ピーターの法則と老害
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ピーターの法則というのを知ったのは勤務医をやっていたとき(もう四半世紀以上前)。
ピーターの法則とは、組織構成員の労働に関する社会学の法則で、 能力主義の階層社会では人間は能力の極限まで出世するというもの。
下っ端のときは能力あるものは次の地位に出世できる。いわゆる役不足の段階では出世できるが、それを繰り返していき、能力を超える役につくと、役に対して力不足となる。
つまり、重役連中のほとんどはその役に対して無能という状態になる。
そこから出世できなくなる。
出世の目がなくなったとことにうすうす気がつくと、無能な重役は余計なことに時間を費やしたりして老害を撒き散らすわけ。
会社や組織の規模が大きいほど(ポストが多いほど)老害が多いってことの理由です。
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少数精鋭っていう言葉がありますが、少数だから精鋭でないといけないのであって、多数になればみんなサボろうとするので多数精鋭という組織はないのです。
アリの社会と似ていますね。
少数非精鋭って組織はすぐに滅びるので、残っている少数の組織は全員精鋭ぞろい(いわゆる成功バイアス)ってことね。
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