「画像診断」カテゴリーアーカイブ

【お勧めサイト】 遠隔画像診断 UP TO DATE

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放射線科読影医にお勧めのサイトとしてこちらを挙げさせていただきます。

⇒ 遠隔画像診断 UP TO DATE

大学の後輩がやっているサイトで、画像診断に便利なメモ集など 多彩でお得な内容になっています。

更新も速く、最近の雑誌や研究会の内容も即座に載ることが多いので、最新の知識を得たい方はごらんください。

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彼はうち(テラーク)のメンバーではありませんが、実はワタシもときどきアドバイスを求められたりしており、温かく見守っております。

それにしても若いのに たいしたやっちゃ。

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画像診断雑記に新しい症例を載せました / 「よくあるあれ?」

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別サイトの画像診断雑記に新しい症例を載せました。⇒ 「よくあるあれ?」

こういうの。

ちょっと簡単すぎましたか?

でも、もし間違えたらミッキーマウスに笑われますヨ。

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【関連記事】

画像診断雑記という別サイトに難聴の症例を載せました

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画像診断を考える・新版 今春発売

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名著『画像診断を考える』ですが、編者の下野太郎先生 からうれしい連絡をいただきました。

今年の4月の春の日本医学放射線学会にあわせて 学研メディカル秀潤社から新版が発刊されるということです。

新版は新規著者によるもので、Generalist編と各臓器編とに分かれているそうで、楽しみです。

今回は旧版原稿も電子データで見ることもできるようになるそうですが、現在絶版中なのでうれしいニュースですね。

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旧版はこちら

画像診断を考える―よりよい診断のために 画像診断を考える―よりよい診断のために

西村 一雅 南 学 下野 太郎

秀潤社 2003-10

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画像診断報告書のコピペ(3)

画像診断報告書のコピペ 、画像診断報告書のコピペについて(続) でも書きましたが、所見内容のコピペは別に失礼(コピーされた医師に対して)とは思わない私です。

むしろ名誉に思う方なので。

遠隔画像診断におけるコピペのメリット

特に、遠隔画像診断のように外部の機関で、担当者が誰かよくわからないような場合は、報告書の形式、内容、用語はなるべく統一したいと思っています。

これはお客様(=依頼医)の読む手間を省くことが最も大事と思っているからです。

読みやすく、ひと目で内容(意図)が伝わるように書くと、次の依頼をまたいただけるという好循環になります。

独りよがりの所見のデメリット

実際にこの事業をやっていると、書き方の特殊な人は内容の如何に関わらず、依頼医からの逆指名を受けることが多いです。

「あの先生以外の先生でお願いします」

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リサーチ業などの情報提供業者の場合では、納入する報告書の体裁や質が担当者ごとにバラバラで統一が取れていないというのは、会社として未熟と言わざるを得ません。

その点も考慮に入れますと、遠隔画像診断事業も事業として考えた場合、レポートは画一的にしたほうがいいのかもしれません。

個性を出したいと思うところはありますが、依頼医の便宜をもっと尊重すべきでしょうね。

外部の機関でなくても同じ(サービス業全体の真理)

じつは、病院勤務の場合でも同じではないでしょうか?

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【関連記事】

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画像診断雑記という別サイトに難聴の症例を載せました

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画像診断雑記 というサイトも運営しておりますが、この前、元のデータが吹っ飛んでしまい、ちまちまと復元しておりました。

なんとか 元どおりになったようなので、ようやく再開しようと思います。

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ついでに新しい症例(後天性の難聴)を加えておきましたので、よろしければご覧ください。

この画像が問題になります。

中年になって左の耳が聞こえなくなってきたという症例で、このCTである疾患を疑わないといけないっていう問題です。

詳細はこちらです⇒ 画像診断雑記「後天性の難聴」

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海外で遠隔画像診断

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すごい本見つけた。

この本読んで、大資産家&海外遠隔画像診断医を目指しませんか?

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イーサイト以外の、非クラウド型遠隔画像診断システムを使っているなら、なかなか日本を長期に離れることは難しいですが、イーサイトのシステムをお使いなら簡単ですね。

停電したら近くのホテルのロビーの WiFI でも借りたら続きができるわけで・・・

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この本の詳しいことはまた後日書きます。

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遠隔画像診断 / サーバーの管理

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遠隔画像診断サービスを自分で行う場合ですが、

サーバーの管理が大変そう

というご質問をいただきました。

サーバーの管理は、イーサイトのクラウド型遠隔画像読影システムを使えば、いっさい要りません。

従来の非クラウド型では必要になるのですが。

イーサイトのクラウド型遠隔画像診断システムでは、クラウド上に患者データも読影側システムもありますので、自宅の読影端末内にはいっさいデータが残りません。

なにかトラブルがあれば、運営しているイーサイトに連絡するだけです。

データのバックアップ、システムのアップグレードなどもすべてクラウド上でイーサイトがやってくれますので、こちらはなにも手を出さなくていいです。

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使った分だけイーサイトに支払うわけですが、読影以外にはシステムを使用しない(読影料が入るときだけシステム使用料を払う)ので、読影医が赤字になることは絶対にありません。

サーバーの管理料もこの1件いくらのシステム使用料に含まれているのです。

イーサイトのシステムについてはこちら⇒遠隔読影の概要 – イーサイトヘルスケア株式会社

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【関連記事】

イーサイトのクラウド型遠隔画像診断システム 利点(2)
イーサイトのクラウド型遠隔画像診断システム 利点(1)
クラウド型と非クラウド型の違い(遠隔画像診断システム)
クラウド型(画面転送型)遠隔画像診断システム

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腓骨遠位の骨腫瘍? 青池嚢胞 Aoike’s cyst

aoike_cyst2

 

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先日、MRI の依頼で 60代の男性で、依頼書の検査目的の欄に

「単純レ線で片側の腓骨遠位に円形の透瞭像があり、骨腫瘍を疑う」

というものがありました。

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MRI(上の画像)を見てみると、骨腫瘍ではなく、遠位前脛腓靱帯の付着部の高さで、その内側の腓骨前面の骨皮質が陥没しているだけでした。

ということで、診断は so-called Aoike’s cyst (いわゆる青池嚢胞)にしました。

この診断名をつけるのは生まれて初めてでした。

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テラークのメンバーに 「Aoike’s cyst って ググっても出てこないので 死語かな?」と訊いたら、ほとんどの人はこの名前をご存じなかったです。

しかし、メンバーの一人が国立国会図書館で原著を見つけてくれました。

1956年(古っ!)の臨床外科(Journal of clinical surgery) 11(10) の p653-656 に掲載された

「腓骨下端Metaphyseに発見せる骨透明巣 / 青池勇雄」

です。

青池勇雄(あおいけ いさお)氏は東京医科歯科大名誉教授で、1910年生まれの整形外科医の大家です(2002年にご逝去されています)。

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もう一人のメンバーは、

関節リウマチで見られる distal fibular notch が似ているでしょうか

ということで

Skeletal Radiology September 1997, Volume 26, Issue 9, pp 529-532 の

Distal fibular notch: a frequent manifestation of the rheumatoid ankle

という論文を探しだしてくれました。

この症例はリウマチとは縁遠そうですが・・・

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日本語の雑誌ですし、古いので、年配の日本人医師以外はこの名前を知らないと思います。

それに原著が 1956年なんで 私の生まれる前で・・・当然CTもありません。

CT 時代の論文があるかなと思ったのですが、どうもなさそうです。

MRI の論文もないのも当たり前でしょうか。

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あとで西村一雅先生に訊いたら、「それ(Aoike’s cyst)でええんちゃう」 と言われました。

いずれにしろ、Aoike’s cyst 自体の臨床的意義はほとんどないようなので、死語の眠りを覚まさないように、安置しておくのがいいのかもしれません。

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掘り返すようですが、Aoike’s cyst の本態はなんでしょうね?

