整形画像読影道場 / 仲田和正
公開日:
:
画像診断
著者は自治医科大学出身の整形外科医。69歳くらいの超ベテランでいらっしゃいます。
整形外科領域の画像(X線写真が主)診断のツボが載っています。
医学書院の「ジェネラリストBOOKSシリーズ」のラインアップの1冊で、帯に「内科医も読めたほうがいいんでナイカイ?」という寒い言葉が載っているので、まじめな人には敬遠されがちな本ですね。
しかし・・・
キュウリを折ったり、体操したり、なかなかおもしろい趣向と語り口で、非常に頭に入りやすかったです。
他の本ではお目にかかれない症例もあり(本邦初とか)、アカデミックな意味でも興味をひかれました。
ところどころに出てくる語呂合わせも実用的。
###
関連記事
-
-
粘液栓 mucoid impaction について
* ときどき他の人のCT所見で、気管支内にたまった液状物を「粘液栓」と書いておられるのを見るこ
-
-
ばかげた遠隔画像診断システム
* イーサイトでも P●●社製でもない、とあるファイル転送型遠隔画像診断システム。 ここでも
-
-
医局と系列病院と人間爆弾
* 病院の勤務医の話ですが、ちょっとした病院(大きな病院、公立病院など)であればどこかの大学医
-
-
画像診断管理加算バブルの崩壊の影響
画像診断管理加算の施設基準の厳格化 今回の改訂で他の施設に読影を依頼している施設は、画像診断管
-
-
【遠隔画像診断】 夜間の救急対応
久々に遠隔画像診断ネタです。 夜間の救急対応は私のところ(LLPテラーク&ラドアシスト
-
-
遠隔画像診断の起業をサイトにまとめる
// 【上位版】次世代型サイト作成システム「SIRIUS」 * * * *
-
-
【膝関節のMRI】 Cyclops病変
今日は久々に膝関節の MRI 診断の話。 前十字靭帯断裂術後に、前十字靭帯の腹側に「1つ目」の
-
-
ばかげた遠隔画像診断システム(続き)
* 前回書いた遠隔画像診断システムですが、使用料金がかなり安いので結構導入されている方が多いも
- PREV
- ラテ・マネーを惜しみましょう
- NEXT
- 厚切りジェイソン氏逃亡






