今年はバックロードホーン! Stereo 付録のスピーカー(2015年8月号)
公開日:
:
オーディオ
やって来ました、自作の夏が。
毎年訪れる・・・雑誌Stereoは8月号が”自作特集”なんです。
現時点ではまだ発売されていませんが、今年はすごそうです。
数年前からスピーカーユニットがおまけについてくるようになりました。雑誌の方がおまけという人もいますが。
一昨年まではスキャンスピーク製でしたが、昨年は日本のフォステクス製。
ということで、今年もフォステクス10cmフルレンジ・スピーカーユニットが2個ついてきます。
![]() |
Stereo 2015年8月号
音楽之友社 2015-07-18 売り上げランキング : by G-Tools |
同時発売のエンクロージャーキットは今年はなんとバックロード。
![]() |
スピーカー工作の基本&実例集2015年版 (ONTOMO MOOK)
Stereo 音楽之友社 2015-07-18 売り上げランキング : 243442 by G-Tools |
ということはユニットもバックロード向きの仕様でしょう。
バックロード(バックローディッド・ホーン)システム
バックロードとはユニットの背面に空気室を形成し、そこから細いダクトを出してそれを徐々に太くしていきながら屈曲させてエンクロージャーの中におさめるというものです。
雄大な低音が得られるというのが最大のメリット。
密閉型と違い、ユニットの動きを制限しないということで音離れのいい爽やかな音になります。
ちょっと前までは、バックロード用のユニットはフォステクスしか作っておらず、フォステクスの製品は半分以上がバックロード向けだったのですが、最近のフォステクスはバックロード用のユニットはほとんど作らなくなっていました。
新作がでないだけでなく、従来のバックロード用のシリーズまでバスレフ向きに変更される始末。
それだけにこの特別仕様ユニットは希少価値がありますね。
これをベースにまた新しいバックロード用の新作を作ってくれるとなおウレシイのですが。
*
昨年のフォステクス製スピーカー(2ウェイバスレフ)は今でも自宅のメインの PCシステムで使っています。
やはり、フォステクスの音はピチピチしていいものです。スキャンスピークの音は年増すぎて、ちょっとPCにはあわせにくいなと思いました。
今回のは 10cmのバックロードなんで、今までの付録の中でも最大サイズになりそうです。
音もきっと雄大かつハイスピードでしょう。
ああ、待ちきれません。
関連記事
- ステレオ 2014年8月号 付録 FOSTEX スピーカー
- 日本の夏 手作りスピーカーの夏
- stereo (ステレオ) 2013年 08月号 スキャンスピーク製スピーカー付き
- STEREO誌8月号付録のスピーカー
- 雑誌Stereo(ステレオ) 2012年8月号 スピーカー付録
- スキャンスピーク製の付録スピーカー
- Stereo編 スピーカー工作の基本&実例集 2012年版: 特別付録:エンクロージュア・キット
###
関連記事
-
-
S.M.S.L. という中華オーディオメーカー
S.M.S.L.という中国のオーディオメーカーがあります。 「双木三林」という会社の漢字の頭文
-
-
スピーカーの箱(ブラックスワンの場合)
スピーカーの音の大部分はユニットで決まるわけですが、箱も多少効いてきます。特に低音部分に効いてくるの
-
-
【ヤフオク】OM-MF5用ダブルバスレフ型スピーカーボックス 落札
上は外観、下は内部構造。 7000円+送料(ペア)で落札。 2018年7
-
-
オーディオという趣味・・・沼にハマらないために
昔流行った趣味でオーディオというのがありました。 最初はモノラル再生で、スピーカーは1つでしたが、
-
-
PIONEER プリメインアンプ A-N701(2)
* シャープ1ビットデジタルアンプ SD-AT1000 はときどき出力がふらつくようです。コン
-
-
オーディオ雑誌「無線と実験」とフラットスピーカー
オーディオ総合雑誌と名乗っている「無線と実験」という月刊誌があります。 「無線と実験」なのに無
-
-
D-500 エッジ バリバリ
http://audio-heritage.jp/ONKYO/speaker/d-500li
-
-
SANSUI AU-α607 MOS Premium 瀕死で A-N701 登板
* パイオニアのアンプ A-N701 が来たので聞き比べをしようと思ったら、メインのスピーカー








