個人で非常勤遠隔画像診断
公開日:
:
画像診断
*
ちょっとヤバいタイトル(?)ですが、ちょっと前に、個人で遠隔画像診断を始めるにあたりお悩みの医師からご相談を受け、アドバイスをしたことがあります。
知り合いの病院から 非常勤医として遠隔画像診断を依頼
現在週に何日か非常勤をなさっておいでの方ですが、知り合いが常勤をしている病院から 「非常勤医として遠隔画像診断」 を頼まれたそうです。画像診断管理加算の問題はここではわきにおいておくことにします。
こうした場合、病院側がすでに導入中のシステムを遠隔画像診断用に対応させた端末を自宅におくことが多いです。
- 病院側のメリットは常勤医と同じシステム上で読影できるので、運用上の融通が利きやすいことです
- 病院側のデメリットはあまりないと思います
- 読影医側のメリットは自宅にいながら院内の忙しさが推測できることです
- 読影医側のデメリットは決められた形式の端末(汎用性がない)を自宅におく必要があるということです
端末の費用負担
こうした場合、端末の費用は普通病院がもって、その分読影料を多少差し引くというのが普通かと思います。
読影医は病院から機器を借りるというわけです(通信回線は自分名義で自宅で引く必要があるので自腹になるケースはあります)。
慣れない病院の場合、読影医が払えということがあるようです。ご相談のケースの問題点がこれでした。
遠隔画像診断医が全然”働かない”リスクを回避する意味もあるのでしょうが、読影端末の中のソフト(これが費用のほとんどを占める)は病院独自のものですからちょっとスジが違うように思います。
端末代は病院にもってもらって読影料を少し下げる形で決着するのがベストですね。
どれくらい下げるかは何年で費用を回収できるかという観点で病院が算出できるはずです。
常勤医がいない場合
常勤医がいない場合は院内に読影システムがあってないようなものですので、イーサイトのクラウド型遠隔画像診断システムを導入してもらい PACS と繋げば終わりです。
- 病院側のメリットは世界中の誰にでも読影してもらえるということです
- 病院側のデメリットは費用以外にはあまりないと思います
- 読影医側のメリットは自宅以外でも読影できることです
- 読影医側のデメリットはあまりないと思います
読影医のメリットはまだまだあり、自宅に特殊な端末をおく必要は全くありません。
普通のパソコンで読影できるからです(胸部レ線やマンモグラフィの場合は高精度モニタが必要ですが)。
###
関連記事
-
-
遠隔画像診断の起業 / 営業について
遠隔画像診断の起業については簡単な HP を作ったりしていますが、そこでは大事な「営業」について
-
-
資金の要らない、失敗しない遠隔画像診断起業のノウハウ(別刷り請求について)
* * * 月刊 Innervision 11月号に掲載の拙文の 「資金の要らない、失敗し
-
-
大阪出張! MS.CHEST神田塾 !!
* お知らせです。 先日ここに書いた 2013年2月2日(土曜日)の 「画像診断クラウド研
-
-
遠隔画像診断で画像診断管理加算はとれません というか とってはダメです
遠隔画像診断で画像診断管理加算はとれません 今、我々の業界で話題になっているのがこれ。 今度
-
-
診断名・・・勝負してますか?
* 私が京大の医局に入局したときは、西村一雅先生がいらして、びしばし診断をあてておられました。
-
-
医知悟は Linux では使えない
* 高槻でいつも読影に使っているサブマシン(Windows7 マシン;Vostro)が先週金曜
-
-
クラウド型遠隔画像診断セミナー
2011.02.28(月曜日) 昨年12月18日大阪で行われたイーサイトヘルスケア社主催のク
-
-
遠隔画像診断での起業 じつは簡単
遠隔画像診断で起業というと、非常に難しい印象を持たれる方もいますが、 1 医師は他の業種に比べ
-
-
Grant's Atlas of Anatomy, International Edition〈日本向けインターナショナル版〉
Grant's Atlas of Anatomy, International E
-
-
テラーク飲み会 8/25
* 昨日、大阪梅田三番街の 梅蘭 でテラークの宴会。8人参加。 2週間前の一次会に続く二次会とい






