MUSE Audio USB-DAC ヘッドフォンアンプ PCM2704 (2)
公開日:
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最終更新日:2018/05/03
オーディオ
MUSE Audio USB-DAC ヘッドフォンアンプ PCM2704 USBケーブル付属(シルバー)
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amazon で 3480円(送料込み)で買いました。
MUSE ブランドではなく Vasquez というブランドになっていますが、製作元は同じでしょう。
輸出国によりブランド名を変えるのはよくあることです。
モノ自体もよくある USB-DAC ですが、
- ヘッドフォンアンプ内蔵
- アナログ出力はステレオタイプのピン
- デジタル出力も可能(同軸+TOS)
- チップには定評のある BurrBrown PCM2704 を使用
というところです。
BurrBrown は 2000年に テキサス・インスツルメンツ(TI)に買収されていますので、実際に使われているのは TI PCM2704 でしょう。TI-BB PCM2704 とも呼ばれているようです。
このチップはすでにカタログ落ちのようです。
この製品に使われているのは後継の現行品 PCM2704C ではないのでしょうか。中を覗いていないのでわかりませんが、まあ、たぶん初代のほうでしょう。安いし。
サンプリングレートは 32/44.1/48kHz までと今では低スペックですが、ハイレゾには興味がないしこれで十分。
*
自宅の仕事場では ONKYO の MA-500U (使用チップは PCM 2702) があるので使うこともないので、高槻遠隔画像診断センターに持っていきました。
最初に Linux(Zorin9) のシステムに繋ぎました。再起動すると認識され、サウンド設定の「出力」で内蔵からUSB外部出力に切り替えるとヘッドフォンから音楽が出力されました。
今度は Windows マシン+SAD-01(USB-DAC 付きアンプ)+オルトフォン コンコルド 105(スピーカーのシステム)で使ってみましょう。
Windows PC に繋ぐと再起動の必要なく認識されました。
SAD-01 のアナログ入力に こいつのRCAアナログ端子からの出力を繋ぎます。
スピーカーが普通に鳴りました。
元はとったね。
音質
SAD-01 のデジタル入力(内部の USB-DAC を使用してアンプ段に出力)とアナログ入力(Vasquez を接続)とを聞き比べましたが、違いが全くわかりません。
調べてみると SAD-01 も PCM2704 を使用しているようです。
クソ耳のせいではなかったかも。
結論
ということで、SAD-01 ガラミで使うのは全くのムダなので、他のパソコンで使うことにします。
PC のアナログアウトから音楽を聴いている人は一度この手の USB-DAC を使ってみてください。
誰でもわかるほど劇的に音がよくなります。
それでも変わらなければスピーカーがタコすぎるということです。
SAD-01とは
TA2024 チップを使ったアンプに PCM2704 を使用した USB-DACを内蔵したもの。ヘッドフォンアンプもついています。
オルトフォン コンコルド 105 とは
「4畳半で聴くなら最強」と言われたデンマーク製(日本で企画された日本向け・・・日本製?)スピーカー。
もはや入手困難。
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