[FX] Tokyo Box(ロンドン・コーリング)プログラムにトレーリングストップをつける(2)
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最終更新日:2024/10/16
マネー
以前の記事「Tokyo Box(ロンドン・コーリング)プログラムにトレーリングストップをつける」の続きです。
Tokyo Box とは 「ロンドン ブレイクアウト」とか「ロンドン コーリング」などとも呼ばれ、比較的有名な戦略です。
東京時間(日本時間で夏は 9:00-15:00、冬は 10:00-16:00)内は大きなトレンドは発生することは少なく、狭い値幅を取りがちです。
東京時間が終わってロンドン時間になると、そのボックスの上限あるいは下限をブレイクする動きが生じて(生じさせられて)人為的なトレンド相場になるのでそれを利用しようという方法がこれです。
以下のチャートを見てください。
Tokyo Box(赤枠の部分)を上にブレイクして、ロンドン時間は上昇トレンドとなっていますね。
青の点線がこのプログラムが買いポジションを持ったことを示しています(利確がほんの少し早いことを除くと、うまく動いていますね)。
*
以前のプログラムでも 通常の Tokyo Box 法とは異なるワタシ独自の戦略(追撃設定)を追加しています。
以前のプログラムに比べて今回は以下の2点を変更。
- トレーリングストップの方法にはいろいろありますので、そこをちょこっと変えてみました。
- Tokyo Box の上限と下限そのものではなく、マージンを設定して上限の少し上、下限の少し下をブレイクしたときをエントリトリガーにしました。
バックテスト EURJPY 5分足 2024/09/08 – 2024/10/08 0.1ロット固定
利益 423.30$、最大ドローダウン 81.01$、プロフィットファクター 4.63、12勝5敗(勝率70.59%)と良好。
通貨ペアは USDJPY、AUDJPY、GBPJPY などのクロス円が成績がいいようです。
この方法は日本人の手堅いトレード姿勢(そのために東京時間は値動きが少ない)を利用しているとも言えますので、日本人が扱っているクロス円で戦略が効きやすいのは、ある意味当然ですね。
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[FX] Tokyo Box(ロンドン・コーリング)プログラムにトレーリングストップをつける(3)
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