ルサルカは還らない
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読書
御厨さと美(男性です)のマンガ(全5冊)ですが、 マンガ図書館Z というサイトで無料で安全に読めます。⇒ ルサルカは還らない 1
岡田斗司夫の Youtube チャンネルで「読んでおきたい SFコミック」の1つとして推薦されていたので読みました。
「ルサルカ」は旧ソ連時代に計画されたマル秘の人工衛星の名前です。これは太陽光発電をしてその電力を電波で地球に送るのです。
ルサルカというとドヴォルザークのオペラの主人公で、オンディーヌ(湖の精霊)ですね。
で、湖が出てきます。シベリアの人工湖の中に受信機となる金属を埋めてその温度を上げようとするのです。
オホーツク海の海底にも金属片を敷設してそこを温め、こっそりとロシアを温暖に(その代わり朝鮮半島や日本は極寒に)しようとする秘密の計画なわけですね。
すでに気候変動が始まっており、日本が冷え始めこのままでは日本が滅びの道に・・・
それを阻止するために米国、日本、韓国そのほかの諜報員たちがロシア、北鮮、チャイナ相手に超絶な戦いを繰り広げます。
主人公は日系三世のアメリカ人(表紙のロジャー・ムーア風のイケメンです)。
SF的要素よりはスパイアクションものでした。
お色気要素も強いので完全に男性向けですかね。
途中は凄惨な場面も多いのですが、最後のドタバタがちょうどいい感じに締めくくってくれています。
*
ドヴォルザークのオペラのほうはこれ(↓)がよさそうです。私は主人公のアリアのところの抜粋だけしか聴いたことがありませんが。
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