アンプの音
公開日:
:
最終更新日:2022/05/31
オーディオ
上は Youtube の「創造の館 Technical Repot」というチャンネルです。
最近はオーディオアンプの神話を検証する題材を多く取り扱っておられます。
アンプを通す前の原音と アンプを通した後のスピーカー端子での出力(スピーカーの存在は無視できます)との比較をしておられたりして、なかなか参考になります。
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オーディオのアンプとは原音を損なわずに出力だけを増加(=増幅)させるのが本来の使命なので、
- このアンプの音は温かい
- このアンプは低音がよく出る
- このアンプは倍音が美しい
- このアンプは低音が引き締まっている
- このアンプは余裕がある
などという印象はすべてアンプの歪によるものです。
原音を歪めているために そういう違い(特徴)が出るわけですから。
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「アンプにはそれぞれ音の個性がある」ということをオーディオファンは当たり前に思って、それを望ましいものととらえる人が多い(私もそうでした)ですが、それは本来あってはならないものと考えるのが HiFi(ハイフィディリティ)本来の立場でしょう。
素直に考えれば「アンプで音が変わるのはおかしいというか許さん!」というのが普通かと思います。
でも「アンプには音の個性や優劣があるのは当然で、いろんなアンプを聴いて、買って自宅でも聴いて、買い替えてグレードアップしていくのが正しい道」とかいう変なジョーシキにいつのまにか毒されている人が非常に多いです。
いつのまにかオーディオ雑誌(とそれに金を出しているメーカー)に洗脳されていたのだなあと思って、自分のバカさ加減にあきれます。
それでもアンプはたくさん所有したい!・・・と思う気持ちは残るのです。
ビョーキはなかなか治らない、若いときから患っている持病(洗脳)なので。
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