余命半年の中国経済 これから中国はどうなるのか / 渡邉 哲也
公開日:
:
最終更新日:2016/12/05
読書
![]() |
余命半年の中国経済 これから中国はどうなるのか 渡邉 哲也 ビジネス社 2015-10-21 売り上げランキング : 258093 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
★★★☆☆(余命半年の宣告ははずれたけれど)
渡邉哲也さんの本。
余命半年の宣告をこの本でされましたが、残念ながら(?)はずれました。なにしろ自由経済の国では考えられないアノ手コノ手が打てるのでなかなか死にまシシェーン。
まあ、でも粉飾がばれれば一斉に外資マネーがフライトしていくので、いつ死んでもおかしくない状態であることは確かでしょう。
- 天津の大爆発で青酸カリなどの危険物質が周辺に飛散し、近くの河口では多数の魚が死んだ
- 天津の大爆発は外資企業の工場があったので明るみに出たが、ほかにも報告されていない爆発事故が多数起きている
など、他の本ではなかなか書かれていない情報が満載。
個人的には第7章の「安倍首相の戦後70年談話」の解釈が面白かったです。
伊藤忠商事出身の丹羽宇一郎の中国大使就任も当時の民主党外務大臣岡田克也が画策したのだが、中国政府は役人が第一で民間人は卑賎とする考えなので、二流の人物を送ってきたと判断したのではないかという指摘も面白かったです。
目次
序 章◎習近平訪米で見えてきた中国の終焉
第1章◎ついに訪れた中国バブル崩壊
第2章◎バブル崩壊後、中国はどこにむかうのか
第3章◎世界を揺るがす移民問題
第4章◎大きく変化している韓国・台湾
第5章◎そして日本はどうなる
第6章◎何もかも張り子の虎だった中国
第7章◎安倍首相の戦後70年談話に中国に対する答えがある
終 章◎滅びゆく中国と日本の親中(媚中)勢力
関連記事
- 中国壊滅 / 渡邉哲也
- この残酷な世界で日本経済だけがなぜ復活できるのか: グローバルマネーの大逆流が始まる / 渡邉哲也
- 世界の未来は日本次第 / 長谷川慶太郎 渡邉哲也
- これからすごいことになる日本経済 / 渡邉哲也
- 日本経済の復活術 アップルVSサムスンから読み解く日本企業の戦略 / 渡邉哲也
- これから日本と世界経済に起こる7つの大激変 / 渡邉哲也
- 儲 国益にかなえば経済はもっとすごくなる! / 渡邉哲也
- 売国経済 / 渡邉哲也
###
関連記事
-
-
年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち / 伊藤 邦生
年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち 伊藤 邦生 中経出版
-
-
稼ぐ人、安い人、余る人―仕事で幸せになる / キャメル・ヤマモト
稼ぐ人、安い人、余る人―仕事で幸せになる posted with amazle
-
-
無理ゲー社会 (小学館新書) / 橘 玲
★★★☆☆ 橘玲(たちばな あきら)氏の新作。 最近の若者は人生を無理ゲーのようなも
-
-
里海資本論 日本社会は「共生の原理」で動く (角川新書) / 井上恭介 NHK「里海」取材班
里海資本論 日本社会は「共生の原理」で動く (角川新書) 井上 恭介 NHK「里
-
-
猿屋形(ましらやかた)―鬼悠市 風信帖 / 高橋 義夫
猿屋形(ましらやかた)―鬼悠市 風信帖 (文春文庫) 高橋 義夫 文藝春秋
-
-
画像診断2017年7月号 側頭骨領域の画像診断
画像診断2017年7月号 Vol.37 No.8 画像診断実行編集委員会 学研プ
-
-
~1日3度のチャンスを狙い撃ちする~待つFX / えつこ
~1日3度のチャンスを狙い撃ちする~待つFX (Modern Alchemist
-
-
運を味方にする達人 (PHP文庫) /中谷 彰宏
運を味方にする達人 (PHP文庫) 中谷 彰宏 PHP研究所 1994-06 売
-
-
MIDWAY 歴史編 / 星野之宣
MIDWAY 歴史編 (集英社文庫) 星野 之宣 集英社 2005-11-1
-
-
両刃のメス ある外科医のカルテ (朝日文庫) / 大鐘稔彦
両刃のメス ある外科医のカルテ (朝日文庫) 大鐘 稔彦 朝日新聞出版 2010