*

イーサイトのシステムの利点(3)

公開日: : 最終更新日:2014/05/12 医療, 画像診断

続きです。

イーサイトヘルスケア遠隔画像診断システムの利点を紹介します。

前回と対象が変わります。

病診連携にきわめて威力を発揮する(CT、MRI をお持ちの開業医編)

診断機器をお持ちの開業医の場合、装置の稼働率を上げたいが、なかなか上がらないのではないでしょうか。

それは、自分の専門分野にしか使っておられないからではないでしょうか。

たとえばMRIをお持ちの整形外科開業医の場合、常連の患者が頭痛や腹痛を訴えたときに撮影しても読影ができなければ訴訟のネタを作るだけになってしまいます。

たとえばCTをお持ちの内科開業医の場合、頭痛や関節痛を訴える患者を撮像してもやはり十分な読影ができないので、「どこか大きな病院で診てもらって」と言いがちです。そうやって患者が大きな病院に行ってしまい、全部そちらで診てもらうということになり、結局患者をとられてしまうということになりがちです。

自分のところでひとまず画像診断をして、近所の他科の開業医ですむのであればそちらを紹介することで、そのようなことは起きません。

また、最近は臓器別専門の傾向が強いので、CT で大腸癌や小さな乳癌を見落としていたり、肺癌疑いの陰影の増大傾向を見落としたり・・・自分の専門臓器以外は意外と目が届かなくなっています。

イーサイトのシステムを入れれば、イーサイトの紹介する遠隔画像診断医と契約して レポートを作成してもらえばいいわけですから、CT や MRI が「自分の診断できる疾患にしか使えない」限定された装置から 万能の診断装置に進化することになります。

しかも、このシステムのコストは診断料を除けば月数万円くらいのものなんです。CT なら月に 5件くらい増やせば支払える額です。

それで患者満足度もぐんと上がります。

「あの先生、整形外科医なのに大腸癌見つけてくれた」

とかですね。

(続く・・・)

【関連記事】

イーサイトのシステムの利点(2)
イーサイトのシステムの利点(1)
イーサイトのクラウド型遠隔画像診断システム 利点(2)
イーサイトのクラウド型遠隔画像診断システム 利点(1)

イーサイトのシステムについてはこちら⇒遠隔読影の概要 – イーサイトヘルスケア株式会社

###

関連記事

脳脊髄液減少症のブラッドパッチ療法

* 日経新聞2011/12/2付に鴻知佳子という記者の「激しい頭痛…脳脊髄液減少症 適切な治療

記事を読む

読影所見の書き方

* 読影所見の書き方は人さまざまです。 箇条書きがいいのか、そうでないのがいいのか。最近は箇

記事を読む

脳・脊髄の連想画像診断−画像に見えないものを診る / 森 墾

脳・脊髄の連想画像診断−画像に見えないものを診る 森 墾 メジカルビュ

記事を読む

アンチエイジング・バトル最終決着 / 坪田一男

アンチエイジング・バトル 最終決着 (朝日新書) posted with am

記事を読む

ウィルスは菌ではありません

昨日出勤前に朝のワイドショーを観ていると、今話題の新型コロナウィルスの話。 Mアナウンサーが「

記事を読む

RadFan 2013年1月号

* 拙稿「遠隔画像診断サービス 成功の秘訣 」が載った Rad Fan 2013年1月号 が発

記事を読む

京都駅近く 貸し会議室 1時間3000円:18坪

* この前、ある会合で利用しましたが、京都駅近くの貸会議室で格安のところを見つけました。

記事を読む

医学書と医学雑誌の購入

医学書、医学雑誌ともに、最近なかなかリアル店舗に行く暇がないので、ネットで買うことが多くなってい

記事を読む

放射線科読影医の報酬

放射線科の仕事量は数十倍のオーダーで増えています 私が卒業した四半世紀前は MRI はまだ世になく

記事を読む

臨床画像 2021年12月増刊号 Vol.37 No.14 「これだけは見逃したくない重要救急病態の画像診断」

「臨床画像」という雑誌の 2021年12月増刊号です。 広告を除くと 100ページあり

記事を読む

【FX】Fintokei ステップ1終了

FX プロップファームの Fintokei(フィントケイ)のパール コ

DELL OptiPlex 3050 再セットアップ

このまえヤフオクで 3,097円(税込)+送料 1,606円 で落札し

HDMI EDIDエミュレーター パススルー ドングル

現在、4台の PC の HDMI端子から KVM切替機を通して 1台の

SWIMMIN’ / 村松健

村松健の CD アルバム「SWIMMIN'」です。 BOOK

M.2 NVMe to PCI-e 変換アダプタ 拡張カード

M.2 NVMe to PCI

→もっと見る

  • アクセスカウンター
PAGE TOP ↑