中国崩壊で日本はこうなる / 宮崎正弘、大竹愼一、加藤鉱
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読書
李白社
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★★★☆☆
2015年1月の本。
大竹氏は知らない人だが、ファンドマネージャーらしい。この人の意見は今ひとつ根拠がわからないところがある。
この人に限らずファンドマネージャーの経験ってあんまり普遍性がないと思います(結局のところ後付け、こじつけが多い)。
加藤鉱氏の著作も読んだことはないが、この本ではオブザーバー的存在。
内容は中国の歪んだ経済について一通り解説しており、なかなか読みやすい。
ちょっとおもしろいなと 思ったのは、習近平以外にも中国国民(貧しい者のほとんど)が毛沢東時代への回帰願望を持っているということ。貧富の差のある発展した状態よりみんなが等しく貧乏な状態のほうがいいと思っているそう。
でも大乱が起きて今度は自分がのし上がることも望んでいるという二律背反性を持っている人が多いとか。
平和的に「みんな貧乏な国」に戻ってくれるのが、周辺国の望みなのですけれど。
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