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毎月配当の高配当投信を使った投資戦略 「配当取り」

公開日: : 最終更新日:2026/06/09 マネー

毎月配当の投資信託であっても、配当原資が構成企業の配当に主によっている場合、配当金額が多い月と少ない月があるものです。
昨日、取り上げた投資信託のうちから例を提示すると、

  1. JPM アジア・オセアニア高配当株式ファンド国際株式型: 2,5,8,11月に配当が多い
  2. 北米高配当株ファンド(毎月決算型)国際株式型: 1,4,7,10月に配当が多い
  3. マニュライフ・新グローバル配当株F: 3,6,9,12月に配当が多い

です。

これらは購入手数料や信託財産留保額は無料ですので、毎月乗り換えていけばいいのでは
信託手数料は日割り計算ですから、1ヶ月ぎりぎり保有したとしても多くても 0.1%くらいでしょう。
すぐに乗り換えるわけだから半月も保有しませんので、0.1%切るでしょうね。

さっそく Gemini Pro に訊きました。

「配当金を最大化するために投資信託の乗り換えを検討しています。
 次の3つの投資信託を後ろに示した月の配当を受け取れるように乗り換えるとすれば、直近1年間ではどれくらいの配当金が得られたでしょうか。
 - JPM アジア・オセアニア高配当株式ファンド国際株式型: 2,5,8,11月
 - 北米高配当株ファンド(毎月決算型)国際株式型: 1,4,7,10月
 - マニュライフ・新グローバル配当株F: 3,6,9,12月」 

お答えは、

ご提示いただいた「毎月分配型」の3つの投資信託を、それぞれ指定された月ごとに乗り換えて分配金(配当金)だけを受け取っていく戦略(いわゆる配当取り)を直近1年間(2025年6月〜2026年5月)で実行したと仮定した場合、1万口当たりの合計受取額(税引前)は「9,235円」となります。

各ファンドの指定月における実際の分配金履歴(1万口当たり・税引前)は以下の通りです。

1. JPM アジア・オセアニア高配当株式ファンド(対象月:2,5,8,11月)

  • 2025年8月: 870円

  • 2025年11月: 1,820円

  • 2026年2月: 1,075円

  • 2026年5月: 840円

  • 小計: 4,605円

2. 北米高配当株ファンド(毎月決算型)(対象月:1,4,7,10月)

  • 2025年7月: 500円

  • 2025年10月: 500円

  • 2026年1月: 500円

  • 2026年4月: 500円

  • 小計: 2,000円

3. マニュライフ・新グローバル配当株F(毎月)(対象月:3,6,9,12月)

  • 2025年6月: 30円

  • 2025年9月: 700円

  • 2025年12月: 900円

  • 2026年3月: 1,000円

  • 小計: 2,630円

合計:9,235円(1万口当たり・税引前)

投資信託の乗り換え(配当取り)に関する注意点

理論上は毎月上記のような分配金を得られた計算になりますが、実際にこの手法(決算日直前に購入し、分配金を受け取ってすぐに売却・乗り換えること)を行う場合、以下の点に注意が必要です。

  1. 基準価額の下落(配当落ち)

    分配金が支払われると、その金額分だけファンドの純資産(基準価額)が確実に下がります。そのため、購入直後に「受け取った分配金」と同額以上の「元本の値下がり」が発生し、トータルで損をしてしまうケースが多々あります。

  2. 税金と手数料の発生

    利益が出た状態(または特別分配金ではない普通分配金)で受け取ると、その都度約20%の税金が引かれます。また、買付時の手数料(ノーロードでない場合)や、売却時の信託財産留保額がかかるファンドもあるため、頻繁な乗り換えはコスト負けしやすくなります。

  3. 約定日・受渡日のタイムラグ

    投資信託は株式と異なり、注文してから実際に約定(購入・売却が成立)するまで、および資金が受け渡されるまでに数日の日数がかかります。決算日にピンポイントで資金を回すスケジュール管理は非常に困難です。

とりあえず、1万口あたり 9000円以上の配当を受けられたことになります。
この1年の基準価額は3つとも 10000-12500 円くらいだったので、利回り 80%以上になるのではないでしょうか。

Gemini くん、もう少し精密に何月何日にスイッチングしてと・・・厳密なシミュレーションしてくれれば配当落ちの金額もわかるのですが。
ちなみに Claude くんを Opus 4.8 にして同じことを問うても同じような結果でした。気が利かないなぁ。

配当落ちからの約1ヶ月後に次に乗り換えるわけで、解約時の基準価額の下落は直前配当金の 2/3 程度に抑えられるのではないでしょうか。
というとこの戦略の実際のリターンは利回り 27%程度になるでしょうか。

まあ、この傾向や配当金額がこれからも続く保証はありませんが、面白いので実際にやってみましょうか。
注意点の1と2もこれだけ配当金が多ければ微々たる問題ですし、3の乗り換えのタイムラグも十分に余裕があります
税金は・・・おとなしく国に奉仕しましょう。

最大の問題は配当落ちからの回復が早いかでしょう。
これら3つの過去のシミュレーションを大雑把にやったところでは、回復はどれもかなり遅いです。
とくに配当後の 1か月はもたもたしてなかなか上昇しないです。
前述のように次の投資信託に乗り換えるまでには 1/3 も回復しないと考えたほうがいいでしょう。

ということは、配当落ち直後のもたもたを抜けてから買って 次のボーナス配当直前までの 3ヶ月近くのキャピタルゲインを取る戦略のほうがよさそうですね。

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