一人医長の病院での遠隔画像診断は研修指定病院のそれとは事情が異なる
研修指定病院では研修医や大学院卒後すぐの若手スタッフをいつも受け入れているので、そこの放射線科部長さんは遠隔画像診断の質にも結構寛容なところが多いです。
でも、放射線科医が一人のいわゆる「一人医長の病院」での遠隔画像診断は質に対して結構シビアなことが多いですし、またそうあってしかるべきですね。
なぜなら、もし大学院生が主体の遠隔画像診断施設に頼んだら、自分より経験が浅い人ばかりで読影力が優れている人が決して多いわけでもないので、結局自分が全例二次チェックをする羽目になりますから。
研修指定病院ではスタッフの確保のために大学とのつながりが重要で、そこの大学院生主体の遠隔画像診断施設に頼まざるをえないという事情もありますし、部長になると自分が遠隔画像診断の二次チェックをせずに部下に押し付けることが可能という事情もあるのですが、一人医長の病院なら前者は考慮する必要がなく後者は不可能ですから。
ということで、一人医長の病院では全例二次チェックの必要のないくらいの質が保証できる遠隔画像診断が必要と思っています。
###