遠位脛腓靱帯は滑膜のない線維軟骨結合(半関節)なので、リウマチだとか滑膜炎の侵食による可能性は低そうです(化生により滑膜組織ができることはよくあるので、完全に否定はできませんが)。

上の写真では骨の erosion 部分に細長い液貯留腔があるようです。

化生により発生した滑液包で、これが靱帯によって最も可動性の低いこの部位に圧を加えたのでしょうか。

本来、関節周囲の滑液包は圧を和らげるクッションとして生じる(生体の防御反応)のですから、「圧を骨に有効に伝えてどうする?」・・・ちょっと考えにくいような気がします。

それに滑液包の圧迫によりできたのであれば、凸面の腓骨前面よりむしろ凹面になっている脛骨側にできそうなものです。

ううーん、じゃあ、滑液包でなく、ガングリオンが退縮したものでしょうか。十字靱帯ガングリオンのように靱帯近傍にできてもいいわけで(遠位前脛腓靱帯ガングリオン?)。

昔は粘液産生が豊富で接する腓骨に erosion をきたしたが、その後活性を失ってしぼんだ・・・

と考えると 矛盾はやや少なそうな気もしますが、Stafne 骨嚢胞で感じるのと同じようなモヤモヤした気分になります。

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【関連記事】

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原始舌下動脈遺残のMRA

ppha1

 ppha2

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この10年間で3例目ですが、原始舌下動脈遺残です。

原始三叉動脈遺残はしょっちゅう見ますが、こいつ(原始舌下動脈遺残)はちと珍しいですね。

脳ドック症例が増えてきて、目にすることが多くなりました。

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この症例(症状なし)では片方の椎骨動脈が低形成で、もう片方は内頸動脈から起始しているように見えます。

正確に言うと、内頸動脈と椎骨動脈とを結ぶ原始舌下動脈が遺残しているのですね。

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診断のポイントは、”椎骨動脈”に見える動脈がMRA元画像で舌下神経管を通過している こと。

ppha3

この舌下神経管を通過しているのが遺残している原始舌下動脈そのもの というわけですね。

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【後日談】

この記事を書いた数日あとにまた 1例見かけました。案外多いのかも・・・

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【関連記事&リンク】

画像診断雑記

ペッサリーリング

一見正常なMRA(2)

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これから遠隔画像診断を始める人のために ビデオ

ビデオ⇒ これから遠隔画像診断を始める人のために アップロード日: 2010/09/28

以前講演会で話したものです。ここでも過去に一度紹介しています。

イーサイトのクラウド型遠隔画像診断システム 『DICOM PASSPORT』 を使っての安全、安価な起業法について私が話しています。

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クラウド型遠隔画像診断の導入により最も恩恵を受けるのは読影医です。

初期コストはほとんどゼロで、協働する読影医をいくら増やしても追加の端末費用などは全く不要です。

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導入する病院にとっては、非クラウド型とそんなに使用感は変わりませんが、読影医や読影会社が変わってもシステムを変更する必要はありません。

また 5-10年もしますと、普通の非クラウド型システムは入れ替えが必要になるケースがあります。全体で数千万円になることがある”隠れたコスト”です。だからといって更新しないとシステムのスペックはいつまでたっても進化無しですね。

クラウド型なら更新費用はゼロ。

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遠隔画像診断に従事している、あるいはその希望をお持ちの読影医の方々や、医療機関内で­読影医の有効活用を考えておられる担当の方々、その他、遠隔画像診断の新しい動向に興味をお持ちの方々は一度上のビデオをご覧いただけると幸いです。

イーサイトのシステムについてはこちら⇒遠隔読影の概要 – イーサイトヘルスケア株式会社

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The iliac wing sign / 骨盤外傷のサイン

iliac wing sign

T2WI 前額断像

上の画像は左恥骨体部骨折の症例の急性期の T2WI 前額断像ですが、左の腸骨翼内側にシート状の強い高信号が広がっています。

この部分はいわゆる通常の血腫の経過を取らずに自然に消退していきます。

これについては京大大学院の柿木崇秀先生が EJR に発表され、the “iliac wing sign” と命名されています。

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私も以前から骨盤振盪の際によく見られると思っていまして・・・

  1. 骨盤骨折(腸骨とは限らない;むしろ腸骨以外が普通)があることが多いが、ないこともある
  2. 両側性(対称性、非対称性)のこともあるし、片側性のこともある
  3. 片側性のときは外力の強くかかった側に多い傾向があるように思われる
  4. 本態は血腫(血管外出血)ではなく、浮腫あるいは静脈叢の拡張のような状態
  5. ただし、他の部位の脂肪織内の浮腫のような網状の形態をとることはまれ
  6. 自然に消失する

という特徴があると思っていました。

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さて興味深いのは出現の機序です。

柿木先生は論文中で筋の構造から説明しようとされていましたが、私は

疼痛刺激による自律神経異常が骨周囲の血流量増加をひきおこしているのが浮腫の原因か?

とずっと思っていました。

ただし、この部分だけに出現する説明が困難でした。

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で、最終的な私見では、

疼痛による筋トーヌスの増加は近傍の多数の筋に起こっているが、この部分は腸骨翼の陥凹のために、覆っている腸骨筋が緊張するとこのスペース(腸骨~腸骨筋の間)が引き延ばされ、周囲より陰圧気味になりやすいのではないか。

それを埋め合わせるために浮腫や血管(静脈)の拡張が起きやすく、長く持続するのではないか?

と思っています。

証明が難しいですが。

Morel-Lavallee lesion のように、外傷時の腸骨筋収縮によりこの部分の脂肪織がはがれ、小さな裂隙ができ、そこに液(リンパ液など)が貯留するのか?

という解釈もありそうですが、それならばなかなか消失しないものもあって欲しいところです。

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浮腫が主体なのか静脈の拡張が主なのか、造影CT で評価したいところでありますが、通常の横断像では骨に近すぎて部分容積効果の影響が強く、評価が難しいですね。

細かくスライスして前額断で評価したいところです。

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もしこの病態について よくご存じの方があるならお教えください。

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【参考文献】

Takahide Kakigi, etc.: The iliac wing sign: An indicator of the presence of bone and/or soft-tissue injury of the pelvis and hips.    European Journal of Radiology 81 (2012) 2348-2152

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遠隔画像診断ニュース(teleradiology.jpn.com)更新

私のやっている関連サイトの 「遠隔画像診断ニュース( teleradiology.jpn.com ‎)」を少し手直ししました。

SEO の観点からの微々たる改良ですが。

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じつは最近いいニュースがなくて困っています・・・

⇒ 遠隔画像診断ニュース

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【関連記事】

遠隔画像診断ニュース始めました

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イーサイトのシステムの利点(4)

続きです。

イーサイトヘルスケアの遠隔画像診断システムの利点を紹介します。

放射線科常勤医を守る(CT、MRI をお持ちの総合病院編)

高額な画像診断装置をお持ちの病院の場合、常勤医を抱えていることが多いでしょう。

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画像診断医にも自分の専門分野があることが多く、不得意分野も多々あります(たとえ専門医でも)。

不得意分野の症例が多いとストレスになりますし、一人でつけられる症例数も限られています。

たえず「燃え尽き症候群」の予備軍にあります。

特に 不得意分野の見落としで訴訟になったりすると 高率で辞めていきます。

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だからと言って無闇矢鱈に定員を増やすことはできませんよね。

定員を増やせば各医師がますます自分の専門分野に閉じこもってしまい、効率が悪くなることが多いです。「働いたらソン」と考えるものも出てきます。

  1. 少ないといつ辞めるかわからない
  2. 多いと効率が悪くなり、際限なく増える可能性がある

 

という頭の痛い問題ですね。

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これを解消するのが遠隔画像診断でのサポート。

常勤医の不得意分野や過剰分を遠隔画像診断で対応するのです。

常勤医も人間です。病気もしますし、長期の休暇を取りたい時もあります。

長期休暇や病気の時も 遠隔画像診断でのサポートがあれば安心 ということで、離職率が減ります。

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常勤医が燃え尽きて辞めた場合、すぐに噂はネット上(Facebook、2チャンネル、etc.)をかけめぐり、次の常勤医はなかなか来ません。

特に一人医長のところなどは「死にに行くのか」と周囲から引き止められます。

前任者は燃え尽きて辞めた、下手をすると体を壊すまで働かされるのでは蟹工船と変わらない と思われたら、二度と常勤医は得られません。

でも遠隔画像診断のシステムのようなライフラインが入っているところであれば、病院に理解がありそうだ と安心して応募する者も増えるでしょう。

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ということで、イーサイトのシステムを入れて、イーサイトの紹介する遠隔画像診断医と契約すればいいだけの話です。

このシステムのコストは診断料を除けば月数万円くらいのものです。いい常勤医を得る あるいは 長くいついてもらうためには安い投資だと思います。

診断料も CT,MRI の場合は 健康保険の断層画像診断料でまかなえるからソンはありませんしね。

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【関連記事】

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イーサイトのシステムについてはこちら⇒遠隔読影の概要 – イーサイトヘルスケア株式会社

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イーサイトのシステムの利点(3)

続きです。

イーサイトヘルスケアの遠隔画像診断システムの利点を紹介します。

前回と対象が変わります。

病診連携にきわめて威力を発揮する(CT、MRI をお持ちの開業医編)

診断機器をお持ちの開業医の場合、装置の稼働率を上げたいが、なかなか上がらないのではないでしょうか。

それは、自分の専門分野にしか使っておられないからではないでしょうか。

たとえばMRIをお持ちの整形外科開業医の場合、常連の患者が頭痛や腹痛を訴えたときに撮影しても読影ができなければ訴訟のネタを作るだけになってしまいます。

たとえばCTをお持ちの内科開業医の場合、頭痛や関節痛を訴える患者を撮像してもやはり十分な読影ができないので、「どこか大きな病院で診てもらって」と言いがちです。そうやって患者が大きな病院に行ってしまい、全部そちらで診てもらうということになり、結局患者をとられてしまうということになりがちです。

自分のところでひとまず画像診断をして、近所の他科の開業医ですむのであればそちらを紹介することで、そのようなことは起きません。

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また、最近は臓器別専門の傾向が強いので、CT で大腸癌や小さな乳癌を見落としていたり、肺癌疑いの陰影の増大傾向を見落としたり・・・自分の専門臓器以外は意外と目が届かなくなっています。

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イーサイトのシステムを入れれば、イーサイトの紹介する遠隔画像診断医と契約して レポートを作成してもらえばいいわけですから、CT や MRI が「自分の診断できる疾患にしか使えない」限定された装置から 万能の診断装置に進化することになります。

