人間ドック 担当医師の心構え
*
なにやら、先ほどと同じようなタイトルですが、今度はシチュエーションが違います。
とある高級人間ドック(そう、PET 検診というやつ)で、たまに面談を受け持つことがありました。
*
とりあえず終了時に暫定的な結果を受診者に説明し、
まず大丈夫と思いますが、1週間ほどで正式な結果がお宅に届きますので・・・
と言いながら、説明室から受付まで世間話をしながら送り届け、
本日はわざわざこんな遠いところまでお越しいただきありがとうございました。またお会いできればと思います。
と言って、にこやかに頭を下げます。
そうすると何人かは感激して、帰る前に受付で来年の予約を取ってくれたりします。
*
わざわざご自分でこの施設を選んで来られている顧客の期待を裏切ることは、人として申し訳ないことでもありますので、精一杯の感謝を表しておくわけです。
こちらにとっては原価ゼロですが、医師のスマイル+お辞儀は普通の人にとってはとっても効果的(プライスレス!)なんです。
こちらも感謝されるのは悪い気持ちではありませんしね。
*
医療に限らず、新規顧客を得るよりも既存顧客のリピート率を高めるほうがコストパフォーマンスがいいです。
医療でもこういう高額検診施設では、顧客のライフタイムバリューを高めることが経営上重要になってきます。
同じ施設を受診し続けることは 経時的データが蓄積されるので受診者にとっても利益のあることですので。
*
この施設では 私の立場はバイト医師でしたが、このへんは常勤医より気が利いていたと思っています。^^
*
【関連記事】
###
関連記事
-
-
PCR検査、抗原検査、抗体検査について
PCR というのはウィルス遺伝子を増幅させる手法を言うのであって、検査自体の名前ではありません。
-
-
『遠隔画像診断起業道』メルマガテスト配信開始予告
『遠隔画像診断起業道』メールマガジンテスト配信をそろそろ開始します。 タイトル 遠隔画像診断
-
-
原始舌下動脈遺残のMRA
* この10年間で3例目ですが、原始舌下動脈遺残です。 原始三叉動脈遺残はしょっち
-
-
画像診断管理加算バブルの終焉 テラークへの影響 (2)
* 画像診断管理加算バブル崩壊が起きた今春からだいぶ経ちました。 まだ密かに抜け道を模索して
-
-
遠隔画像診断料(保険における診療報酬)
質問が多いので解説しておきます(画像診断管理加算とは違うのですが、少し関連しているので混同しやす
-
-
両刃のメス ある外科医のカルテ (朝日文庫) / 大鐘稔彦
両刃のメス ある外科医のカルテ (朝日文庫) 大鐘 稔彦 朝日新聞出版 2010
-
-
医療費39兆2千億円 過去最高(4)
こちらは毎日新聞 2014年10月08日の記事ですが、 厚生労働省は8日、2012年度の国
- PREV
- 人間ドックの胃透視 担当医師の心構え
- NEXT
- 電車で邪魔なKY






