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ハッカー/13の事件

ハッカー/13の事件 (扶桑社ミステリー) ハッカー/13の事件 (扶桑社ミステリー)

ジャック ダン

扶桑社 2000-11

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★★☆☆☆

ジャック ダン 編による 13のSF。2000年なんでだいぶ古いです。

収録作品

  1. ギブスン「クローム襲撃」
  2. マドックス「夜のスピリット」
  3. イーガン「血をわけた姉妹」
  4. キャディガン「ロック・オン」
  5. シルヴァーバーグ「免罪師の物語」
  6. ジャブロコフ「死ぬ権利」
  7. スワンウィック&ギブスン「ドッグファイト」
  8. スターリング「われらが神経チェルノブイリ」
  9. キャンダス・ジェイン・ドーシイ「マシンセックス[序論]」
  10. ダニエル・マーカス「マイクルとの対話」
  11. マコーリイ「遺伝子戦争」
  12. スティーヴンスン「スピュ-」
  13. ベア「タンジェント」

寸評

ハッカーの出てくるものもあれば全く無関係のものもあります。

「クローム襲撃」は懐かしいだけ。

「血をわけた姉妹」は一卵性双生児に起きる病気と医学界&製薬業界における陰謀の物語。

「免罪師の物語」はさすがシルヴァーバーグと思いました。

「死ぬ権利」はアルジャーノン的なモチーフの秀作。ラストがいいですねえ。

「ドッグファイト」は対戦ゲームの話でどこがいいのかよくわからん。

そのほかは読んでも特に心に響かない。

サイバーパンクももう今の時代では目新しくもなんともないねぇ。

私はもう訣別することにします。

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空想法律読本 / 盛田 栄一 森田貴英、片岡朋行

空想法律読本 (メディアファクトリー新書) 空想法律読本 (メディアファクトリー新書)

盛田 栄一 森田貴英、片岡朋行(法律監修)

メディアファクトリー 2011-02-28

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★★☆☆☆

ブックオフで 105円でした。

人気のある「空想○○読本」シリーズの法律編。この法律編でさえ、続編と続々編がでているとか。

初代ウルトラマンがジャミラ(元・人間)をウルトラ水流で殺した「ジャミラ放水殺人事件」やなぜか仮面ライダーのほうがやばい「エイトマンスピード違反事件」などの架空の事件の争点やその法廷風景を空想で描いています。

まあ、暇つぶしにはいいかと思いますが、まじめな人は本を破ってしまいそうになるのでおススメできません。

しかし、p177-181 の仮面ライダーのあの頭はヘルメットなのかどうか、という問題と、p206 のウルトラマンの恥ずかしい自己弁護は最高に面白い。

立ち読みするならここだけね。

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改体者 / 豊田有恒

改体者 (1978年) (角川文庫) 改体者 (1978年) (角川文庫)

豊田 有恒

角川書店 1978-05

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1978年発売の角川文庫。いかにも時代を感じさせる表紙ですね。

場末の古本屋で購入。30円。

豊田有恒の処女作「絶滅者」(改題前は「火星で最後の・・・」)を含んだ宇宙SFモノ。

豊田有恒氏は虫プロに勤めながらSF作家としてデビュー後、歴史SF、ジュブナイルSF、朝鮮史、原発問題など多岐に渡る著作を発表されています。

でも、私の最初の認識は宇宙SF(ハードSF)作家でした。

表題作「改体者」はSFマガジン 2001年6月号に収録。

収録作品

  1. 改体者
  2. 植民者
  3. 帰還者
  4. 殺人者
  5. 襲撃者
  6. 絶滅者

 
どれも時代をあまり感じさせない珠玉のできばえ。

豊田有恒関連記事

古代史を彩った人々 / 豊田有恒

雑学 古代史の謎―邪馬台国と建国神話

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つかのまの間奏曲(インターミッション)―ミルキーピア物語 / 東野 司

JA324_1 つかのまの間奏曲(インターミッション)―ミルキーピア物語 (ハヤカワ文庫JA)

東野 司

早川書房 1990-06

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昔読んだことのある「ミルキーピア物語」の番外編みたいな感じ。第4話になるのかな。

1990年発売。もっと昔かと思っていました。

ブックオフで 105円なんでつい買ってしまいました。

ほぼ25分で読んでしまいました。

いわゆるハチャメチャSF ですワ。

主人公の 片山秀人 はネット潜り(ニューロマンサーとか草薙素子の得意なヤツね)が特技のSE。

ミルキーピアであまり忙しいので海の見えるソフトハウスに転職。

みかん農家相手の気楽な職場だったが、みかん農家の美少女高校生すみかちゃんの弟がネットにもぐって意識不明に。

弟のヒロキ坊の意識を求めて、やりたくもないネット潜りをまたまたやるはめになってしまった。

で、潜った先はオズの魔法使いのような世界で・・・

というよくある話。

最後の呪文が半村良(イーデス・ハンソンからとった仮名)の「亜空間要塞の逆襲」をもじったところがマル。

まあ、確かに同じくらいばからしいかも。

普通の人は読んではいけない本ですが、ヒマでヒマで死にそうな人にはお勧め・・・か?