しかも、このシステムのコストは診断料を除けば月数万円くらいのものなんです。CT なら月に 5件くらい増やせば支払える額です。

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それで患者満足度もぐんと上がります。

「あの先生、整形外科医なのに大腸癌見つけてくれた」

とかですね。

(続く・・・)

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【関連記事】

イーサイトのシステムの利点(2)
イーサイトのシステムの利点(1)
イーサイトのクラウド型遠隔画像診断システム 利点(2)
イーサイトのクラウド型遠隔画像診断システム 利点(1)

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イーサイトのシステムについてはこちら⇒遠隔読影の概要 – イーサイトヘルスケア株式会社

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イーサイトのシステムの利点(2)

続きです。

イーサイトヘルスケアの遠隔画像診断システムのほかの利点を紹介します。

病診連携にきわめて威力を発揮する(総合病院編)

診断機器をお持ちの総合病院の場合、装置の稼働率を上げたいが、なかなか紹介数が増えないものです。

稼働率を上げるには病診連携での依頼数を上げることが効果的です。

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現在病診連携をおこなっておられないところは導入を検討してください。このご時世で、そんなところはほとんどないでしょうが。

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病診連携を行なっているところは、他の施設との差別化のために迅速なレポート返却体制を確立することが効果的です。

常勤医が丁寧なレポートを返していても、レポートを郵送で返送しているだけでは、開業医が結果を受け取るのに大きなタイムラグがあります。

イーサイトのシステムを入れれば、病診連携で画像診断の依頼をしてくれた開業医さんにID、パスワードを発行してあげるだけで、開業医はどこからでも自分の紹介した患者の画像やレポートにアクセスできるようになります。

他の病院に頼むよりよっぽど早くて便利 という優位性を確立できます。

CD-R に焼かなくてもレポートだけでいいよ ということになれば、さらに手間やコストが省けます。

常勤医のいない病院でも イーサイトの紹介する遠隔画像診断医と契約して レポートを付加すればいいわけですから、CT や MRI を有効に活用できていない病院は容易に稼働率を上げられるようになります。

(続く・・・)

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【関連記事】

イーサイトのシステムの利点(1)
イーサイトのクラウド型遠隔画像診断システム 利点(2)
イーサイトのクラウド型遠隔画像診断システム 利点(1)

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イーサイトのシステムについてはこちら⇒遠隔読影の概要 – イーサイトヘルスケア株式会社

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イーサイトのシステムの利点(1)

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また、このネタか、と言われる人も多いでしょうが、 イーサイトヘルスケアの遠隔画像診断システムの利点を整理します。

遠隔画像診断事業に使える

遠隔画像診断会社が しっかりとした基幹業務に使えます。

私などは十分に潤っています。

インターネット回線があればどこでも使用できる

クラウド利用の画面転送型なので、比較的遅い回線でも使えるのがメリット。

普通のファイル転送型ではこうはいきません。

常勤医(、ほか)が使える

契約によっては 病院側で送信装置を自由に使えるので、常勤医(休暇中、夜間、出張中、入院中・・・)や知り合いの医師(海外在住、旅行中、交流のある大家・・・)にも使用してもらえる。

たとえば、自宅待機当番の放射線科以外の科の医師も、自宅で画像を見て、病院に行くかどうか判断できるし、当直医やスタッフに的確な指示を出すことができます。

(続く・・・)

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イーサイトのシステムについてはこちら⇒遠隔読影の概要 – イーサイトヘルスケア株式会社

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画像診断報告書のコピペについて(続)

前回はこちら>画像診断報告書のコピペ

他人の書いた過去所見のコピペが非常識な行為なのか

前回は「過去所見のコピペが非常識な行為なのか」という問題についての意見を述べました。

主旨は「尊重の気持ちを持ってコピペすることは非常識とは思わない」ということでした。

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画像を見た ⇒ 過去の画像を見た ⇒ 過去の所見を読んだ ⇒ 全くそのとおりでございます。完璧です。さすがです。 ⇒ 変化もないので付け加えることもありません。 ⇒ そのまま使って「診断名」に(不変)とでもつけておきましょうかね。それくらいしかできないほど完璧です。

という気持ちで使っているなら、問題はないのでは?

私などは 必要もないのに加筆訂正などするのは かえってけちをつけるようで心苦しく思うほうです。

目的に添ったコピペのメリット

また、前回の所見に統一することによって 主治医の読む手間、理解する手間も省くことができます。

これはコピペのメリットということで挙げました。

コピペにより書く時間を浮かせられたら、その分画像を読む時間に使えます。

ある一面におけるコピペのデメリット

研修医など(研修医に限定せず読影能力の足りない人も含めて結構です)に対しては読影能力を磨くのに不都合な点があるということで奨められません、と述べました。

これはコピペのデメリットということで挙げましたが、この場合のコピペの功罪は 本題の「過去所見のコピペが非常識な行為なのか」とは別の問題です。

電話の普及段階のときも 「電話で人にものを頼むとは非常識だ。ちゃんと書簡にしたためて頼め」と言われたそうです。いまでは日常茶飯事ですけど。

「電話など証拠の残らない(当時は録音機能がなくて残らなかった)もので重要事を依頼すると、証拠も残らないので嘘やはったりなどを混ぜて犯罪スレスレのことを相手にさせようとするやつもいるから、電話でものを頼んではいけない」

と言う人が今いるでしょうか。どこかにいそうな気もしますが。^^

使う人は千差万別。思惑もいろいろ。利用者のうちの最低のヤツのことを考えればきりがありません。

コピペという作業より態度の問題

それにこの実力低下問題はじつはコピペにあるのではありません。

コピペができない(過去所見を表示のみできる)システムでは、画像を読んで過去画像と比べ、過去所見を見て問題なく変更点もないので、所見欄に「前回と不変です」と書くことに変わるだけのことです。

これはコピペではありません(したがって以前の読影医から「失礼だ」とは言われない)が、実力低下というデメリットはあります。

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それにコピペして書く時間を浮かせられたら、その分画像を読む時間に使えるのは大きいです。

コピペして、画像もよく読まない のでは読影力はどんどん落ちて大問題ですが、それはその読影医の問題ですね。やがて自分にはねかえってくるでしょう。

関連記事

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画像診断報告書のコピペ

画像診断報告書でのコピペ

ある患者さんの画像診断の過去のレポートを他の医師が書いていて、今回同部位を再検したのを自分が担当したとしましょう。

変化がなかったので、過去のレポートをそのままコピペして返却すると、非常識なこと(過去のレポートを書いた人に失礼)になるでしょうか?

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この前、A先生からメールが来て、

「B先生が私の書いた所見をそのままコピペしてる。非常識な行為だ!」

とおっしゃるのですが、昔ならいざしらず、このデジタルな時代に、10-20倍くらい仕事が増えているこの時代に はたして非常識にあたるでしょうか。

報告書は著作権の対象外

過去の報告書を見れば誰でもコピペとわかるわけで、文芸作品などのいわゆる盗作(自作と詐称する)行為にはなりえません。

どちらがどちらをコピペしたかも 100%間違いなくわかりますし。

そもそも画像診断報告書のようなものには著作権は発生しません。

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知り合いにも訊いてみましたが、「ハア? なにか問題でも?」という感じの答えが多いです。

私はむしろ、自分の文章を他人がそのまま採用してくれたらうれしいほう です。

採用してくれた先生の貴重な時間を節約してあげられたかな と思ってちょっとうれしくなります。

かえって変に書き直されると ちょっとガクっときたりします。

誰のための何のための報告書か

我々は文芸作家ではありません。

しょせんは報告書という書類です。美文、名文を披露する場所ではありません。

目的は患者の治療の役に立つことであり、そのためにならないことはすべきでありません。

ようは、主治医に読んで誤解の生じないように正確に理解してもらわないといけないってことです。

コピペをしなかった場合、つまり所見内容が同じでない場合に、結局病状に変化がないのなら、「所見をわざわざ違うように書きなおしているのはなぜか」と主治医は怪しむのではないでしょうか。

「なんか違うように書いてあるので真剣に読んだが、結局は同じかい!」 と憤る方もいるのではないでしょうか。

「構造化レポート」で誰が読んでも同じ所見にしようというカゲキな意見の方(冗談です:失礼しました)もおられるような時代に、病勢に変化がなかった場合に毎回違った所見を一から書くなんてのは 百害あって一利もないように思います。

先人の努力を有効に利用させてもらいましょうよ。

みんな忙しいんだから、お互い助け合えばいいじゃないですか・・・と思うのです。

コピペが望ましくない場合

例外が一つ。

放射線科の研修医などが安易にコピペするのは教育上よくありません。

これは禁止しましょう。研修医のためですから。

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どうしてもコピペされるのが嫌なら、最後に「無断転載を禁ず」と書いておけばいいと思います。著作権がないので効力があるか疑問ですが。

きっと「たかが報告書なのに、何様のつもりだ」と思われる主治医も多々おられるかと思いますけれども。

関連記事

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2000万円を不正受給? 彦根市立病院放射線科医師のケース

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滋賀県彦根市は30日、市立病院放射線科部長の男性医師(46)が3年6カ月にわたって計2064万円の時間外勤務手当と休日勤務手当を不正受給していたと発表した。市は同日付で停職1カ月の懲戒処分とし、男性医師は依願退職した。不正受給額は全額返金している。

 市立病院によると、男性医師は2009年夏ごろから、病院が委託する画像診断会社のシステムを利用し、放射線画像の診断業務を自宅で実施。10年1月~13年6月まで、毎月100~170時間の時間外手当を申告。病院が調べると、会社へのアクセス記録と男性医師の申告時間とが食い違っており、虚偽が発覚したという。

 男性医師は実働時間ではなく、画像診断1件につき全て20分換算で申告。「悪意は無かったが軽率な申告をしたことを重く受け止めている」と話しているという。

元ネタ> http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013093090201612.html

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遠隔画像診断が関与している話なので、ちょっと考えてしまいました。

ちょっと机上の空論になりますけど。

2064万円を 42ヶ月ですから 1ヶ月あたり 49万円ですか。

時間外手当がいくらなのか不明ですが、100-170 時間分ということですから、間をとって 135時間分とすれば時給 3640円になりますね。

「1症例に 20分かけていることにして請求していた」という証言を載せていますから、1例あたり 1210円ちょっと。

不正受給にしては安すぎませんか?

