*

人間ドック 担当医師の心構え

公開日: : 最終更新日:2014/01/30 医療

なにやら、先ほどと同じようなタイトルですが、今度はシチュエーションが違います。

とある高級人間ドック(そう、PET 検診というやつ)で、たまに面談を受け持つことがありました。

とりあえず終了時に暫定的な結果を受診者に説明し、

まず大丈夫と思いますが、1週間ほどで正式な結果がお宅に届きますので・・・

と言いながら、説明室から受付まで世間話をしながら送り届け、

本日はわざわざこんな遠いところまでお越しいただきありがとうございました。またお会いできればと思います。

と言って、にこやかに頭を下げます。

そうすると何人かは感激して、帰る前に受付で来年の予約を取ってくれたりします。

わざわざご自分でこの施設を選んで来られている顧客の期待を裏切ることは、人として申し訳ないことでもありますので、精一杯の感謝を表しておくわけです。

こちらにとっては原価ゼロですが、医師のスマイル+お辞儀は普通の人にとってはとっても効果的(プライスレス!)なんです

こちらも感謝されるのは悪い気持ちではありませんしね。

医療に限らず、新規顧客を得るよりも既存顧客のリピート率を高めるほうがコストパフォーマンスがいいです。

医療でもこういう高額検診施設では、顧客のライフタイムバリューを高めることが経営上重要になってきます。

同じ施設を受診し続けることは 経時的データが蓄積されるので受診者にとっても利益のあることですので。

この施設では 私の立場はバイト医師でしたが、このへんは常勤医より気が利いていたと思っています。^^

【関連記事】

人間ドックの胃透視 担当医師の心構え

###

関連記事

日本の臓器移植の登録者数を増やすすごく簡単な方法

日本の臓器移植数はとても少ない 『「読まなくてもいい本」の読書案内 ――知の最前線を5日間で探検す

記事を読む

病院の給料

日本の病院の話ですが、公立病院の給与と私立病院の給与がかなり格差があります。 一般論で言えば私

記事を読む

前例のないことにチャレンジしよう

昔、公立病院に勤務していたときに放射線科部長であったため、いろんな会議に参加させられました。

記事を読む

肝嚢胞

 最近、「肝生検は危ない」とテレビでよく聞きますが、「カン政権は危ない」ということだったの

記事を読む

だいじょうぶか? Windows11

先日、院内の遠隔用読影端末の1つを Windows10 から Windows11 に変更した施設があ

記事を読む

粘液栓 mucoid impaction について

* ときどき他の人のCT所見で、気管支内にたまった液状物を「粘液栓」と書いておられるのを見るこ

記事を読む

小保方晴子旋風

* 私はこの手の万能細胞はまったくの門外漢ですが、STAP 細胞を作成した小保方晴子さんの

記事を読む

月刊インナーヴィジョン11月号

遠隔画像診断てれらじ庵:「月刊インナーヴィジョン11月号」   上記のブログにも書きましたが、

記事を読む

原始舌下動脈遺残のMRA

  * この10年間で3例目ですが、原始舌下動脈遺残です。 原始三叉動脈遺残はしょっち

記事を読む

ヘン頭痛

じつは私は片頭痛もちでして、週に一度はほぼ必発。 先週などは朝に左顔面に仕掛けられた小さな爆弾

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

GS 日本株・プラス(通貨分散コース)の今月の配当

日本の投資信託の GS 日本株・プラス(通貨分散コース)の今月の配当が

知識は体系的に学ばないと身につかない

知識は体系的に 知識は体系的に学ばないと身につかないものです。 断

医者になって42年

42年前(1984年)には、以下のような出来事がありました。

Claude 使ってみる

Claude についていろいろ調べてみていたわけですが、いよいよ使って

CAT8 LANケーブル 1m

自宅の仕事場の回線をマンションタイプ(VDSL)から NURO

→もっと見る

  • 2026年5月
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    25262728293031
  • アクセスカウンター
PAGE TOP ↑