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ウルトラQ dark fantasy

ウルトラQ―dark fantasy (角川ホラー文庫) ウルトラQ―dark fantasy (角川ホラー文庫)
武井 彩 村井 さだゆき 相坂 きいろ 太田 愛 岩佐 まもる 梅津 裕一 上原 正三 長谷 敏司
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2004年発売。

「らくがき」、「ウニトローダの恩返し」、「楽園行き」、「送り火」の4作を収録。

これらの短編はテレビ東京系ほかで放映されていたドラマをノベライズ化したものです。

このドラマは 26話あり、2話ずつ収めた DVD が 13巻出ています。

フリーの女性カメラマン、雑誌記者、ヘンな大学教授が関わってきます。

この前 WOWOW で放映されていた ネオウルトラQ では女性フリーライター、心理カウンセラー、大学教授、バーのマスターだったので、少し共通点がありますね。

全然恐くないので、気軽に読めます。

ウルトラQ のラストはいつもモヤモヤ感があるのですが、これらの4編にも当然あります。

ワタシとしては 怪奇大作戦 も新作を作って欲しいと思います。

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【関連記事】

ネオ・ウルトラQ

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シュレディンガーの猫は元気か―サイエンス・コラム175 / 橋元 淳一郎

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橋元 淳一郎

早川書房 1994-05
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1994年発売。

「ネイチャー」や「サイエンス」の記事を元に著者がセレクトして解説したコラムを集めたもの。

もともと「SFマガジン」に連載されていたものです。

ネイチャーやサイセンスというと科学界に燦然と輝く週刊誌であって、権威はあるが、斬新な視点で採用するという茶目っ気も持ち合わせているところがおもしろい。

あ、「日経サイエンス」は全く別物ですからね。

宇宙や時間のところがおもしろいが、我々庶民の日常に関係するのは「人間」、「生物」のセクションでしょうか。

ミトコンドリア・イブの話で、「現存する地球人類の母親がアフリカにいた一人の女性である」という事実の解釈がおもしろかった。

「その母親の属する集団が他の集団をすべて滅ぼした」ということです、と。

ジャイ子の子孫なわけね、みなさん。

だから戦争が終わらないわけだ。

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笑劇―SFバカ本カタストロフィ集

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岬 兄悟

小学館 2006-12
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複数の日本人SF作家のアンソロジー。

全体に「お下品」で、「マイクロソフト」=「短小フニャチン」とのよく知られた隠語も堂々と。

バカらしくて読む気も薄れます。

井上雅彦の「フィク・ダイバー」が一番おもしろかったですね。

ツイン・ピークスの世界があっというまに「●松●●」の世界に変わるところが秀逸。

ん、あ、ムリして読まなくてもいいです。

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ショート・ショート劇場(1)

ショート・ショート劇場(1)

ショート・ショート劇場〈1〉―SFワールド傑作選 (1985年) (双葉文庫)
小説推理編集部
双葉社 1985-12
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 『SFワールド』という雑誌からの傑作選 (1985年刊行)。

 『SFワールド』というのは7号まで出版されましたが、その後出ず、現在は休刊(たぶん廃刊)のようです。

 ときどき古書店で見かけます。


 それらから採った秀作短編集の1冊目がこれ。5巻以上出たようです。

 結構面白いのですが、調子が出てきたと思ったら終わってしまって、しかもオチが今ひとつだったりするのもあり、欲求不満がたまりそうです。

 第2巻以降を読むべきか無視するべきか・・・

 

収録作品

  1. あなたとコンタクト(高井信)
  2. ビバ・キャンサー(嬉野泉)
  3. 大悲劇(横田順彌)
  4. 怒髪(神林長平)
  5. Follow me(大和真也)
  6. 不老不死を信じますか(高井信)
  7. フロレル星の花のこと(栗府二郎)
  8. 排斥(菊地秀行)
  9. 昼休みの因果律(梶尾真治)
  10. 異次元生物(横田順彌)
  11. 貫通のよろこび(火代みかさ)
  12. 帰郷(森下一仁)
  13. ここがユートピア(岬兄悟)
  14. 転げ落ちる(山田正紀)
  15. 暗い優しいあな(夢枕獏)
  16. Lost Love(大和真也)
  17. 喪服の似合うエキストラ(久美沙織)
  18. 夏のタッチで(菊地秀行)
  19. 思い出酒場(山田正紀)
  20. サーガちゃんの絵本(聖性)
  21. せつなくん(夢枕獏)
  22. 一九九九年のゲートボール(新戸雅章)
  23. 鈴木博士のケース(梶尾真治)
  24. 跳んでどこかに(森下一仁)
  25. とんでもない猿たち(神林長平)
  26. TOPEX(久美沙織)
  27. 冷たい夫婦(川村光洋)
  28. 夢文字(渡辺直人)
  29. 牛の日(火浦功)
  30. 死人茶屋(堀晃)
  31. 虹の種族(川又千秋)

 

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