自宅での団欒時間をけずって、これっぽちでは割にあわないと思います。

私にはものすごく良心的な価格に思えます。

遠隔画像診断会社に頼めば1例 2500~3500円(読影医の取り分は 1500-2000円)。

病院には保険制度から1例あたり 4500円が入るわけですから、1210円ですめばありがたい話です。

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勤務医の中には

おれは臓器専門家なので●●の臓器の診断しかしない

と言って、1日10例(年間2500例)くらいしか診断していない人もいます。

それで2000万円近くもらっている人もいます(こういう人はたいてい年齢が高く部長や助教授クラス)。

こういう人は1例 8000円にもなるわけですよ。8千円。病院の収入(4500円)を超えてしまっています。

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彦根市のケースは時間外を「病院が委託する画像診断会社」のシステムで行っているわけですから、1例いくらで支払えば不正受給ではなかったわけです。

こういう遠隔画像診断は1例いくらで払うのが常識なのです。

その常識に従わず、病院が「時間外勤務の時給換算」にこだわったことが今回の問題の一番の元凶 と思います。

こういう頭の古いところに優秀な人を送るのは考えものです。

へたをすると燃え尽きてしまうからです。うつになるか、屋上から飛び降りてしまう人もいます。

病院に改革を促すためには、医局は次の人を送らないか、なるべく仕事の遅い人を数人タッグ(倍返し)で送るようにするといいと思います。

*

それにしても全額没収とはどういうことでしょう。

ちゃんと仕事はしていたわけですよ。

不正請求ではあったが、ちゃんと仕事をして、しかも少なめ(1210円)に申告していたわけですから、むしろ病院は 1例 1500-2000円 分(相場)で換算して不足分をボーナスとして加えてペイバックすべきでしょう。

割増請求でなく、割引請求なのですから。

もしこの件で全額没収で味をしめたら、放射線科医以外の常勤医でも 超過勤務分の時刻が間違っていただけで「不正請求なので全額返金しろ」と言い出しかねませんよ、この病院。

*

しかし、今回のことをあばいた人は自分を英雄扱いしたいでしょうが、ちょっと浅はかです。

物事には原因があることがほとんどなので、ちょっとおかしいなと思うことにも やむにやまれぬ事情がないのかと探る必要があります。

原因を直さずに現象だけを是正すると、せっかく機能していた「現場の知恵」をぶち壊し、問題を元に戻してしまいます。戻すどころか奥の手を封じてさらに悪化させてしまいます。

今回も「仕事の量に比べて常勤医が少ない」という原因があるわけですから、そこを是正しないといけないのに、「少ない常勤医をさらに無理甥をお願いして働かせる妙案」だった「自宅での時間外勤務」を事実上できなくしたことは大きな罪になります。

少なくとも今回のことで、日本の放射線科医で 自主的にこの病院で働こう と思う人はいなくなったはずです (正確には、これまでも自主的に働こうとする医師はいなかったが、医局が無理になだめて派遣していた;これからは医局から無理強いされてもここで働くという医師はいなくなった、と言うべきでしょうか)。

以前、毎日新聞奈良支局のアホ女記者が、奈良県の産科医療を崩壊させた(自分のお産のときは大阪で行った)のと同じ構図をここに見ます。

「問題解決は原因をつきとめてから」、「対策は原因に対して行う」というのは問題解決の基本。あの大前研一も耳タコになるほど書いていることですがねぇ。

*

以上、ウェブサイトからの情報を元に書いているので、事実誤認があればお詫び申し上げます。

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医局と系列病院と人間爆弾

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病院の勤務医の話ですが、ちょっとした病院(大きな病院、公立病院など)であればどこかの大学医局から派遣してもらっていることが多いです。

そういう病院を大学医局の系列病院と呼びます。

そうした場合、ときどき医局の政争で破れた人が送られてくることがあります。

病院としてはいまの既存の仕事が回らないので新たに人を雇いたいということで、医局に「いい人」を送ってくださいと頼むわけですが、ときどきとんでもないのが来たりします。

この人、

この病院には私の仕事はない。

私の得意な仕事を新たに始めるので新しい外来をつくれ。

私の仕事に必要な特殊な機械を買え。

とか無理難題を言ったりします。

本人は 「こんな病院でも私が最高の医療を行ってやるのだから意見をきいて当然だ」 という心づもりらしいのですが、病院側としては今滞っている仕事を正常化するために給料を払って雇ったので、とにかく普通の仕事をして欲しいと思うわけです。

現場の医師(特に担当科部長)が、「今の仕事をなんとか回すために新たに人を雇ったのに、雇った人がその仕事をせずに余計な仕事を始めた。ついてはもう一人雇って欲しい」なんて病院にはとても言えません。

なんとかなだめて仕事をさせようとしますが、実のところこういう医師は普通の仕事が普通にできなかったりします。

場末の病院を「大学病院のように」してあげる

とか変な使命感を持っていることもあります。

赤字で苦しんでいる市中病院を、年間何十億円も赤字を垂れ流す大学病院(最近は心を入れ替えてせっせと稼ぐようになったところもありますが)に似せようとするなんて、市中病院の院長にとっては疫病神以外のなにものでもありません。

ということで、こういう人のおかげで、ある病院がほかの大学医局系列に替わることがあります。一部の人は「人間爆弾」と呼んでいます。

こういうわけのわかっていない医師は病院にも迷惑、医局にとっても非常に迷惑なんです。

本人は「オレが正しい」と思っているんですけどね。

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CPFE(Combined pulmonary fibrosis and emphysema)って

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CPFE(Combined pulmonary fibrosis and emphysema) という病態があります(肺線維症+肺気腫)が、最初珍しい病気として欧米で報告されました。

でも日本人ではごく普通に見ますね。

毎日1例はありますし、多い日は5人くらい見ます。

*

  1. ほんとうに独立疾患なのか?
  2. 診断してなんのメリットがあるのか(予後や治療方法が変わるのか)?

 

と、以前から疑問に思っていましたので、私は診断名としては書かないことにしています。

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呼吸器内科医のブログでこのようなものがありました。

> http://pulmonary.exblog.jp/18777704/

欧米でも見直しの立場の人がいるそうで、ちょっとほっとしました。

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マル(句点)の使い方

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よくこんなふうな所見を見かけます。(図1)

でも私はこんな風に書きます(図1)。

句点(。のこと)は文章の終わりを示すものです。

日本人の発明で、今では中国に逆輸入されているそうです。

*

句点は文章の終わりを表すので、句点の前と後は別の文章です。

胆嚢結石を認めます。(図1)

肝嚢胞を認めます。

と書くと、図1 は肝嚢胞を示した図でないとおかしいです。

え、改行しているから図1は胆嚢結石の文に付属しているって?

改行は印刷の都合で非明示的になされることもあります。長い文章の途中で勝手に改行が入ることもあります。

だから上の文章は、

胆嚢結石を認めます。(図1)肝嚢胞を認めます。

と等価で、図1は胆嚢結石とは無関係で、肝嚢胞の文に従属しています。

でしょ?

