BIOS しかない PC に SSD
公開日:
:
パソコン
先日の記事「crucial SSD BX500 240GB」で紹介した SSD は自宅に置いてある予備PC(NEC製MATE) のうちの 1台にインストール。
2TB の HDD に Windows10Pro が入っている PC です。CPU は Core i3-3220 という第3世代 Core i3。
この世代はもしや・・・と思ってみると、HDD は MBR でフォーマットされています。UEFI はなく、BIOS マシンということです。
この頃は今のような UEFI 標準装備の時代ではなく、BIOS のみか BIOS/UEFI 両方装備かは製品によってまちまちでした。
ということは NVMe ドライバを持たない BIOS からは M.2 タイプの NVMe SSD は認識できないので起動ディスクにはできません。ややこしい裏ワザで可能なこともありますが、本末転倒なワザなのです。
Windows には NVMe ドライバがあるので、Windows が立ち上がってからはNVMe SSD が認識でき、データドライブとしては利用できます。
*
ということで、SATA SSD に HDD の中身を移して使用します。
いつもの Niubi Partition Editor の出番です。
無事に SSD にコピーが完了。
SSD を PC 内に設置して無事に起動。
速度を測ってみました。
外付け時の性能とあまり変わりません。成功ですね。
*
SSD を PC 内に取り着けようと思って PC のフタをはずすと、マザーボード上に PCIe スロットがありません。
この PC では物理的にも M.2 タイプの NVMe SSD(変換ボードを使って PCIe スロットに装着する)は使えないってことです。
この PC で M.2 タイプの NVMe SSD を使うには 外付け(現状は USB接続一択)で使うしかなく、しかも Windows To Go などを使ったとしても起動ディスクにはできないはずです。
*
結論としては、UEFI のない PC では素直に SATA 接続の 2.5インチ SSD を使えということです。
UEFI のある PC では NVMe SSD も起動ディスクとして使えますが、ちょっと遅い SATA SSD も使えるので どちらでも好きなほうを選択できます。
NVMe SSD は速い分、動作温度が高くなりがち。電子部品の寿命は使用時の温度と逆相関するので、壊れにくい SATA SSD のほうが私は好きかな。
関連記事
関連記事
-
-
Windows XP での3面
* 相変わらず苦労しております。 Windows2000 ではオンボードのグラフィックチップ
-
-
ビデオキャプチャー 「アナレコ」 GV-USB2
I-O DATA ビデオ/VHS 8mm DVD ダビング パソコン取り込み ビデオ
-
-
USBメモリはとっても壊れやすい
USBメモリ、SSD などのフラッシュメモリは、浮遊ゲートとしてデータを記憶する仕組みです
-
-
Linux Bean / USBメモリのライブ起動でお手軽Linux
Linux Bean[/caption] 昨日は konalinux(略称:粉)を
-
-
Windows10 久々クラッシュ
本日、急いでいたのに Windows10 が久々クラッシュ。 この PC は自宅でメインで使っ
-
-
ALCMTR.EXE はRealtekのスパイウェア
* メインの Windows XP マシンで msconfig を起動してスタートアップのとこ
-
-
医知悟は Linux では使えない
* 高槻でいつも読影に使っているサブマシン(Windows7 マシン;Vostro)が先週金曜
-
-
Ryzen5 ミニPC 購入
また ミニPCをアマゾンで注文。 「インテルは逝ってる」ようなので、AMD Ryzen 5 3
-
-
ヤフオク 中古パソコン2台落札
昨日2台のパソコンを落札。 いずれも NEC のメイトですね。 最近 NEC ばっかり愛
-
-
ハードウェアの安全な取り出し
* うちの Windows XP マシンですが、いつのまにかトレイアイコンから「ハードウェアの取り







