*

原始舌下動脈遺残のMRA

公開日: : 最終更新日:2014/02/03 医療, 画像診断 ,

ppha1

 ppha2

この10年間で3例目ですが、原始舌下動脈遺残です。

原始三叉動脈遺残はしょっちゅう見ますが、こいつ(原始舌下動脈遺残)はちと珍しいですね。

脳ドック症例が増えてきて、目にすることが多くなりました。

この症例(症状なし)では片方の椎骨動脈が低形成で、もう片方は内頸動脈から起始しているように見えます。

正確に言うと、内頸動脈と椎骨動脈とを結ぶ原始舌下動脈が遺残しているのですね。

診断のポイントは、”椎骨動脈”に見える動脈がMRA元画像で舌下神経管を通過している こと。

ppha3

この舌下神経管を通過しているのが遺残している原始舌下動脈そのもの というわけですね。

【後日談】

この記事を書いた数日あとにまた 1例見かけました。案外多いのかも・・・

【関連記事&リンク】

画像診断雑記

ペッサリーリング

一見正常なMRA(2)

###

関連記事

上腕骨の骨膜反応?

中年女性の上腕骨ですが、「レ線にて骨膜反応が見られた・・・骨腫瘍疑い」ということで MRIの依頼

記事を読む

遠隔画像診断システムの選び方

* ご自分で遠隔画像診断プロバイダを立ち上げるにしろ、どこかの会社に雇われて自宅で読影にするに

記事を読む

ふざけた遠隔画像診断システム(続き)

* 患者リストから患者を選択 数秒~数十秒待たされる 患者画面から「読影」を選択

記事を読む

勤務医の”常識”

だいぶ昔のことですが、知人の医師が大学から派遣されて一般病院に赴任したことがありました。暇

記事を読む

読影レポートの重要性 / CT,MRI を有する単科のクリニックの場合

久しぶりに遠隔画像診断の話ですが、最近2施設ほど顧客の医院が増えました、 どちらも脳外科の単科

記事を読む

東北地方に医学部を新設?

* 新臨床研修医制度(医師臨床研修制度)を作って、日本の地方医療を荒廃させた厚生労働省の不始末

記事を読む

側頭筋付着部付近の線状の骨化?

ときどきこんなもの見ませんか? たまに見るんですが、側頭骨より浮いた一本の線状骨硬化(両側

記事を読む

遠隔画像診断のビジネスモデル(2)

遠隔画像診断のビジネスモデルの続きです。 * 遠隔画像診断の模式図を変更しました。 上

記事を読む

「画像診断雑記」を正式に始めました

*  *  * 【上位版】次世代型サイト作成システム「SIRIUS」 上記のソフトで作っ

記事を読む

腓骨遠位の骨腫瘍? 青池嚢胞 Aoike’s cyst

  * 先日、MRI の依頼で 60代の男性で、依頼書の検査目的の欄に 「単

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

次世代通信関連 世界株式戦略ファンド(予想分配金提示型) 8月の配当

毎月配当の超高配当ファンド「次世代通信関連 世界株式戦略ファンド(予想

私の遠隔画像診断(2)

昨日の記事「私の遠隔画像診断」の続きです。 会社請けの医療施

私の遠隔画像診断

現在遠隔画像診断に従事して 36年くらいになります。 最初は

【AI】Lilys問題点 PDF出力時の文字化け

Lilys は優秀な要約アプリですが、最終出力を PDF 出力するとき

2026/8/6 びわ湖花火大会

本日は大津港での花火大会。 「琵琶湖花火大会」というと通常はこれを指

→もっと見る

  • 2026年8月
     12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    31  
  • アクセスカウンター
PAGE TOP ↑