オーディオアンプ試聴会
公開日:
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最終更新日:2023/07/13
オーディオ
以前の記事「雑誌「無線と実験」という沼」では書きそびれましたが、この「無線と実験」という怪物雑誌(月刊で 1200号を超える)はオーディオ用のアンプ製作記事が半分程度を占める異常な雑誌です。
この雑誌の購読者の中には、自分たちが製作したオーディオアンプ試聴会を開いているグループが結構あり、その多くは定例会を行っているようです。
それに参加した寸評もこの雑誌で記事になったりしています。
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このようなアンプ試聴会、私は参加しようとは思いません。
記事を見ると、アンプごとに曲を変えている会が多いのですが、それではアンプの良しあしがわかりません。
そこでの音の差はアンプの差ではなく、ほとんどが視聴する曲と音量の差によるものです。
この雑誌のある号でも連載執筆者の 落合萌氏は「曲が違うのでアンプの差はわからない」と正直に書いておられます。
落合氏以外の執筆者はとうとうと自分の思い込みを書くことが多いのですが。
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手作りアンプもメーカー製のものも、部品の特性図、部品のばらつき、個々のアンプの測定結果など、誤差の塊のようなもの。
そんなもの作っておいて、自分の嫌いなものに対する偏見がすごい執筆者がこの雑誌には多い気がします。
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ということで、アンプの試聴会には行かないことをお勧めします。
えっ、死んでもそんなものには行かない? 一生行かないってことですね。それが賢明です。一生ケンメイです。
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