臨床画像 2023年2月号 遺伝性腫瘍 / photon counting detector CT
公開日:
:
画像診断
|
|
★★★☆☆
「臨床画像」の今月号です。
特集1は遺伝性腫瘍で、腫瘍抑制遺伝子の対立遺伝子の片方に遺伝性欠陥(機能喪失型変異)があるものを主体に解説。
生後にもう片方の対立遺伝子に変異が起きることにより発病するわけです。
有名な疾患が多いですが、体系的に非常によくまとまっており、知識の整理になります。
著者の皆様にはお忙しいところを業績にもならないし、大した報酬にもならないこのような教育記事を書いていただき、まことに感謝に堪えません。
こういう知識を断片的に拾っていくのは簡単ですが、体系的にまとめ上げるのには相当の時間と苦労が必要ですから。
特集2はようやく臨床機が現れた新しい CT である photon counting detector CT の解説です。
これも体系的にまとめてくれていますので、頭の中がすっかり整理できました。
実際の画像も非常に美しいですね。普及にはだいぶ時間がかかるでしょうが。
誤植
p174 塑像⇒粗糙
###
関連記事
-
-
遠隔画像診断システムの選び方
* ご自分で遠隔画像診断プロバイダを立ち上げるにしろ、どこかの会社に雇われて自宅で読影にするに
-
-
ばかげた遠隔画像診断システム(続き)
* 前回書いた遠隔画像診断システムですが、使用料金がかなり安いので結構導入されている方が多いも
-
-
画像診断管理加算バブルの終焉 テラークへの影響
* 画像診断管理加算バブル崩壊をきたした原因となった一部の関係者には猛省を促したいですが、我々
-
-
個人ベースの遠隔画像診断
以前、別のブログ「遠隔画像診断てれらじ庵(独立企業ブログ)」で、 画像診断医と顧客病院側の双方
-
-
師匠がいないと支障がある
* 以前の記事「優れたプロスポーツ選手は兄か姉がいる 」でも書きましたが、人間ってのは目標がな
-
-
CT/MRI 所見 300件って
* だいぶ前にも書いたかもしれません。 以前の話なので、現状とはかなりかけ離れていると思いま
-
-
TeamViewer 遠隔画像診断への活用法(2)
以前も書きましたが、TeamViewer という遠隔操作ソフトの話です。 安全なトンネルを作り
-
-
腓骨遠位の骨腫瘍? 青池嚢胞 Aoike’s cyst
* 先日、MRI の依頼で 60代の男性で、依頼書の検査目的の欄に 「単






