画像診断クリニック
公開日:
:
最終更新日:2014/05/31
画像診断 遠隔画像診断システム
*
今週は2ヶ所の画像診断クリニックの経営陣と懇談する機会がありました。
どちらも近隣の開業医さんから患者を紹介してもらって、手持ちの装置(CT、MRI)で画像診断をするというサービスを行っています。
*
そこでアドバイス。
画像診断クリニックにイーサイトの送信装置を置き、依頼主の開業医に ID、パスワードを発行しておけば、開業医はすぐに画像を自分のパソコンで見ることができます。
送信装置は月数万円のリースで置けます。
1回のシステム使用料は 500円程度ですが、開業医に CD-R で焼いて送付する手間が省けます。
つまり、こういう関係を作っておけばどんどん患者を紹介してくれるってわけ。
*
あるいは近隣のクリニックに CT や MRI を入れるとか、CT や MRI を持ったクリニックを作るという話があるのであれば、そのクリニックに
うちはこういうシステムがあるので、先生のところで独自に高額医療機器を買う必要はないですよ
患者をどんどん送ってください
画像はいつでも見られますし、レポートをつけることもできます
という交渉ができます。
うまくいけば、ライバルを減らし、顧客を増やす という一石二鳥の効果ですね。
すごいな、イーサイト。
###
関連記事
-
-
CT を買うときに気をつけるべきこと
* CT を新たに導入するときに気をつけるべきこと。 64列以上のCT(高価!) は心
-
-
遠隔画像診断ニュース更新
遠隔画像診断ニュースを更新しました。 ドクターネットさんの記事は読みましたが、大きな組織では大
-
-
非クラウド型遠隔画像診断を選ぶ理由が知りたい
「もう非クラウド型遠隔画像診断は使いたくない・・・その理由」を前回書きましたが、 ここ数年、新た
-
-
組織なんて作ればいいじゃん
* ストレス抱えて、居心地の悪い組織で我慢するより、 自分の好きな組織をゼロから作ればいいじゃ
-
-
画像診断医になるための必要最小条件
別に画像診断に限らず、全ての診断にあてはまる話です。 * 「Aという病気では aという画
-
-
横河 imageVins Pro
以前からよく話しているレポーティングシステムについている DICOM ビューワー
-
-
とんでもない画像診断システム
前にもいろいろ書きましたが、今回はとんでもない画像診断システムの話。
- PREV
- 書物のデジタル化
- NEXT
- 政商伝 / 三好 徹