[FX] Tokyo Box(ロンドン・コーリング) の新作プログラム (6) おまけプログラム
公開日:
:
最終更新日:2021/06/06
マネー
以前の記事「 Tokyo Box(ロンドン・コーリング) の新作プログラム (5) 2週間めの実動結果」の続きではないですが、このプログラムをいろいろいじっていると面白いことに気がつきました。
エントリ時間を 15時(日本時間)にすると、よくダマシにひっかかります。上にブレイクしたと思ったら、反転し反対方向に進むケースです。
ということで調べてみると、反転するのはロンドン時間内(だいたい 15-21時)で、NY時間(だいたい 21時~翌日4時)以降はその流れを引き継ぐことが多いです。
ということで、エントリ時間を 21時(日本時間)にしたら少なくとも反転はくらいにくいのではないか? 調べてみました。
成績の悪い金曜日をはずした結果です。
2021/1/1-5/29 ドル円 15分足 1万通貨
取引数81回とやや少なくなりますが、金曜をはずしているので1日1回はちゃんと動作するようですね。
純益 260.36ドル、プロフィットファクター 1.77、勝率45.68%(37勝44敗)、最大ドローダウン 0.62%(6.2% / lot)となりました。
15時エントリのときは純益 314.11ドル、プロフィットファクター1.56、105回 なので1回あたりの期待値は少しいいと言えます。
*
上記のようになる理由を考えてみました。
ロンドン勢はデイトレード派が多いので、ロンドン時間のし掛けがうまくいくと、ニューヨーク時間の始まる少し前(日本時間で午後9時前後)に利益確定をするようです。
ニューヨーカーたちはロンドン時間の動静を見て決めますので、上昇トレンドだと思うとそれに乗る人と逆転を試みようとする人の割合が5:3くらいなんじゃないでしょうか。
途中の経過で勝率は5割程度になるものの、トレンド方向にいる時間帯のほうが長く、値幅も大きいので利益確定を適宜行えばプロフィットファクター 1.77 くらいの利益にはなるのではないかと。
もう少し調べてプログラムに手を入れてうまくいけば、これを別プログラムとして稼働させるつもりです。
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