病院の給料
公開日:
:
医療
日本の病院の話ですが、公立病院の給与と私立病院の給与がかなり格差があります。
一般論で言えば私立が高い(例外少しあり)。
病院の規模によっても差異があり、公立病院も私立病院も規模も小さいほうが高い傾向にあります。
大病院のほうが金銭以外のメリットが高いので、それでバランスしているのです。
都市と地方でも違い、地方の方が高いです。
これも都市のほうが金銭以外のメリットが高いためです。
ですから、マスコミが平均医師給与といった表現を使う場合は、どの医師を含めておりどの医師を含めていないのか注意深く検討する必要があります。
少なくとも私が地方の公立病院の部長をしていたときには、取材に来たアエラの記者とカメラマンのほうが私より高給だったようです。
閑話休題
以前にも書きましたが・・・
15年ほど前に聞いた話ですが、大阪のある大規模私立病院(私立と言っても準・公立病院なので給料は公務員規定にならう)の院長が
「うちの病院では勤務されている先生方の労力に見合うだけの給料はとてもお支払いできませんので、勤務時間以外はどうぞほかの病院に行ってお稼ぎください。その代わりうちの病院を辞めないでいただきたい」
と言ったことがあるそうです。
###
関連記事
-
-
無料の遠隔画像診断 (ただしお試し 月5件)
専用システム不要の遠隔画像診断 以前、個人ベースの遠隔画像診断 という記事で、専用システム不要
-
-
イーサイトのシステムの利点(2)
続きです。 イーサイトヘルスケアの遠隔画像診断システムのほかの利点を紹介します。 病診連携に
-
-
新型コロナウィルスにおける医療崩壊
チャイナの発表では新型コロナウィルスの PCR検査の感度、特異度はインフルエンザウィルスの PCR検
-
-
Asahiネット 障害? 2014年2月11日大阪府高槻市
* 本日コンサートのために高槻に行きました。 その後、高槻遠隔画像診断センターにも仕事をしよ
-
-
大学病院の不健康な医者たち / 米山 公啓
大学病院の不健康な医者たち (新潮OH!文庫) 米山 公啓 新潮社 2001
-
-
画像診断管理加算バブルの崩壊の影響(2) 地方の中核病院の場合
前回はこちら⇒ 画像診断管理加算バブルの崩壊の影響 * 前回は、 常勤医のマンパワー