原始舌下動脈遺残のMRA


*
この10年間で3例目ですが、原始舌下動脈遺残です。
原始三叉動脈遺残はしょっちゅう見ますが、こいつ(原始舌下動脈遺残)はちと珍しいですね。
脳ドック症例が増えてきて、目にすることが多くなりました。
*
この症例(症状なし)では片方の椎骨動脈が低形成で、もう片方は内頸動脈から起始しているように見えます。
正確に言うと、内頸動脈と椎骨動脈とを結ぶ原始舌下動脈が遺残しているのですね。
*
診断のポイントは、”椎骨動脈”に見える動脈がMRA元画像で舌下神経管を通過している こと。

この舌下神経管を通過しているのが遺残している原始舌下動脈そのもの というわけですね。
*
【後日談】
この記事を書いた数日あとにまた 1例見かけました。案外多いのかも・・・
*
【関連記事&リンク】
画像診断雑記
ペッサリーリング
###
関連記事
-
-
これから遠隔画像診断を始める人のために ビデオ
ビデオ⇒ これから遠隔画像診断を始める人のために アップロード日: 2010/09/28
-
-
一人医長の病院での遠隔画像診断
一人医長の病院での遠隔画像診断は研修指定病院のそれとは事情が異なる 研修指定病院では研修医や大
-
-
遠隔画像診断の起業:盲点あれこれ
よく若い医師から遠隔画像診断の起業について訊かれます。 会社にするか個人事業主でいくか 会社
-
-
PSP と PS sign
* 以前別ブログで書いたのですが・・・ > PSP(進行性核上性麻痺)の画像サイン: 遠
-
-
散見する?散見される?
散見する? 画像診断の所見で「嚢胞を散見します」という記述を見ることがあります。
-
-
遠隔画像診断ボランティア
2011.3.19(土) 日本放射線科専門医会・医会のHPで遠隔画像診断のボラン
-
-
個人で非常勤遠隔画像診断
* ちょっとヤバいタイトル(?)ですが、ちょっと前に、個人で遠隔画像診断を始めるにあたりお悩み