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遠隔画像診断でのストレス

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遠隔画像診断をやっているときのストレスですが、

  1. 所見をつけた症例の結果がわからない
  2. 所見を読んでくれているかどうかわからない

 

ということをおっしる読影医が多いです。

*

1については私達が結果を知りたいものについては、依頼医に訊くようにすればいいのですが、こちらの都合やあちらの都合もあり、なかなか難しいですね。

私達テラークの場合は・・

ある施設では院内の取りまとめをしてくれる医師が、結果をメールで通知してくれるようになっています。

ほとんどの施設はこうなっていませんが、私達が知りたいと思うような症例の場合は所見にも明確な診断はくださず、次の一手をこう行ってくださいと書きます。私達が悩むようなものは主治医もおそらくよくわかっていないので、たいてい後日同じモダリティや別のモダリティでの再検が来ます。

そこでの依頼内容で、結果がだいたい知れるというわけです。

*

2については、基本的に初回でない限り、所見を欲しいと思って依頼されるわけなので、読んでもらえていると思います。

要らなければわざわざ依頼を出すことは行ってないはずです。

私達の料金はほかより少し高めなので、自動的に全例依頼に出すような施設はないからです。

読影の必要なものだけを読んでいられる。それが施設の常勤医と違う点ですね。

書けば全例読んでもらえるとわかっているのは、ストレスフリーで、いい気持ちです。

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PSP と PS sign

* 以前別ブログで書いたのですが・・・

> PSP(進行性核上性麻痺)の画像サイン: 遠隔画像診断てれらじ庵

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PSP(進行性核上性麻痺) という病気で、MRI 矢状断像を撮りますと、萎縮した中脳被蓋が目立ち、萎縮のない橋と併せて、皇帝ペンギンの横顔に似ているということで、penguin silhouette sign (PS sign)と名づけられた方がおられます。

PSP だから PS sign。 うーん、すばらしい。覚えやすい。 でもできれば PSP sign にしたいところですね。

前回の私のブログでは、Penguin-on-Sagittal-Plane sign にしました。

penguin silhouette-like picture sign というのも考えましたが、penguin’s silhouetted profile sign (”ペンギンの影絵化した横顔”サイン)はどうでしょう。

これらあるいは他の PSP sign にしていただければ、「PSP という疾患は PSP sign !」となって、我々のような凡人にも覚えやすくなったかもしれません。

え、かえって覚えにくい?

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spared lesion は間違い

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脂肪肝で、周囲より脂肪浸潤の少ない領域が見られることがあります。

血管支配によることが多いのはご承知のことと思いますが、spared region であって、spared lesion ではありません。

spared は「スペアされた」で「変化を免れた」という意味です。

region は「領域」、lesion は「病変」ですよね。

spared lesion だと「病的変化を免れた病変」という自己否定表現になってしまいます。

*

アミボイスで音声入力すると spared lesion になりやすいようです。ご注意ください。

*

あ、そうそう、spared lesion を使う場合もまれに見られます。 それは限局性の脂肪沈着に対して使われています。

でもこれは spare されている(免れている)わけではありませんので、やはり誤用でしょう。

ちゃんと、focal fatty lesion と書くか、あるいは lesion と言うまでもないな、と思えば、focal fatty change と書くべきです。

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アイディアは記憶から生まれる

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新しいアイディアというものは すでにあるもの どうしの組み合わせから生まれます。

このすでにあるものとは知識のことです。

知識は脳内に記憶として貯められます。脳外にある知識はそれを一度脳内に取り込まないと活用できません。

知識を記憶化して、それを使って考えて、新しいアイディアを生み出すということになります。

*

新しいアイディアが生まれなくても、知識を記憶化して、それを使って考えることは記憶の強化につながります。

  1. 考えながら記憶を強化する
  2. 記憶を使って考える

 

この1と2のプロセスを繰り返すことで、記憶の強化がなされます。

1と2の繰り返しの過程でときどき、新しいアイディアが生まれます。

これを「ひらめき」と言います。

この1と2を繰り返す「正のスパイラル」で 記憶の強化システム や 記憶をベースにしたアイディア生産システム が脳内に構築されます。

*

一を聞いて十を知る

とは10個の知識を頭に入れておけば、1つの知識を頭に入れたときに頭の中の10の知識と組み合わせて10の活用法、ヒント、アイディアなどが得られるということです。

アイディアマンになりたいのであれば、記憶を強化する。

記憶を強化するには記憶を使って考える。

記憶を忘れないようにするには頻繁に繰り返す。

*

以上は、今朝高槻駅をおりて高槻遠隔画像診断センターに行くまでの間に考えたことです。

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ばかげた遠隔画像診断システム(続き)

*

前回書いた遠隔画像診断システムですが、使用料金がかなり安いので結構導入されている方が多いものです。

このシステムは読影医(複数対応)側に小さなボックスが配られます。

このボックスはルーター機能もあり、読影ソフト(ビューワー、レポート作成システム)を Java で端末に配信する機能もあります。

ファイル転送型なので、センターから画像ファイルを受信し、記憶媒体にため込むようになっています。

内部の記憶媒体にはハードディスクでなく SSD や メモリーカード(CF,MMC,xD など)を使ったスピンレスなマイクロサーバーとなっています。 ぷらっとホームで売られている OpenBlocks のようなものと考えてもらって結構です。

*

かなり後発のメーカーで、なかなか斬新なアプローチかなと思って、最初は好感を持っていたのですが、導入された最初の製品を見て驚きました。

ディスクの容量がたった 8GB しかなかったのです。

この企業は遠隔画像診断をなめていると思いました。

私は 15年近く 遠隔画像診断をやっておりますが、最初の頃でも 8GB なんて貧弱な容量のシステムはありませんでした。

確か最初は 30GB のハードディスクがついていたのではなかったかと思います。

*

案の定あまりのパフォーマンスの悪さに、次の製品は 16GB に、そしてすぐ 512GB に変更されました。

CPU も高速化されました。

やはり、なめていたようです。

それともどこかで、辛酸をなめたのでしょうか。

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【関連記事】

ばかげた遠隔画像診断システム
危ない遠隔画像診断システム
とあるファイル転送型遠隔画像診断システムの欠点
ふざけた遠隔画像診断システム(続き)

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ばかげた遠隔画像診断システム

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イーサイトでも P●●社製でもない、とあるファイル転送型遠隔画像診断システム。

ここでも何回か欠点を書いています。下の関連記事をどうぞ。

うちのメンバーも頭に来て使用をボイコットしている人が多数。 もはや、私ともう一人しかこのシステムを使っていません。

*

今回紹介する バカさ は せっかく書いた所見を、あるボタンのワンクリックで「完全」消去する ことです。

*

テンプレートを開きますと、カテゴリ(臓器別)とそのコンテンツ(テンプレート文)を表示するメニューが開き、コンテンツを選んで、レポートの所見欄に上書きするか挿入するかが選べるようになっています。 ここまでは理解できる内容。

ところが、コンテンツでなく、カテゴリ(胸部、腹部、頭部など)の項目を選ぶだけで 勝手にその1番目のコンテンツの内容が レポートの所見に上書きされます。

つまり、それまで書いた所見が上書きにより一瞬に消えてしまい、しかも、復活させることができません。

たとえば、頭部と胸部がいっしょになった依頼が出た場合、頭部の所見を書き終わり、胸部の所見をテンプレートを元にして書き加えようとしたときに、せっせと書いた頭部の所見がすべてパア。

これは致命的なバグと思うのです。 ごく初期のワープロソフトでもこんなことはなかったと思います。

私はこれを 賽の河原システム と呼んでいます。

*

おや、なにか音楽が聞こえてきましたね。

Strawberry Fails Forever.

ビートルズかと思いましたが、歌詞が少し違うようです。

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【関連記事】

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遠隔画像診断の起業で最も重要なポイントは最初の顧客

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イーサイトのクラウド型遠隔画像診断システム DICOM PASSPORT を使えば、後払いが可能ですので、読影医側は初期費用はゼロでいけます。

つまり、開業資金はオールフリー。

*

以前にも書きましたが、あとは最初の顧客をいかにつかむかです。

この点が最も重要と思います。

実績のないものに重要な仕事を託す病院はまずありません。

自分がバイトに行っているとか、以前常勤で働いていたとかの「実績」があれば別ですが、実績がなければ全く関係のない病院から依頼を取るのはまずムリです。

実績が少しでも有ればプロですが、なければただのアマチュアです。

向こうはそう見ます。

この差は非常に大きいです。

天と地との差があります。

*

それなのに、最初から 「いくら以下ではやらない」 とか言う人がいます。

志が高いのはいいのですが、最初は運用上いろいろトラブルがあるもの。こちらの不手際によるものも多々あるでしょう。

相手の病院に「問題」がない限りは、その迷惑料を織り込んで、たとえ安くても引き受けるべきです。

多少安くても、その見返りに一番重要な「実績」を得られるわけです。宣伝費やその他の営業費をかけなくてすみますから、結局はトクになります。

*

それに一番大事なのは時間とも言えます。

断ると次はいつ来るかわからない最初の顧客ですから、とにかく早く実績を作ること。

最初の顧客が得られればあとはどんどん引き合いがあるものです。

最初からベストパートナーを得ようと思うのはムシが良すぎです。

「いつか王子様が迎えにくる」と思って、深窓にひきこもっているお嬢様ではないでしょう?

