米国優先株投資について
公開日:
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最終更新日:2023/05/31
マネー
優先株というのは通常株とは違い、
- 議決権がない
- 配当は社債より高い(ある程度固定されていることが多い)
- 入手しにくい(特定の金融機関に対して発行される)
という特色があり、株より債券に似ています。
その株価は金利とは逆相関となります。
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PFFD というアメリカ株式市場に上場している ETF があり、米国の優先株を複数組み込んだ投資信託になります。
PFFD は同種の PFF(運用会社が異なる)より分配金利回りは若干悪いようですが、経費率が低いのが長期保有に向いています。
毎月配当であることも、月ごとの分配金に大きな変動がないことも、好ましいポイント(人によりますが)ですね。
上のチャートのように、現在下降トレンド中ながら三番底を形成しており、その底あたりに株価があります。
下降トレンドなのは現在米金利がまだ上昇過程にあるからです(ご承知のとおりそろそろ金利上昇は終わりになります)。
PFFD のような優先株投資は当然インカムゲイン狙いの投資になります。本日の分配金利回りは 6.67%とかなり良好。少なくとも多くの社債よりはよさそうです。
これから米金利は少しだけ上がって、しばらくグズグズしてからあとは 一方的に下がっていくはずので、最近の最安値あたりで買い込んでおくとあとでかなりのキャピタルゲインに加え、6.67%より高い実質利回り(YOC)も得られることになるハズでしょう。
高配当株は安い時に仕入れてなるべく長く保有するってのがセオリーですもんね。
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ということで、高配当でありながら現在投資すると値上がりも期待できるオイシイ段階にある銘柄と思います。
米金利はまだ上げ止まっていないために投資には少しだけ早すぎる可能性がありますので、資金は一気に投入せずに、分割して少しずつ買い増していくことをお勧めします。
私は「前日より 1%下がれば 5株買い増す」方針で行こうかと思っています。
ただし、この戦略にはもっといい方法もありそうです。⇒ 関連記事に書きました。
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