*

外耳道の長さ

公開日: : 医療

手元の CT 写真で測ると、外耳道の長さは約 3cm

耳介は外耳道の遠位部につく集音器です。

耳介がないと人間は真横からの音に対しては敏感ですが、あると前方からの音に対しても敏感になれます。

人間の視界が前方優位に変化する過程で聴力も前方優位性を獲得したのかもしれません。

音響学的にも外耳道との接合部での曲率の変化が急峻すぎるのでもう少し耳介が大きく立ち上がりも強いほうがいいのでしょうが、大きすぎる耳は生存に不利なことも多かったのでしょう(当たり判定が大きすぎ?)。

さて、話をもとに戻しますが、外耳道の長さは約 3cm。

断面積はほぼ一定なので、一端を閉塞させた共鳴管とも言えます

その共鳴周波数は約 2.8KHz

この帯域の周波数はよく聞こえるということです。

なにが言いたいかというと、若い女性の悲鳴もこのあたり(人種によらず 3KHz付近)なんです。

つまり女性の悲鳴が聞こえやすいように外耳道が進化したか、外耳道の長さに合わせた悲鳴を出すように進化した可能性があるわけです。

人類は若い女性の危機をうまく回避できたので、繁栄に有利だった可能性があるのですね。

私以外にこんなことを言っている人はいないかもしれませんが。^^

###

関連記事

神経内科へ来る人びと / 米山 公啓

神経内科へ来る人びと (ちくま文庫) 米山 公啓 by G-Tool

記事を読む

遠隔画像診断2.0

* とある本(「気づいた人はうまくいく!」;阪本啓一 著)を読んでいて、ビジネス2.0と1.0

記事を読む

腎嚢胞 腎悩呆?

極論なので笑って読んでくださーい。 *** うちの遠隔画像診断の顧客にはそんな方はおりません

記事を読む

胸部X線写真の話(2)

昨日の記事「胸部X線写真の話」の続きです。 内科医叩きをやっていると思われるのは嫌なので、主張

記事を読む

医局は必要か

* 医師の世界には「医局が必要か、それとも不要か」という議論は昔からありますが、単に医局が必要

記事を読む

放射能に侵されるは間違い

「放射能に侵される」と新聞などに書いてあるのを見かけますけど、放射線科医である私にはおかしく感じます

記事を読む

先入観なしで

ずいぶん昔のことを思い出しました。 私自身のことではありませんが、先輩がある病院に CT読影の

記事を読む

医局と系列病院と人間爆弾

* 病院の勤務医の話ですが、ちょっとした病院(大きな病院、公立病院など)であればどこかの大学医

記事を読む

勤務医の”常識”

だいぶ昔のことですが、知人の医師が大学から派遣されて一般病院に赴任したことがありました。暇を見つ

記事を読む

画像診断管理加算バブルの崩壊の影響(2) 地方の中核病院の場合

前回はこちら⇒ 画像診断管理加算バブルの崩壊の影響 * 前回は、 常勤医のマンパワー

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

三田市民病院の移転問題について

本日夕方 TV で三田市民病院の移転問題を扱っていました。 初耳

富嶽三十六景 沼津

こちらの作品ですが、「富嶽三十六景 沼津」とあります。葛飾北斎

【AI】ノイズレスリサーチ

ノイズレスリサーチという AI での検索方法があるというお話。

AI を助言者(メンター)にする

漠然と AI と話していると、一般的な表面的な話に陥りがちです。

室生春秋: 前田真三写真集

★★★☆☆ 出版社 ‏ : ‎ 講談社 発売日 ‏

→もっと見る

  • 2026年8月
     12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    31  
  • アクセスカウンター
PAGE TOP ↑