いつのまにか「適齢期」がすぎてしまう、に近い機会損失があるのです。

もったいないです。

*

ナカタニ本のように最後に一言。

最初の仕事は欲張らない、断らない、手を抜かない

*

イーサイトのシステムについてはこちら⇒遠隔読影の概要 – イーサイトヘルスケア株式会社

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【関連記事】

最初の顧客
遠隔画像診断システムの選び方
遠隔画像診断の起業(システム選択)
遠隔画像診断会社の業務(診断以外)
遠隔画像診断のビジネスモデル
遠隔画像診断のビジネスモデル(2)
遠隔画像診断のビジネスモデル(3)
遠隔画像診断のビジネスモデル(4)
遠隔画像診断のビジネスモデル(5)
遠隔画像診断サービスの値段
遠隔画像診断の起業における戦略的3要素

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画像診断クリニック

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今週は2ヶ所の画像診断クリニックの経営陣と懇談する機会がありました。

どちらも近隣の開業医さんから患者を紹介してもらって、手持ちの装置(CT、MRI)で画像診断をするというサービスを行っています。

*

そこでアドバイス。

画像診断クリニックにイーサイトの送信装置を置き、依頼主の開業医に ID、パスワードを発行しておけば、開業医はすぐに画像を自分のパソコンで見ることができます。

送信装置は月数万円のリースで置けます。

1回のシステム使用料は 500円程度ですが、開業医に CD-R で焼いて送付する手間が省けます。

つまり、こういう関係を作っておけばどんどん患者を紹介してくれるってわけ。

*

あるいは近隣のクリニックに CT や MRI を入れるとか、CT や MRI を持ったクリニックを作るという話があるのであれば、そのクリニックに

うちはこういうシステムがあるので、先生のところで独自に高額医療機器を買う必要はないですよ

患者をどんどん送ってください

画像はいつでも見られますし、レポートをつけることもできます

という交渉ができます。

うまくいけば、ライバルを減らし、顧客を増やす という一石二鳥の効果ですね。

すごいな、イーサイト。

> イーサイトヘルスケアのクラウド型遠隔読影ASPサービス

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書物のデジタル化

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私は読んだ本をデジタル化していますが、読んでいない本はしていません。

本は読むもの、知識を得るものです。

昔は百科事典(学研百科事典、某社のホーム百科事典)も全部通読していました。

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本を読まずにデジタル化して、iPad に入れて必要なときだけそれを検索する人がいますが、そうすると本の内容は大部分が死蔵になってしまいます。

実にもったいないことです。

ここからは読影医としての読書の話になりますが・・・

読影医は OJT(on the job training)として、自分の経験した症例だけをマスターしていけばいいという意見の方もおられるかもしれませんが、読影のための知識の体系が身についていないと、個々の知識も自分の血肉になりません。

教科書を読んで体系を一度身にまとい、それに自分の経験した症例を付け加えていくのが王道です。

自分の経験した症例しか所見をつけられない人に限って、「私の経験では・・・」とかよく口にするのですが、読影医歴25年以上になる私から見ると「百年早い」と思います。私はおこがましくてそういう言い方はとてもできません。

*

大学院にいたころ、「これからはコンピュータで検索したらすべて出てくるようになるので、細かいことは覚えなくてよくなる」、と言っていた読影医もいましたが、たいていのことは知っておかないと、いちいち調べながらでは一日100件の所見はつけられませんね。せいぜい20件どまりでしょう。

一日100件(ふだんの 5倍ということです)所見をつけて、20年ほど読影したら、5×20で 「百年早い」 とは言われなくなります、たぶん。

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体系化できる力

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昔私がいたころの京大放射線科の画像診断セクションはすごい人が多かった・・・

研究分野としての臓器別専門医はいましたが、ほとんどのみなさんは generalist で、どんな症例に対してもすごい読影をしておられました。

generalist>specialist

という図式がちらついたものです。

*

すごい人はみんな体系化力とそれによって培われた「体系」を持っていたようです。

いろんな知識を自分なりの言葉に置き換えて、自らの「体系」に付け加えていく。

未熟者は枝葉末節の知識を 幹も枝もないところに貼り付けようとするので、さっぱり役に立たない変な知識の木になってしまうのです。

そして時間が経てばすぐに落ち葉になってしまいます。

幹と枝がしっかりしていると、接ぎ木でどんどん大きくしていけます。

つまり、体系ができていると 知識は相互に結びついてさらに強固な構造体になります。

*

体系ができていると、大きな間違いはしません。

自信を持って診断に臨めます。

まず、体系を身につけましょう。

そのためには いい教科書をじっくり読む、それが原点です。

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脳・脊髄の連想画像診断−画像に見えないものを診る / 森 墾

脳・脊髄の連想画像診断−画像に見えないものを診る

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森 墾

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画像診断の教科書ですが、2人の研修医と指導医が繰り広げる「無礼講」的カンファレンス形式の文体がおもしろいです。

実践編基礎と実践編応用、読影基礎編の3章からなり、それぞれが1冊の本のような感じで独立しています。

実践編基礎は MRI の基礎、実践編応用は神経疾患の提示、読影基礎編はかなり思想的な内容。

*

著者は東大放射線科の森先生で、私より一回り以上若い人ですが、ご自分がモデルと思われる指導医は「毛が薄い」という設定のようです。

モリというのは朝鮮語で「頭髪」のことですから、それにかけたのかもしれません。

ただの偶然かもしれませんが。 ラテン語のモリ(死)にかけると、ブラックジャックに出てくるDr.キリコのような人物設定になったかもしれません。

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実践編基礎は初学者向け。

実践編応用は脳脊髄の症例ですが、どちらかというと他の臓器がご専門の人に読んでほしい。もちろん、初学者にも。 脳脊髄の読影のおもしろさが伝わってきます。

p.160 のタイトルの remote cerebellar hemorrhage が remote cerebellar atrophy と誤植になっているのは惜しいですけどね。

*

第3章の読影基礎編は言語学やら論理学やら出てきて、大学生時代にソシュールやらレヴィ=ストロースやら読んで頭の痛くなった私でも なんとか最後まで読め、結構ためになりました。

それにしても、下野太郎症候群(著者の造語)という言葉があるとは知りませんでした。

アメリカの放射線科医の使う「シマウマ・リスト」というのがよく出てきますが、あれはアフリカからの留学生に教えるときはどう言うんですかね。

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恥骨を触られて

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腹部のレントゲン写真を撮られる際の話ですが、

「技師に恥骨を触られたが、あれはエッチな目的で触っているのだろう」

と掲示板に書いていた女性がいました。

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このようなことを書くと笑われますので注意しましょう。

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あれは尾側(体の下の方)をどこまでレントゲンに写すかということを確認するために、目安として恥骨が使われるので、恥骨の位置を確認しているのです。

恥骨がちゃんと写っていないと技師は医者に怒られます。

それを確認しないで適当にレントゲンを撮ると、必要な範囲が十分撮れていなかったり、逆に不要な部分が写っている(すなわち放射線が当たってしまっている)ということになります。

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エッチな目的なら恥骨以外(もっと下?)の方に指が行きそうですけど・・・

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参照画像のアノーテーション

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なんのこっちゃ とお思いの方はとばしてね。

画像診断の報告書を作成するときに、画像の一部を切り取って所見用紙に添付して説明の足しにすることが多いです。

この切り取った画像を参照画像と呼びます。

多くは矢印をうったりしてわかりやすいように工夫します。

*

参照画像の作成方法には、

  1. ビューワーの画像に矢印や文字をうってから切り取る方式
  2. 切り取ってから矢印や文字をうちこむ方式

 

の2つの方式があります。

プログラミングがやさしいからか、1を採用しているケースが多いのですが、1には3つの欠点があり、このため2のほうが圧倒的に優れていると私は考えています。

イーサイトは2の方式を採用していますが、他は1が多いですね。

1が多い理由は

  1. 作る人が1と2の方式があることを知らない
  2. 知っていてもどちらがいいか考えない
  3. どちらがいいか考えてもわからない
  4. わからないのにユーザー(医師)に訊かない

 

などのトホホな理由です。

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遠隔画像診断システムの選び方

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ご自分で遠隔画像診断プロバイダを立ち上げるにしろ、どこかの会社に雇われて自宅で読影にするにしても、ちょっとした問題点があります。

それは使用するシステムがどれだけの場所をとるか、です。

イーサイトのシステムのようなクラウド型であれば、通常のパソコンで使用できますから、余分なスペースは要りません。1920×1080ドットの液晶を使えばモニタは1面でもなんとかなります。

*

問題はクラウド型でないシステム。

2面か3面のモニタを使うものや、通常のパソコンより大きな本体がついてくるものが多いです。

そのため、自宅では結構場所をとります。

日本の住宅事情では、配偶者の理解が得られないと、こうしたシステムを入れられないことが多いです。

すでに似たような大きなシステムを入れてしまっている人は、もう一つ別の大きなシステムを入れる余裕はないことがほとんどです。

VPN などのために余分に回線を引かないといけなくなることもあります。

*

遠隔画像診断プロバイダを立ち上げる際に こうした大きなシステムを採用してしまうと、参加してくれる医師は当然限られることになります。

経験者(すでにどこかの遠隔画像診断プロバイダに所属している)が「置く場所がない」とか「新しく回線が引けない」とかいう理由で参加してくれなくなります。

つまり、参加できる医師は 初心者の割合が増えることになります。そのため、余分な管理コストがかかったりします。

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ということで、クラウド型のシステム(特にイーサイト製)を採用するにこしたことはないという、いつものお話です。

イーサイトのシステムについてはこちら⇒遠隔読影の概要 – イーサイトヘルスケア株式会社

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mucor(ムコール)について

ムコール症という病名があります。

mucor(英語), Mucor(独語) というのはケカビ(カビの一種)のことで、ムコール症はカビによる病気つまり真菌症の一種です。

日本では「ムコール」という表記が一般的で、ドイツ語読みなんでしょうか(未確認)?

