Dynavox LY401F 4インチフルレンジをバックロードホーンにセット
公開日:
:
オーディオ
イタリアのブランド Dynavox(ディナヴォックス) の 10センチフルレンジスピーカーユニット LY401F を ドイツの Monacor SPM100-8 の入っていたバックロードホーン箱に入れてみました。
材質は MDF(板厚 9mm)で、サイズは 125mm幅×375mm高×224mm奥行。バッフル開口径 93mm。
ホーン長は 1.2m ほどと短いです。ということは 70Hz あたりが増強されそうですね。
*
で、入れてみたところ、空気室の奥行きが 6cmほどしかなくギリギリでした。
開口径93mm もキチキチで、斜めに広がるフレームの一番前の部分にピッタリはまり込み、なんとか装着できました。もう 0.5mm小さければ削らなければいけないところでした。
ネジ穴の位置も変更なしでいけました。
*
音は SPM100-8 とは真逆で、高音域はよく伸び、まさにイタリアーンな感じ。
ボーカルにも花があります。
ダクトからの中音域の漏れはそれほどなく、100Hzまでの低音はダクトよりユニットのほうが優勢のようです。
70Hz くらいの音がダクトから聴こえるのでフロント開口でもあまり気になりません。
SPM100-8 は低音が少しモゴモゴして全体にパッとしない暗めの音で、古いジャズには味が出るのですが、ポップスには全く向きません。
LY401F は真逆ですね。
この前買った ワンダーピュア WP-FL10 は高域にあまり魅力がないのが欠点ですが、LY401F はしっかりクッキリしています。
もう少し鳴らしてみないと真価はわからないでしょうが、かなり有望な印象がします。
とにかく聴くのが楽しくなるユニットのようです。
関連記事
Dynavox LY401F 4インチフルレンジ ダブルコーン スピーカー 注文
###
関連記事
-
-
SAD-01-BK 到着
SAD-01-BK TA2024 USB DAC、付アンプ(黒) 商品番号 SAD-01-
-
-
音楽レコードについて(2)
以前の記事「音楽レコードについて」の続きです。 レコード製作の最初の段階はカッティングマシンで
-
-
SA/F80AMG スピーカー完成
以前から放置していたスピーカーを製作。 エンクロージャー(箱)はヤフオクで売っている、仙人
-
-
デジタルアンプの衝撃
デジタルアンプの衝撃(アンプのブラインドテスト) 以前毎月購読していた、音楽之友社「ste
-
-
OM-MF5 ダブルバスレフスピーカー完成
以前の記事「【ヤフオク】OM-MF5用ダブルバスレフ型スピーカーボックス
-
-
Jazzman J-01X スピーカー
以前、Jazzman J-01X というスピーカーについて書いたのですが、記事がなくなっていました。
-
-
鳥型バックロードホーンスピーカー「コサギ」
前回の記事「鳥型バックロードホーンスピーカー「コサギ」作りました 」の続きです。 鳴ら
-
-
高材質音楽CD の欺瞞
音楽CD(コンパクトディスク)というメディアについての話です。 プラスティック(ポリカーボネー
-
-
グラフィックイコライザーについて
昔、Victor のグラフィックイコライザー SEA-70 というものを持っていました(上の
- PREV
- 古いオーディオ雑誌を読む理由
- NEXT
- オーディオはもっと小規模でいい