余命半年の中国経済 これから中国はどうなるのか / 渡邉 哲也
公開日:
:
最終更新日:2016/12/05
読書
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★★★☆☆(余命半年の宣告ははずれたけれど)
渡邉哲也さんの本。
余命半年の宣告をこの本でされましたが、残念ながら(?)はずれました。なにしろ自由経済の国では考えられないアノ手コノ手が打てるのでなかなか死にまシシェーン。
まあ、でも粉飾がばれれば一斉に外資マネーがフライトしていくので、いつ死んでもおかしくない状態であることは確かでしょう。
- 天津の大爆発で青酸カリなどの危険物質が周辺に飛散し、近くの河口では多数の魚が死んだ
- 天津の大爆発は外資企業の工場があったので明るみに出たが、ほかにも報告されていない爆発事故が多数起きている
など、他の本ではなかなか書かれていない情報が満載。
個人的には第7章の「安倍首相の戦後70年談話」の解釈が面白かったです。
伊藤忠商事出身の丹羽宇一郎の中国大使就任も当時の民主党外務大臣岡田克也が画策したのだが、中国政府は役人が第一で民間人は卑賎とする考えなので、二流の人物を送ってきたと判断したのではないかという指摘も面白かったです。
目次
序 章◎習近平訪米で見えてきた中国の終焉
第1章◎ついに訪れた中国バブル崩壊
第2章◎バブル崩壊後、中国はどこにむかうのか
第3章◎世界を揺るがす移民問題
第4章◎大きく変化している韓国・台湾
第5章◎そして日本はどうなる
第6章◎何もかも張り子の虎だった中国
第7章◎安倍首相の戦後70年談話に中国に対する答えがある
終 章◎滅びゆく中国と日本の親中(媚中)勢力
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