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SSD の進化

公開日: : パソコン

これまで結構な数の SSD を買いました。
一番最初に買ったのではないが、うちでのかなりの古株の SSD がこれ(↓)。

Buffalo の SSD-PEU3シリーズの初期モデルで 2012年4月発売。
希望小売価格:「256GBモデル」3万3285円、「128GBモデル」1万4280円、「64GBモデル」8925円だったらしく、私は 128GB をいただきました。
ケース一体型(USB接続)で、内部の SSD の型番は不明。

すぐプチフリして遅くなっていたため、すぐに新しい SSD に買い替えてからは たまにバックアップで使っているだけでした。つまり実働時間は数十時間程度。

速度を測ってみました。上2行はシークエンシャル読み書き、下2行はランダム読み書きです。
13年前の SSD はこんなものだった。

USB3.0 接続(3.1 ではない)のせいもありますが、シークエンシャルの読み書きはまずまず。
しかしながらランダムの読み書きは当時の USBメモリよりはよいながらも 最近の USB メモリには劣りそうですね。
ランダムが激遅なのはいわゆる「プチフリ(プチ フリーズ)」のためでしょうか。

2012年のうちに早速買い替えた SSD は 当時爆速と評価の高かった PLEXTOR PX-128M5S
USB 接続ではなく SATA 内蔵で使っていたので、速度的にはまずまず満足していましたが、そのうち後輩の SSD に主役の座を譲って 現在はバックアップ要員に。

これも測ってみました。外付けUSB ケースはこの前買った玄人志向のもの。
これも13年前のものなんですが、いかに?

ランダムアクセス(下の2行)が画期的に速くなっています。
当時は「プチフリもなくなって、速いな~」と思ったものです。

それからいろんな SSD を買いました。でも、速度的にはあまり変化を感じませんでしたね。

昨日測った M.2 SSD (↓)は USB 3.1対応のためかシークエンシャル読み書きは速くなったものの、ランダム読み書きは 13年もの年月を経た割には あまり変わっておりませんね。

以前買って、性能が全然悪いじゃんってなっていた 500GB USB スティック型SSD のエレコム ESD-EMN0500GBU ですが、上と同じく Rysen7 機で測り直してみました。

この SSD は 2020年ごろのモデルで、USB3.2(Gen1)対応で転送速度は最大400MB/s のはず。

以前測ったときよりは成績はいい(CPU が違うし、Windows10⇒Windows11 なのでドライバが異なるせいもあるかも)のですが、13年前の PLEXTOR PX-128M5S  に負けています
メモリチップはこちらのほうが 7年程度新しいはずなのに。
チップコントローラが違うせいかもね。

結論

ということで、USB 接続で使うなら速さについては そんなに目くじら立てなくていいようですね。
速度に関わるいろんな要素がありすぎて、自分の環境での実測値とカタログスペックが一致することはあまりなさそう。メーカーの測定環境も違うでしょうし。
ということで、速度にこだわって選んでも無駄と思います。
容量あたりのコスパで選ぶのが得策でしょうか。

それでも速度を重視するなら、USB や SATA などのボトルネックが介在しない M.2 NVMe タイプの SSD を買って内蔵で使うのがベスト、というかオンリーワンの解決法のようです。

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