英語では 「u」 にアクセントがあり、「ムーコー」というように聞こえます。

下のウェブサイトで発音が聴けます。 > http://ejje.weblio.jp/content/mucor

「mucor」を含む例文一覧

a genus of mold, called mucor

のところです。

*

ということで「ムーコル症」と表記すべきと言う意見がありますが、少数派のようです・・・

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放射線科読影医の報酬

放射線科の仕事量は数十倍のオーダーで増えています

私が卒業した四半世紀前は MRI はまだ世になくて、CT は世界最高性能の機種といえども腹部造影CTをとるのに50分も時間がかかっていました。 スライス厚は1cmでした。

現在は安いCT でも 15分もかからず、3mmや5mmスライス厚で何相も撮るものですから、スライス数が数百枚になってしまいます。

頭部の単純CTなんて 5分で終わってしまいます。以前は 20分以上ね。

検査数で 3-5倍。検査あたりのスライス数で 3-10倍。

ざっと考えて読影しなくてはいけない 総スライス数から見た仕事量は 10-50倍くらい増えているわけです。

おまけに MRI の分が上乗せ。

他科も増えているけどせいぜい数倍

外科や内科の先生方が、いくら仕事が増えているとしても、外来患者が2倍以上になることは少ないし、手術数が2倍になることもそんなにない(あるとすれば以前の仕事量が限界に達していなかった?)。

仕事が10倍というオーダーで増えているのですから、人員を10倍に増やすか(アメリカではそうなっています)、給料を10倍にするかしてくれと言いたいところですが、以前私のいた市立病院では人員は2人のままで給料も他の科の医師と同じ。

せめて所見1枚あたりの給料制にしてくれと言ったが、それも却下。

ということで、所見1枚いくらで働く今の境遇に移ったわけです。

以前と仕事量はそんなに変わらない(出勤日は半減)が、年収は数倍。

*

この歪(仕事量の増大が収入につながらない)は今も進行中・・・

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Philips SpeechMike LFH5276

lfh5276.jpg

*

ヤフオクでオフィスワールド( officeworldoa )という業者さんから入手。

7050円。

ちゃんと使えました。

3台ほど出しておられましたが、私が 1台ゲット。

どこかの施設で大量に余ったりしていませんか?

そんなときはこっそりヤフオクに出してね。

*

我々の業界では誰でもご存じの、音声入力ソフト アミボイスで標準採用されている最高品質のマイクです。

音声入力のために便利なボタンがたくさんついています。

高速読影には欠かせません。

新品は 5万円くらいするので自分で買うにはちょっとね。

まあ、廉価なパソコン用マイクでも 特定の製品(MM-MCUSB13, BMHUH01SVA)はほぼ同等の変換効率を誇るものもあります。2000円くらいで新品で買えますが、それらには便利なボタンがなかったりするのでちょっと使いにくい。

*

日本では買えないので、アメリカのアマゾンで買った人もいます。

アメリカのアマゾンの販売ページ> http://www.amazon.com/Philips-LFH-5276-Speechmike-5276/dp/B000K4SKK8

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【関連記事】

フィリップス SpeechMikePro LFH5276

MM-MCUSB13 と BMHUH01SVA

Windows7 で Amivoice

Windows7 で Amivoice(続き)

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読影所見の書き方

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読影所見の書き方は人さまざまです。

箇条書きがいいのか、そうでないのがいいのか。最近は箇条書きの人が多いかな。

英語で書くのか、全部日本語にすべきか、などは古くから議論されていて、最近は日本語に統一されていたようです。

*

所見も意見もごっちゃになっているとわかりにくいですから、それらは区別して書くべきですが、単なる個人の意見を不可侵の事実のように書いてしまう人もいます。

訴訟されるともめますよ~

私はなるべく箇条書き というか段落分け をして、項目別に所見を書き、その段落内でそれについての考察を書くようにしています。

*

結構抜け落ちているのが 「読む側の視点」 ですね。

読影医の中には

読み飛ばされると気分が悪いから
なるべくわかりにくいようにズラズラ書いて、
最初から最後まで読まないとわからないようにしている

という人もいます。

私の顧客は画像を専門としていない一般開業医の先生も多いので、ぱっと見て重要度がわかるようにある工夫をして、重要でない項目は読み飛ばしてもらいやすいように 考慮しています。

*

開業医の先生方は外来診察室で我々の書いたレポートを読むわけです。

おそらくその患者さんを目の前にしながら。そして待合室にいる多くの別の患者さんを気にしながら(迫り来る時間に追われながら)。

そういうときに、意味の分からない文章を首をひねりながら読むと、患者さんは良からぬ勘違いをするわけですね。

つまり、医師患者関係を悪くする(トラブルを引き起こす)可能性があるわけ。

だから、あせっているときでもパッと見て重要な所見、結論がわかりやすいこと が求められているわけです。

これは勤務している病院の外来患者さんのケースも同じです。

そこまで考えて明快な所見を書くようにしたほうがあなたの評価が上がります。

あ、重要な商売上の秘密を明かしてしまったかも。

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大学病院の高度医療

*

昔のとある大学病院の話。

外科のQ先生、あちこちの病院で「手術はできません」と言われた患者の手術をしてくれるというので、名医と慕われて遠方からも患者が来院。

手のつけられないほど広がった癌病巣をすべて取る「超」拡大手術を行うのですね。

こういった患者は 画像診断でわかる転移巣以外にも全身に癌病巣が広がっているので、どんな手術をしても癌のすべてを取ることはできないのです。

つまり、手術適応がない。 というか、手術をすることでかえって余命を縮めてしまうのです。

*

実際、Q先生の手にかかると回復室で意識の回復しないまま(「麻酔が覚めない」と婉曲的に麻酔医のせいかもと思わせる表現が使われることも・・・) お亡くなりになったケースが多かったようです。

最悪の場合、手術中に亡くなる、と。

口の悪い同僚は「生体解剖じゃないか」と言っている人もいたようです(思っている人はもっと多かった)。

でも患者の家族は 「これだけしてくれて、だめだったのだから」 と納得されていたようです。感謝さえする家族もあったとか。

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このQ先生、ついに大学病院におれなくなり、ある県立病院に出されました。

そこでも同じ医療をして同じ結果が出たわけですが、それからが違いました。

訴訟沙汰になったのです。

大学病院の医療は高度だから許された、というのは間違っていますね。医療内容は同じだから。

大学病院では患者や家族の「勘違い」が高度だったということでしょう。

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最近は様変わりして、大学病院でも容赦なく訴訟されることが多くなりました。

喜んでいいのか悪いのか。

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腰椎の圧迫骨折には T1強調画像を

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腰椎のMRI は多い時で一日に 15件くらい見ていますが、高齢者に多い圧迫骨折の時期判定に一番有用なのは T1強調矢状断像だと思っています。

最近の若い技師さんは、STIR が大好きなようで、矢状断も(横断像でさえも)STIR を撮ってくれます。

それで時間がなくなったからか T1強調画像 は一枚もないことがある。

STIR は画質が悪いので実際はほとんどありがた迷惑なんですね。

「なんでT1強調画像が1枚もないねん」

と叫ぶことがしばしば。

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最低限、T2強調画像(矢状断、椎間レベルの横断像)、T1強調画像(矢状断)の3シリーズで、高齢者の圧迫骨折、椎間板ヘルニア、変形性脊椎症、椎間関節症、骨腫瘍などは十分に診断が可能なことが多いです。

STIR の感度は T1WI よりはいいので、微妙な骨傷(骨挫傷)の拾い上げにはいいと思いますが、そういうものはどうせ放置していても完治しますよね?

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脊椎脊髄ジャーナル 2013 April 脊椎脊髄の解剖と疾患

脊椎脊髄ジャーナル 26巻4号 (2013年03月28日発売)

出版社名:三輪書店

★★★★★

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整形外科や神経外科の医師もよく読んでいる月刊誌「脊椎脊髄ジャーナル」の特集号。

523ページ。

解剖が懇切丁寧でわかりやすいのが最大の特長でしょうか。お勧めします。

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頭蓋頸椎移行部は私の好きな部位ですが、手術方法が学べてありがたいです。

「脊髄・脊椎の血管解剖そしてAVFについて」は知識としては知っているのだけれども、アンギオの写真を見ると、分類のどれかわかりにくいですし、シャント部の同定も難しいものです。

「頸椎CT angiographyの有用性」では bow hunter(bowhunter’s) 症候群の 3D画像が載っていて勉強になりました。

撮像法としては、MR neurography、SWI、IDEAL が詳しく書かれており、いいと思いました。

疾患のところでは、「奇形疾患」、「脊髄サルコイドーシス」がわかりやすく書かれていると思いました。

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誤植は少なかったですが、「~状」と書くべきところを「~上」と書いてある場合がかなりありました。IME の誤変換でしょうが、私も気をつけましょうっと。

