肺動脈内のガス

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よく見ますよね? 肺動脈内のガス。
ガスと言っても空気でしょうが(時間が経つと窒素の割合が増えるわけで)。
たいていは造影剤静注後の像で、エア抜きが不良の時におきます。 ま、自然になくなる・・・というか見えなくなる。
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で、なにが言いたいかというと、これを見て
「たいしたことがない」
と即断していいか、という話です。
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実際問題、たいていは問題ないことがほとんどなのですが、
「ここにこれだけしか溜まっていないから注入されたのはごく少量」
と考える楽天的なことでいいか。
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ここに見えるこの分しか注入されなかった というのは実は正しくないですね。
容量的にはここにはこれだけしか溜まれないわけです。
これより多くなれば末梢に流れていくので、いつもこれだけしか溜まっていないように見えるわけです。
もっと大量に注入されたのだが、大部分のガスは肺野レベルの肺動脈に流れてしまったのではないかと考えて、Window/Level を変えて肺野の肺動脈の内腔を見るようにすべきじゃないかなあ、といつも思うわけです。
ま、ほとんど吸収されているか画質のせいで見えないのか、末梢の肺動脈内にはほとんど見えないのが常なんですが。
こういう態度は悲観的すぎるでしょうか。
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この前、同僚の医師にどう思っているか訊いてみようと思って話しかけましたが、肺動脈を大動脈と言い間違えたため、話がそれてしまって途中で訊くのをやめました。^^;
そのときは彼は Window/Level を変えていたので「たぶん考えているなあ」と思ったのもそれ以上訊くのをやめた一因ですが。
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