【FX】平滑化 RSI を使った簡単な EA
公開日:
:
マネー
今はなき雑誌「FX攻略.com」の 2020年12月に のぶしサンの高速スキャルピング法が載っていました。
16-24時のポンド円の 1分足に限定した方法で、オリジナルのインジケーター PIONE の傾きのみでエントリするものです。
PIONE とはと言えば、gogojungle というサイトで 39800円で売られていた(現在は販売中止)もののようです。
でも雑誌のチャートを見れば、「PIONE って RSI を平滑化しただけじゃないの?」という疑問が。
ということで、RSI を平滑化したものをトリガーにした EA を作ってみました。
ロジックは、
- RSI の EMA を作る(RSIMA と呼びましょう)
- RSIMA が 60.0 を超えていて上向きなら買いエントリ&RSIMA が下向きになると決済
- RSIMA が 40.0未満で下向きなら売りエントリ&RSIMA が上向きになると決済
- 直近の高値/安値も損切りに使う
作ってみると、不思議と種々の通貨ペアで利益が見込めます。
予想ではサンザンな結果と思っていたので、ちょっとびっくり。
しかし、1分足より 1時間足のほうがはるかによく、スキャルピングではなくスイングと呼んだほうがいいと思います。
バックテストです。
実にエントリが的確ですね。
Gold 1時間足 2024/10/21 – 2024/11/21 単ポジ 0.1ロット固定
GBPJPY 1時間足 2024/10/21 – 2024/11/21 単ポジ 0.1ロット固定
USDJPY 1時間足 2024/10/21 – 2024/11/21 単ポジ 0.1ロット固定
なぜか 信じられないほど良い結果になりますが、どれも RSI と EMA のパラメーターを最適化しているためと思われます。
これらのパラメータは多少前後しても大きな違いは出ていなさそうで、許容範囲とも考えられますが。
それにしても、ロジックが簡単すぎるのに結果が良すぎるってのが なんか不気味です。
###
関連記事
-
一目均衡表(関数版)
MetaTrader4 に付属している一目均衡表のソースを見てみるとずいぶん複雑なので、関数を使
-
米国株(個別株)の高配当株投資を再開しました
米国株の高配当株投資は ETF と投資信託でやっているところですが、「「年100回配当」投資術 /
-
【FX】新戦略のためのデモトレード(3)
「【FX】新戦略のためのデモトレード」で、2024/2/16 -2/22 11PM までのデモトレー
-
一目均衡表の教えてくれるもの
FX の話です。 株の世界から導入された一目均衡表ですが、最近勉強し直してみると実に多くのウロ
-
Trend Intensity Index を使った EA(2) Damiani filter版
以前の記事で紹介した Trend Intensity Index(TII) という指標で作った
-
FX のチャートを読むのは画像診断のようなもの
FX で頼りになるのはチャートだけ。 過去の値動きを投資家の心理とともに記録しています。 画
-
【FX】2024年5月第1,2,3,4週総括
以前の記事「【FX】2024年5月第1,2,3週総括」の続きです。 2024年5月第4週のトレ
-
QQE を使った自動売買ソフト(3)
前回の記事「QQE を使った自動売買ソフト(2) 」でご紹介した、QQE という指標を使った E
-
[FX] 外為ファイネスト 朝6時前後の変な動き
昨日、デモ口座を開いた外為ファイネストですが、今朝 奇怪な動きを認めました。 5:36AM
-
日本の年金制度 日本人らしくない態度
前回記事⇒ 日本の年金制度 年金記録問題 マイナンバー制度 年金問題 こんな問題も 辛抱痔