中国古典の大作『水滸伝』は誰でもご存じでしょうが、17世紀清代に陳忱が書いた『水滸後伝』というのがあるそうで、そちらは誰も知らないのでは。
田中芳樹は半世紀前の東洋文庫に収録されていた『水滸後伝』を愛読していたのですが、世に広めたいと出版社に再販してもらおうと画策したところ、自分が新たに書き直すことになったのが、この『新・水滸後伝』。
水滸伝の梁山泊の残党32名に新たに12名の勇士が加わり、今回はおもに海上での金の海軍や薩頭陀という怪人との戦闘が描かれます。
最後は金軍を追い返し、薩頭陀を倒し、南宋の皇帝に恩を売り、建国した島にこもって大団円。
怪人薩頭陀は右腕を残して灰になったので復活はなさそうですが、右腕が特級呪物となって続編で登場するかも。
###






