「常識」と「非常識な成功法則」
公開日:
:
マネー
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私は昭和34年生まれで、日本の高度成長時代を見て育ちました。
そうして、日本の最盛期(バブル!)も見ましたし、そこから現在に至る凋落状態も経験しています。
なにかに例えると、今は30度ほど傾いた状態かな。
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私の若い頃は日本という国全体が上向いていたので、周囲と同じことをしていれば国民も豊かになりました。
だが、今は周囲と同じことをしていれば確実に貧しくなっていきます。
日本の国全体が沈んでいるからです。
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たとえば、友人や近所の知人がマイホームを買ったからといってローンを組んで家を買う人がいます。
たいてい、ローンに縛られて自由が効かなくなります。これでは帝政ロシア時代の農奴と同じですね。
やがてリストラや減給にあい、マイホームを手放すことになるかもしれません。
まあ、「手放す」と言ってもローンを支払いきるまでは銀行の資産であって、あなたの「マイ」ホームではないわけです。
お金を生み出すわけではないので、少なくとも資産ではない。
「手放す」というか最初から手の中にはありません。
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たとえば、巨額の資金を投入して自営業を始める人がいます。
たいていは失敗します。
それはあなたのような人に資金をかけさせて起業させて、それで儲ける人(銀行を含む)がいるからです。
というか、お金をかけないで起業する方法はいっぱいあるのにそれを知らない/知ろうとしないからです。
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常識どおりに動いていてはこれからの世の中どんどん貧しくなっていきます。
じゃあ、どうすればいいのか。
「常識」の重みに押しつぶされない「自分の考え(方)」を持つこと。
知識ではなく、知らないことにも柔軟に対処できる思考法です。
自分で考えるためには考える材料となる「常識」と、「常識以外の知識」を知ることが必要。
「常識」と「非常識な成功法則」の両方が必要なんです。
そのためには本を読むのがてっとり早い。
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小説、マンガは除きますが、本というものには著者が一生かかって知り得た貴重なエッセンスが書いてあることが多いです。
あなたがこれから一生かかって得る体験、知識に匹敵するほど「重要」なものが、一冊一冊に書かれてあるのです。
これほど貴重なものはない。
- 本を読み、考える。
- 考えて、行動する(あるいはあえて行動しないという選択もある)。
- 行動すると決まれば目標を設定する。
- 目標すなわち、自分があるべき理想の状態を設定する。
- そして自分の現状を分析する。
- 両者のギャップ、つまり自分に足りないものを知る。
- ギャップを克服するための細かな作業(タスク)に分割する。
- タスクを順番どおり着々とかたづける。
それだけですね。
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目標がなければ人間は進化しない。怠惰なので。
目標があれば、計画を立てて実行するだけで、ほとんど達成できるものです。
万が一、達成できなくても、自分は以前より成長する(現状が改善される)ので、次の計画ははるかに楽になります。
それに、失敗と自分が認めない限り、それは失敗ではなく、成功直前にいるということです。
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とりとめもなく、ごちゃごちゃ書きましたが、周囲に流されるだけでは確実に落ちていく、ということを肝に銘じてください。
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