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読むクスリ〈17〉 / 上前 淳一郎

yomukusuri17 読むクスリ〈17〉―人間関係のストレス解消に (文春文庫)

上前 淳一郎

 文藝春秋 1995-06

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花粉症に効くチューイングガムの開発者、八角形住宅を売り出した会社、音響機器のパイオニアが作った水耕栽培システム、ランドセルの会社とオランダ人の話、フィリピンで売れた日本の洗濯板など面白い話がいっぱい。

個人的におもしろかったのは、

  1. ヒトは数百万年間水の中あるいは深い湿地帯で暮らしたという学説
  2. 日本の大学には宝石学の講座がないので、日本人は宝石でだまされやすいという説
  3. シクラメンの和名は「ブタのまんじゅう」
  4. 伝書鳩レースで帰って来るのはおよそ半数で、残りは公園のハトの群に混じってしまうことが多い

最後のハトは奴隷生活を抜け出して愛に生きるのを選んだような感じですが、道に迷ったからであることが多いでしょう。決して最初からミチをアヤマろうと思ったわけではないと思いたい。

これが 抜け忍 なら追っ手がかかるところでしょうが、楽しく年金(近所のおばちゃんからのパンの耳)で暮らしていることでしょうね。

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読むクスリ〈27〉 / 上前 淳一郎

読むクスリ〈27〉―人間関係のストレス解消に (文春文庫) 読むクスリ〈27〉―人間関係のストレス解消に (文春文庫)
上前 淳一郎

文藝春秋 2000-06
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読むとクスリと笑う小話集の第27弾。

今回は次のような話が載っています。

  1. サウジアラビアでは曇っている日が「さわやかなすがすがしい日」。雨が降ると傘をさすのがもったいなくて嬉々として濡れる。あこがれは緑色なので緑色の服を着ていくと好かれる。
  2. 明治時代の日本人は強健で、東京から日光まで人力車で 14時間半で着いた(馬車なら6回馬を替えなくてはいけない)。有名なベルツ先生が興味を持ち、車夫に肉を食わせて試したところ、「こんなんじゃ力が出ないので元の粗食にもどしてくれ」と言われた。
  3. 赤い色素のアントシアニンに補助色素とアルミニウムが加わると青くなる。酸性土壌はアルミニウムが溶け出して根から吸収されるので、アジサイなどは青い花が咲く。
  4. 地震、雷、火事、オヤジ のオヤジとはオオヤマジのこと。オオヤマジとは大きな風のことで、つまり台風のこと。
  5. ジェンナーが種痘を発明して実験台に自分の息子を使ったというのがあるが、大嘘で、実際には近所の貧しい子供を使った。

3は推理小説で読みましたが、リトマス試験紙とは逆ですね。

「そば殻枕でぜんそくが起きる」というのも載っていましたが、これは私(そばアレルギー)は自分で体験ずみ。

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読むクスリ〈26〉 / 上前 淳一郎

読むクスリ〈26〉 (文春文庫) 読むクスリ〈26〉 (文春文庫)
上前 淳一郎

文藝春秋 1999-12
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読むとクスリと笑う小話集の第26弾。

「週刊文春」の平成8年3月21日号~同年9月12日号の掲載分を文庫化したもの。

スーパーマーケット出身の社長がお辞儀をしてお客さんを迎える百貨店、「有言不実行」の社員を求める会社、社長が直接電話に出る会社(その会社のことを一番わかっているものが出るので効果が大きい)、学生に知識を教えた先生はクビになる医学部、作文で賞金稼ぎをしながら大学へ進学した農業高校の生徒たちなどの話が載っています。

私が面白いと思ったのは、

  1. 90歳になって初めてスイミングスクールに来たおばあさんが「三途の川を泳いで渡ろうと思って」というと、コーチが「ターンを教えてあげますよ。そうしたら帰って来られる」と言ったという話
  2. アラブでも「金を湯水のように使う」という表現があるが、かの国では「金を大事に惜しみながら使う」という意味で、日本と逆という話

です。

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読むクスリ〈25〉 / 上前 淳一郎

読むクスリ〈25〉 読むクスリ〈25〉
上前 淳一郎

文藝春秋 1996-06
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1996年発売。

『読むクスリ』シリーズの第25巻。これは「週刊文春」連載のコラムを文庫化したもの。

読むと薬になる、いい話という意味の他に、

読むと 「クスリ」 と笑う

という意味があります。

役に立つか おもしろいか のどっちか ということでしょうが、どっちでもないなあ と思うときはあります。

主に日本の高度成長時期のビジネス社会における裏話などが載っていて、これは我々のようなオッサンには懐かしく思えるわけであるが、反面、若い人にはわかんないだろうなぁ、という話であったりします。

人情味もほどよくあって、暇つぶしにはいいと思います。

私は遠隔画像診断を行っていますが、ある遅いシステムを使うときに、次の患者のデータがロードされる間に1章ずつ読むという読み方をしています。

このシリーズの副題は「人間関係のストレス解消に」となっていますが、私の場合は「どんくさい機械に対するストレス解消に」というのがピッタリです。

この巻での「いいね!」は、

アポなし営業論」での東京と大阪とのビジネス流儀の違い、「商売敵の荷運び」、「越中の思い出」でのふんどしの話、「キツネの世界旅行」での「空飛ぶぬいぐるみ」のようなお話(原作か?)、「推理小説より面白い」での脚気の歴史、「名札は木っ端