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目次

第1章 画像および術中解剖アトラス
頭蓋頸椎移行部
画像 / 森 墾,他
手術:前方から / 高安 正和
手術:後方から / 下川 宣幸,他
手術:外側から―頸椎側方進入(lateral approach) / 米 和徳,他
頸椎・頸髄
画像 / 伊藤 大輔,他
手術:前方から / 進藤 重雄
筋肉を温存した頸椎後方進入法 / 青山 龍馬,他
胸椎・胸髄
画像 / 斎藤 史根,他
胸椎への手術アプローチ―前方進入法 / 金子慎二郎,他
胸椎の後方進入に必要な解剖―椎弓根スクリューの刺入を中心に / 齋藤 亘,他
手術:後外側進入(costotransversectomy) / 海渡 貴司,他
頸髄・胸髄
脊髄の解剖と髄内腫瘍へのアプローチ / 寳子丸 稔
腰椎・腰髄
画像 / 青木 茂樹
手術:前方から / 村上 英樹,他
腰椎後方アプローチ / 渡辺 航太,他
手術:内視鏡から / 橋本 光宏,他
仙椎・尾骨,骨盤
画像 / 佐藤香菜子
前方・後方からの外科解剖と進入法 / 大幸 俊三,他
脊髄・脊椎の血管解剖
脊髄・脊椎の血管解剖 / 伊藤 圭介,他
脊髄・脊椎の血管解剖そしてAVFについて / 飛騨 一利
正常変異とアーチファクト / 中田 安浩
術後の画像,デバイス / 國松 聡
脊椎脊髄の解剖と発生 / 宇都宮英綱
第2章 知っておくと役立つ特殊検査
MRI―MR myelography, neurography / 米山 正己,他
MRI―MR angiographyの有用性と限界 / 土屋 一洋
MRI―拡散画像 / 堀 正明,他
MRI―磁化率強調画像 / 藤間 憲幸
MRI―脂肪抑制(Dixon法とその変法) / 小林 晋,他
頸椎CT angiographyの有用性 / 根尾 昌志
核医学:PET・SPECT / 今林 悦子
DXA(dual energy X-ray absorptiometry,二重エネルギーX線吸収法) / 曽雌 茂,他
第3章 MRIが特に有用な疾患とその周辺
多発性硬化症/視神経脊髄炎 / 吉田茉莉子
髄内腫瘍―組織学的多様性と定型的ならびに非定型的画像所見 / 金 彪,他
脊髄腫瘍―髄外腫瘍 / 石井 賢,他
脊髄血管障害 / 淺野 剛
脊髄サルコイドーシス―頸椎症性髄内浮腫との鑑別診断 / 安藤 哲朗,他
MRIにおける脊椎の骨髄変化 / 上谷 雅孝
奇形疾患―二分脊椎を中心に / 下地 一彰,他
頸椎症性髄内浮腫 / 柳下 章

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肺動脈内のガス

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よく見ますよね? 肺動脈内のガス。

ガスと言っても空気でしょうが(時間が経つと窒素の割合が増えるわけで)。

たいていは造影剤静注後の像で、エア抜きが不良の時におきます。 ま、自然になくなる・・・というか見えなくなる。

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で、なにが言いたいかというと、これを見て

「たいしたことがない」

と即断していいか、という話です。

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実際問題、たいていは問題ないことがほとんどなのですが、

「ここにこれだけしか溜まっていないから注入されたのはごく少量」

と考える楽天的なことでいいか。

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ここに見えるこの分しか注入されなかった というのは実は正しくないですね。

容量的にはここにはこれだけしか溜まれないわけです。

これより多くなれば末梢に流れていくので、いつもこれだけしか溜まっていないように見えるわけです。

もっと大量に注入されたのだが、大部分のガスは肺野レベルの肺動脈に流れてしまったのではないかと考えて、Window/Level を変えて肺野の肺動脈の内腔を見るようにすべきじゃないかなあ、といつも思うわけです。

ま、ほとんど吸収されているか画質のせいで見えないのか、末梢の肺動脈内にはほとんど見えないのが常なんですが。

こういう態度は悲観的すぎるでしょうか。

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この前、同僚の医師にどう思っているか訊いてみようと思って話しかけましたが、肺動脈を大動脈と言い間違えたため、話がそれてしまって途中で訊くのをやめました。^^;

そのときは彼は Window/Level を変えていたので「たぶん考えているなあ」と思ったのもそれ以上訊くのをやめた一因ですが。

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画像診断のトリビア / 百島 祐貴

画像診断のトリビア 画像診断のトリビア
百島 祐貴

中外医学社 2012-04-15
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画像診断の歴史ってのは我々読影医でさえもそんなに知らなくてもすんでいるものですが、いろんな用語の由来などなんなりをちょっと知っていれば、足のウラのご飯粒がとれたような爽快感が味わえるものです。

「シマウマ」とか「ミニーおばさん」とか「crazy paving」とかね。

まあ、知っていればいろいろ使い道もありそうです・・・

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載っている写真は過去の歴史的なもののため画質が悪いものが多いので、もっと紙質を落としても問題なさそうです。

そうやって安価にすればもっと売れるかもしれませんネ。

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春の嵐

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いえ、別に風が吹いているわけではありませんが、今年の春は少し異常。

例年4月の初めは読影依頼数が少なく、結構ヒマになることが多いのです。

内科医や外科医などの依頼を出してくれるお客さんのうち、勤務医の人が異動のために入れ替わることが多いからと推測しています。

新たに着任した医師も、遠隔画像診断というシステムがあることすら知らずに引き継いでしまうからでしょう。

毎年、GW まで結構ラクをさせてもらっていました。

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今年は全然減らずに、むしろ激増。

なぜだ。

おかげで日本医学放射線学会の総会(横浜)も1日も行けずじまいでした。

このままでは顧客を減らさないといけないかもしれません。

この前読んだ本でも「客の1割は毎年カットしろ」と書いてありましたし。

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今カットするなら、MIC からの下請け仕事 でしょうね。

あれのために帰りがすごく遅れますし、システムがタコのため能率が悪くなるのと、やる気が失せることがおびただしい・・・

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医学書と医学雑誌の購入

医学書、医学雑誌ともに、最近なかなかリアル店舗に行く暇がないので、ネットで買うことが多くなっています。

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医学書の場合

そう、書籍と電子書籍のハイブリッド書店【honto】 ですね。

ここの会員になってメールマガジンも登録しておくと、すごくお得な割引キャンペーンのお知らせが来ます。

まれに 15%引きなんてときもあるので、はずせません。

普通の本や雑誌も置いていますが、放射線科医用の医学雑誌は扱っていません。

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医学雑誌の場合

fujisan.co.jpへ
/~\Fujisan.co.jpへ

医学雑誌ではやっぱりここの品揃えが多いです。

残念ながら割引がほとんどありません。

普通の雑誌も扱っており定期購読すれば割引になることがあるのですが、医学雑誌の場合ほとんど割引されません。

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売り切れの場合

他のサイト(楽天市場 など)で新品を探すか、アマゾンのマーケットプレイス( 医学・薬学・看護学・歯科学 )で中古を探します。

楽天市場の中には複数のネット書店(HMV、 boox、三省堂、BOOKFAN、ぐるぐる王国、ブックセンターいとう、柳正堂など)が出店しています。個々のサイトで探すより楽天市場で検索すればものすごく手間が省けます。

楽天本体が経営するネット書店の楽天ブックスもありますが、楽天市場の中で検索すれば楽天ブックスの商品も同時に検索してくれるので、楽天市場のみのチェックで結構です。

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日本医学放射線学会

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昨日から横浜で総会をやっているようですね。土曜日に私も覗きに行って来ます。

そのせいで昨日は遠隔画像診断の依頼がちょっと増えました。

テラークには優秀な読影医がたくさんいるので、

 

  1. 自分でつけた分(テラーク以外の分も含む) 76件
  2. 二次チェック 132件

 

と、私の負担はこんな程度で、すんでいます。

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今日は金曜日ですが、依頼はもっと多くなるでしょう。

毎週金曜日はセンターの読影医は私一人なので、忙しさは結構跳ね上がると思います。

センターでしかできない仕事があって、これがシステムがタコで時間の割にさばけない。

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まあ、多少仕事が多くても、1件いくらの従量制で仕事をしているので、入ってくるお金のことを考えれば、それほどストレスにはならないのですが。^^;

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慢性の気管支炎

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私は画像診断の所見によく

慢性の気管支炎

と書いたりします。 慢性気管支炎のことではないです。

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慢性気管支炎 とは症候群名で、次のような定義があります。

持続性あるいは反復性の痰を伴う咳が少なくとも連続して過去2年以上、毎年3カ月以上続くもの

慢性気管支炎によく見る画像所見(気管支壁肥厚、粘液栓)があっても、症状が定義にあてはまらない場合があるので、「慢性の気管支炎」 とぼかして書いています。

画像診断のみをもって、「慢性気管支炎」という診断はできません。

咳や痰のある症例に限り、「慢性気管支炎の疑い」と診断欄に書くのであれば許されるとは思いますが。

もちろん、私の言う「慢性の気管支炎」というのは「慢性気管支炎」を含む(上位)概念です。

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圧排と圧迫

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画像診断の所見を書くときに、「圧排」と「圧迫」とをしっかり使い分ける方がいいと思います。

  1. 圧迫のない圧排
  2. 圧排のない圧迫
  3. 圧排と圧迫が両方存在

 

の3つの場合があるからです。

3つ目の場合は、

【病変】は【臓器】を圧排圧迫しています。

などのように回りくどく書くこともあります。

この方が読み手に注意を促すことができるからです。

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