STEREO誌2016年8月号付録 FOSTEX M800 バックロードホーン
公開日:
:
最終更新日:2016/10/25
オーディオ
ずいぶん前に作った Stereo誌の付録のアルミニウム振動板ユニット採用のバックロードホーンスピーカーは現在 40インチの液晶モニタの横に鎮座しています。
ユニット&エンクロージャー
このユニット、結構いい音がでます。
周波数特性(F特)はこんな感じ。
Fostex 製らしく 150Hz 以下はだだ下がり。でも高域は 20KHz まで余裕でカバーしています。
1~5KHzがフラットに近いのが効いているのか、けれんみのないさわやかさを感じます。
箱は junichitanzawa さん製作のもので、9mm厚の MDF 製。サイズは 108mm幅×298mm高×191mm奥行です。
システムの音質
最近はかなり音がこなれてきており、大音量を出さなければ何を聴いても破綻がありません。
基本的に明るい明瞭な音です。
バックロードホーンの出口を手のひらで塞ぐと、低音が減るのと同時に中高音の艶が減少します。ようするに暗くおとなしくなります。まあ、密閉型の音になるわけですね。
手のひらをどけて普通に聴きますと、長岡鉄男チックに「バックロードらしく明るく開放的でのびやかな音」となります。
高域は変わりませんが、低音が増えるだけでなく、中域も色気が出て、楽しい音となるのです。
関連記事
- Stereo8月号付録 8cmフルレンジ M800 バックロードホーンスピーカーの製作
- 今年の Stereo8月号付録 8cmフルレンジ M800 向けバックロードホーン エンクロージャー 落札
- ステレオ 2016年8月号
###
関連記事
-
Scanspeak 5cm フルレンジ 5F/8422-T03 +バックロード箱
Stereo という雑誌の 2013年8月号の付録の 5cmフルレンジユニット スキャンスピ
-
鳥型バックロードホーンスピーカー「コサギ」
前回の記事「鳥型バックロードホーンスピーカー「コサギ」作りました 」の続きです。 鳴ら
-
セパレート型CDプレーヤーの欺瞞
セパレート型CDプレーヤーというのがあります。 ドライブ部分 と それ以降の部分(オーバーサン
-
100W+100W デジタルアンプ 格安
SP01.JP さんで面白いものを売っています。 デジタルアンプの完成基盤です
-
Stereo編 スピーカー工作の基本&実例集 2017年版 特別付録:パイオニア製6cmフルレンジ・スピーカーユニット対応エンクロージュア・キット
Stereo編 スピーカー工作の基本&実例集 2017年版
-
SA-98 というアンプ SA-98G-EX
* SA-98G-EX なる中華デジタルアンプが SP01 で取り扱い開始。 > h
-
MJ無線と実験 2019年 9月号
MJ無線と実験 2019年 9月号 posted with amazlet
-
小型の秀作スピーカー S-N701
以前の記事「【ヤフオク】 アンプ A-N701 / スピーカー S-N701 」の続きです。
-
スピーカー搭載 microSD式MP3/WMAプレーヤー (2)
スピーカー搭載 microSD式MP3/WMAプレーヤー ブラック ノーブ
- PREV
- 【ふるさと納税】無洗米 各2㎏×5 / 鶴岡市
- NEXT
- ヘイトのジレンマ