などかな。

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意外に日本人だけ知らない日本史 / デュラン れい子

意外に日本人だけ知らない日本史 (講談社プラスアルファ新書) 意外に日本人だけ知らない日本史 (講談社プラスアルファ新書)
デュラン れい子

講談社 2009-07-22
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2009年発売。

題名を見ると、おおっと思うのですが、中身は国際結婚をした普通のおばさまのエッセイ。

一番おもしろかったのはフランス人の結婚観で、意外とまじめ。

婚外子が半数を超えているので、どれだけ自由なのかと思っていたら正反対。

日本の方が乱れているかも。

フランスの結婚制度には、婚姻、PACS、同棲とあり、PACS とは簡易結婚のようなもの。

同棲は別に届けなくてもいいが、役所に届けると「同棲証明書」をもらえる。

フランス人は愛が一番大事で、相手の収入、職業は二の次だそうです。

日本人の女性はまず相手の収入を知ってからでないと恋愛感情がわかない、と手厳しい。

このあたりもわずかな友人に訊いて書いているだけなので、事実かどうかちょっと判断がつきかねます。

パリが貧乏アーティストに安いアトリエ(月1万円くらい)を提供しているということが書いてありますが、この前のTV(日本の銅版画家が主人公)でもやっていました。

この本によると、こういうアトリエを借りた人は既得権益を手放さず、どんどん依存体質になり、生み出す芸術も劣化していくという実情だそうです。

貧乏で生まれる芸術と心のゆとりから生まれる芸術の2つがあると思うので、このあたりはなんとも言えませんが・・・、

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いい加減にしろよ(笑) / 日垣隆

いい加減にしろよ(笑) (文春文庫) いい加減にしろよ(笑) (文春文庫)
日垣 隆
文藝春秋 2008-10-10
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ガッキィファイターこと日垣さんの本。

単行本は 2006年の発売。

細木数子、平山郁夫、小泉純一、朝日新聞、JR西日本などメッタ切り。

内容は古いのですが、相変わらず視点と論調が鋭い。

取材力と文章力と両輪がそろっているのはすごいことです。

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本屋通いのビタミン剤 / 井狩春男

vitaminbook1.jpg

本屋通いのビタミン剤 (ちくま文庫)

井狩 春男 筑摩書房 1993-02

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1993年文庫化されました。

本の取次店にお勤めで、「本の雑誌」にちょくちょく書いておられる猪狩(井狩)さんの本にまつわるエッセイをまとめたもの。

参考になります。

吉本隆明の本って何を言ってるか私にはよくわからない。ばななも然り。なんであんなに売れるんですかねぇ。

サイン本の話がおもしろかった。

最後の章はちょっと泣けた。

目次

  1. 本屋通いのビタミン剤
    (装丁・福紙・本の匂い 腰まき・辞書・著書サイン 本と木・はなぎれ・上下本 神田書肆街観察学 棚と平台の身の上ばなし 漱石はサイン会をしただろうか?)
  2. 本たちの物語
    (本たちの物語 夏にやってきた大男 M氏の“重さ”のこと 古本屋の贈り物 ぼうずとスリップ 悲しき返品の話 「おりのなかのたよりない面々」 ペリカン便による売れ行き調査 「独眼竜政宗」から「武田信玄」へ 出版界の川中島合戦 小泉今日子と『モモ』 与謝野晶子以来の大型新人類歌人 おフロの中で読む本 真夏のカレンダー商戦 「殺人事件」が流行る季節 ビデオソフトと本屋さん 「私たちの就職手帖」のパワー 商品知識を備えたベテランの話 詠美さま受賞オメデトーございます 人の死と本の売れ行き スケボー・野菜の本・台本 『岩波文庫総目録』が売れるフシギ ベテランの万引き屋の話 『サラダ記念日』人気とパロディ ビデオマガジンの可能性 ほか)
  3. 売れる本の秘密
    (装丁と売れ方の怪しい関係 「吉本隆明」黄金配列之図 全日本出版界影響力記録保持者 小泉今日子 売れる本の秘密 お産と育児の本が売れる時 雪深い地方では売れない本ベストセラーの陰に若い女あり)

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がんばれクラシック / 砂川 しげひさ

がんばれクラシック (朝日文庫)

がんばれクラシック (朝日文庫)

砂川 しげひさ

朝日新聞 1993-07

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砂川しげひさ氏のクラシック音楽に関する雑学本。

最後のほうはショートショートを披露。

読んでもいいが、読まなくてもどういうこともない。

まあ、クラシックがほどほどに好きな人はどうぞ。

クラシックをとことん愛している人が読むと腹が立つかもしれません。

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RadFan12月号に拙稿が載りました

かねてからこっそりお知らせしていましたが、リレーエッセイのトップバッターを仰せつかりました。

◆Reading Up Grade! 第1回
岩崎 康(遠隔画像診断組合LLPテラーク)

 

興味がある方は雑誌のほうでご覧ください。

> http://www.e-radfan.com/radfan-next/11271/

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メディカル憩室

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【上位版】次世代型サイト作成システム「SIRIUS」

 

上記のソフトで昔書いたエッセイ「メディカル憩室」を作り直しました。 だいぶ読みやすくなりました。

> メディカル憩室 http://yiwasaki.com/meddiv/

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