデモトレードを行ってもらい、4 はコピートレード情報を 3 に流す
- 3 はコピートレード情報から実際のトレードを行って利益をだす
- 3 から利益の一部が 1、2、4 に配られる
となっていると思われます。
- 4 がデモトレード環境しか提供していない
- 1 に支払われる金額の名目はコンサル料、情報提供料など
- 1 は参加するのに個人情報確認書類の提示を求められない
などがその根拠です。
この推測が正しいのなら、Fintokei 日本支社は単なる教育機関なので、ややこしい国のややこしい政府(つまり日本)からの干渉を避けられます。
FX 業者も単にデモトレードだけの提供なので、日本政府(金融庁)からイチャモンをつけられることもありません。
トレーダーは得られた利益の名目がどうであれ(リアルトレードと同じく)、どうせ雑収入扱い(法人なら事業収入)なので、払う税金は変わりません。
Win-Win の関係というか、Win-Win-Win の関係ですね。
こんな優れたビジネスモデル、考えた人は悪魔的に頭が良い。
で、Fintokei は実際どれくらい儲かっているのでしょうか?
*
オレはファームから大金を預かって運用しているスゴ腕なんだと錯覚しているトレーダーも多くいるかもしれませんが、どこのだれかもわからない赤の他人にそんな大金を預けるわけがないでしょう。
所詮リアルトレードではないので、気軽に参加して気軽に運用すればいいというわけです。
大金を預かって運用するトレーダーではなく、コピートレードの発信者と同じようなものです。
日本の証券会社などでコピートレードを発信している人よりも数倍~数百倍儲かるような気がします。
Fintokei を利用するためのココロの障壁がずいぶん下がるのではないでしょうか。
関連会社
###
関連記事
-
-
お金持ちのふるさと納税
お金持ちでふるさと納税をしていない人はまずいないと思いますが、成金さんはひょっとして? 成金さ
-
-
【FX】2023年10月前半決算
FX の記事です。 以前の記事「2023年9月決算」で、2023年9月の 1ヶ月分の決算を出し
-
-
高配当ETF 利回りランキング 2020-11-24 版
本日たまたま見つけたサイト(↓)に載っていた表です。 >高分配金ETF(海外):
-
-
HiLo-Activator-Profi という MT4用インジケーター:色の変更
HiLo-Activator-Profi という MT4用インジケーターがあります。 ここから
-
-
FX 現在稼働中のオリジナルシステム
現在 Windows VPS 上で稼働中の自作システムは3種類。 簡単にまとめてみます。
-
-
[FX] EMA5-10-34_Signal というインジケーター
連休ですが、コロナのため外出自主規制を守っています。 しばらくお休みしていた FX ですが、暇
-
-
【FX】Yetti という EA
またまた FX の話です。 Yetti(イエティ)という自動売買プログラムがあります。
-
-
【FX】朝スキャ(3)
朝スキャの実験 以前の記事「朝スキャ(2)」で書いたように、開いたばかりの TitanFX のリア
-
-
95歳まで生きるには夫婦で約2千万円の金融資産の取り崩しが必要になる?
3日前に金融庁が出したレポート『金融審議会 「市場ワーキング・グループ」報告書 』で、現状の高齢者が